若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
オグマサナエ卵~4齢、タベサナエ卵~3齢、フタスジサナエ卵~4齢を高倍率撮影画像で差し替えました。

オグマサナエ
オグマサナエ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像

タベサナエ
タベサナエ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像

フタスジサナエ
フタスジサナエ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像

アオサナエ♂のバトル

今年こそ何とかキイロヤマトンボの採卵をしたいということで、6月7日と同じ場所へ。ここでは細々と生きているトンボなので、本日の滞在時間中は♂すら見ませんでした。以前キイロヤマトンボが見られていた他ポイントも、どんどん護岸工事が進んでいて、なかなかきびしい状況です。
今日の個人的収穫としては、寄れるトンボについては広角レンズで飛び物写真がクリアに撮れるということ。
下は、ずっとパトロールしていたコヤマトンボ♂。

コヤマトンボ
コヤマトンボ♂のパトロール

今までも広角レンズは時々試していたのですが、今日適切なセッティングがようやく分かりました。
同様に広角レンズで撮ったアオサナエのバトル。

アオサナエ
アオサナエ♂のバトル

アオサナエは16:50頃に交尾もありましたが、6月1日のムカシヤンマのようにラッキーは続かず、すぐに見失ってしまい交尾写真は撮れませんでした。

今年もキイロヤマトンボ

6月1日と同じ川へ。
今年も、無事キイロヤマトンボに会えました。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボ♂のパトロール

15:10頃にパトロール開始しましたが、ここではその時間くらいから現れることが多いです。
全く同じ頃から、それまでいなかったアオサナエも縄張りを始めました。

アオサナエ
アオサナエ♂

福岡初イソアカネの報告など

4月29日にお知らせしたように、「福岡県初のイソアカネ」を報告した日本トンボ学会の機関誌「TOMBO」が発刊されました。
現在までの、本邦のイソアカネ報告も一覧表にしており(文献は二橋亮氏からいただきました)、コチラでpdfが見られますので興味のある方はご覧になって下さい。

イソアカネ
イソアカネ♂

他にも、2編掲載されました。
ひとつは、「アルビノを伴うアオハダトンボ形成異常卵」で、おそらくトンボでアルビノ形質を示すものとしては世界で初報告。
アルビノとは白化個体のことで、ほ乳類ではよく知られていますが、トンボの色素形成メカニズムから考えると、おそらくトンボ成虫で全身アルビノ個体が発見されることはないと思われます。ネットで調べるとトンボのアルビノ画像は出てきますが、テネラル個体を見誤ったものか、泥などで汚染された個体です。卵のみに限定されますが、全身アルビノ形質を示したトンボです(孵化して1齢ヤゴにはなりましたがすぐに死亡しました)。
こちらは、ホームページで”その他”→”雑記”に掲載しました。コチラでpdfが見られます。

アオハダトンボ
アルビノを伴ったアオハダトンボの形成異常卵

もうひとつは2019年6月29日にこのブログで報告しましたが、「終齢でさらに過剰脱皮したミヤマサナエヤゴ」。TOMBOに投稿した時点では、こちらも世界初報告かと思いましたが、”他種ヤゴで同様の過剰脱皮を観察して今年発表”とY氏から私信をいただいております。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2021年6月13日追記

6月4日時点で既に報告済みでした。失礼いたしました。終齢ヤゴの過剰脱皮という稀な現象が、たまたま同一年に発表されたことになります。

横山透,2021.ホソミモリトンボ終齢幼虫の過剰脱皮の記録.Aeschna,57:9-10.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こちらも、ホームページで”その他”→”雑記”に掲載しました。コチラです。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ過剰終齢ヤゴ

ムカシヤンマの交尾

午前中は、2020年6月10日のキイロヤマトンボの川へ。
ヤマサナエが4-5頭いて一番目立っていましたが、アオサナエも今年も無事で2頭の♂を確認出来ました。キイロヤマトンボは滞在時間内は見かけませんでした。

アオサナエ
縄張りするアオサナエ♂

ここでは初めてとなるムカシヤンマもいました。福岡市とその近郊では7カ所目です。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♀

このポイント自体には繁殖出来る場所はなく、どうも川の対岸の森に住みかがあるようです。昼頃に対岸の樹林で動く大型のトンボに気づき、写真を撮ってみるとムカシヤンマでした。

ムカシヤンマ
樹林で活動、摂食するムカシヤンマ

午後は、ムカシヤンマの交尾が撮れるチャンスがあると思われる、5月30日の場所に移動。この場所では、水がしたたる斜面が陰り始める1:30以降くらいからが、産卵タイムのようです。

ムカシヤンマ
もはや、お友達状態のムカシヤンマ♂。深度合成撮影。

2:30頃に♀が産卵にきて♂に連れ去られましたが、今日はラッキーで連結後は遠くの樹林へは去らず、近くの川岸に着地しました。なかなか訪れないチャンスなので、バシバシと撮影。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマの交尾

交尾時間はトンボの中では中間で、15分間くらいでした。

さて、この山系にはヒメサナエが結構いるのですが、少し離れた渓流ではヒメサナエ♂の縄張りが始まってました。昨日から、福岡は急に夏のような陽気に変わっています。

ヒメサナエ
縄張りするヒメサナエ♂

この時期うざいのが眼前をブンブン飛んで、すぐに目に飛び込もうとするメマトイ。今まで色々と対策してきましたが、今年はこの子供用捕虫網。

捕虫網
メマトイ対策の捕虫網

これで、眼前に現れたメマトイをさっと捕獲して容赦なくプチッと。これまでの対策では一番のヒットでした。

ムカシヤンマ♂のバトル

今日もムカシヤンマで、5月14日と同じ場所へ。
ここは、産卵出来そうな斜面が1カ所のみで、ずっと♂が縄張っているので、うまくいけば交尾写真が撮れるかも?という目論見です。常時♂1~2頭がいて、3頭♂のバトルもあったので最低でも♂が3頭いることが分かりました。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♂2頭のバトル

2時過ぎに♀が現れ、すぐ♂に連れ去られました。なんとかカメラの射程範囲といえる場所まで行方が追えましたが、樹林に入った所で見失いました。見失った近辺の葉や枝を何回か見返しましたが、そこに交尾態は発見出来ずでした。ということで目的は失敗。
ムカシヤンマはかなりどんくさいトンボで、慣れてくるとかなり近寄っても逃げませんし、横を歩くとすぐにヒトに止まろうとしてきます。しかし、♀が現れた時の瞬発力はさすがでした。後方上空から現れた♀をスクランブル発進して一発でキャッチし、空に連れ去って行きました。

ムカシヤンマ
服に止まろうと迫ってくるムカシヤンマ♂

ムカシヤンマ6カ所目

2019年5月23日に、福岡市街地でムカシヤンマを見たものの発生ポイントは不明でした。春先、その近場に水がしたたる怪しい土手を見つけていたので、そこかも?と見てきました。訪れた時間には、その土手はもう日陰になっていてムカシヤンマはいませんでしたが、すぐ近くの日が当たっている道路上に♂が1頭いました。

ムカシヤンマ
木の幹に移動して、ムカシヤンマらしくペタッと止まった♂

個人的には、福岡市とその近郊でムカシヤンマの発生地として見つけたのはこれで6カ所目です。いずれも数は少なく細々と生き残っていますが、探せば福岡市内にもっと産地が見つかりそうです。
下は、今日別の場所で見た♂ですが、舗装道路に産卵するかのような謎の行動をしていました。尾端のクリーニングでもしてるのかと思ってましたが、写真をよく見ると腹部第6-7節間に亀裂が入ってしまったようです。その後、ちゃんと飛んで行きましたが。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ謎の行動

ムカシヤンマ vs トカゲ

クロサナエの産卵がないかと5月14日と同じ場所へ。ダビドサナエ系の産卵は1回来ましたが、今日もクロサナエではなくダビドサナエでした。
3月30日にヤゴを探した時は、ダビドサナエは多数、クロサナエも少しいたのですがダビドサナエ系♂の縄張りは全く見ません。うーん、なぜ?
今日も、まず出迎えてくれたのはムカシヤンマでした。♂が最低2頭いて、♀も1頭見かけたので、住みかの崖の斜面はごく狭い範囲なものの、この場所は来年以降へも繋がりそうです。
岩の上で、ムカシヤンマがトカゲと対峙していました。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ vs トカゲ

何か起こるのかと思いましたが、そのうちトカゲは興味を失って行ってしまいました。さすがに獲物としては、ムカシヤンマは大きすぎたようです。
あと、今日はミヤマサナエの♂も道路上にいました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ♂

北海道産ヤゴその後

北海道産のヤゴが脱皮を繰り返しながら、ゆっくりと成長しています。
クマモエゾトンボは、4月23日より1齢進み9齢になり、おそらくF-3(終齢より3つ手前)でしょう。

クマモエゾトンボ
クマモエゾトンボF-3

カラカネトンボも翅芽の具合からF-3?

カラカネトンボ
カラカネトンボF-3

カラカネトンボは頭部が小さめで、下のトラフトンボヤゴに似た体型です。

トラフトンボ
トラフトンボF-3

カオジロトンボはF-2?

カオジロトンボ
カオジロトンボ F-2?

ムカシヤンマ

クロサナエの採卵目的で4月21日と同じ場所へ。
ダビドサナエ系は3回産卵にきましたが、全部ダビドサナエで目的は失敗。天気もいまいちで、♂もダビドサナエの1頭を見たのみでした。

途中、大型のトンボが無警戒に近づいてきましたが、このポイントでは初めて見るムカシヤンマでした。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♂

縄張りをしていて、よくよく見ると♀が産卵にきそうな水がしたたる斜面がちゃんとありました。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♂が見張っていた斜面

ここは何回も横切ったことがあるのですが、ムカシヤンマが住める環境があったとは今まで全く気づきませんでした。

yagopedia blog版(ヤゴペディアブログ)