「自宅作業」タグアーカイブ

若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
アオモンイトトンボ卵~2齢、アジアイトトンボ卵~2齢、ハラボソトンボ卵~3齢、ヒメクロサナエ卵~2齢、マイコアカネ卵~2齢、モノサシトンボ卵~2齢を高倍率撮影画像で差し替えました。

アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボ1齢 左が従来画像、右が高倍率
アジアイトトンボ
アジアイトトンボ1齢 左が従来画像、右が高倍率
ハラボソトンボ
ハラボソトンボ1齢 左が従来画像、右が高倍率
ヒメクロサナエ
ヒメクロサナエ1齢 左が従来画像、右が高倍率
マイコアカネ
マイコアカネ1齢 左が従来画像、右が高倍率
モノサシトンボ
モノサシトンボ1齢 左が従来画像、右が高倍率

モノサシトンボ卵は先端に突起があるのが特徴です。
従来の卵画像でははっきりしていませんでしたが、差し替え画像ではよく見えるようになりました。

モノサシトンボ
モノサシトンボ卵先端の突起

アジアイトトンボ、モートンイトトンボ、ハラボソトンボヤゴの生態動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アジアイトトンボモートンイトトンボハラボソトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

アジアイトトンボ
アジアイトトンボヤゴの生態
モートンイトトンボ
モートンイトトンボヤゴの生態
ハラボソトンボヤゴ
ハラボソトンボヤゴの生態

ヤゴペディアアップデート

ちょっと忙しかったのと、ネタもないのでずっと更新をさぼってました。
ボチボチ復活します。

まず一つ目は、”ヤゴペディア”をスマホ対応(レスポンシブデザイン)にしました。
もともと、パソコンで見るのに適している図鑑系ホームページなので、どうやってスマホ画面に落とし込もうかと色々トライ。
ヤゴが1頭ずつ出る縦スクロールバージョンも試作してみましたが、ある程度まとまってヤゴが見られないとやはりきついですね。

ということで図鑑については単純に縦横スクロールして見るようにしました。
スマホではちょっと見づらいですが、以前よりメニューバーは使いやすくなりました。

個々のヤゴページは下図のようで、図鑑部分は縦横スクロールして見ます。スマホを横向けにすると、私の1080×2160pixelのスマホだとちょうどサイズが収まって、縦スクロールのみで見られるようになります。
パソコンで見る時のサイドメニューは、右上のハンバーガーメニューをタップすると現れます。
あと、リストに学名も併記した方が近隣アジア圏の人にとってトンボ名が分かっていいとアドバイスをもらったので学名併記にしました。

ヤゴペディア
ヤゴペディアスマホ画面

二つ目は、トンボバカ専用スマホアプリ、”トンボフィールドレコーダー”というのを作ってみました(ただし、android版のみでiPhoneでは使えません)。
日本中のトンボマニア(バカは失礼ですね・・)をかき集めても、使う人はほとんどいないと思いますが、もう少し試用した後にPlayストアにアップしようかと思います。
マニュアルは先行して、
http://yagopedia.com/fieldrecorder_manual.php
に掲載しましたで、興味ある方は覗いてみて下さい。

オオヤマトンボ若齢ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
オオヤマトンボ卵~7齢を追加・差し替えし、また従来掲載の7齢以後の画像を8齢以後へとずらし変更しました。

8月2日に孵化したオオヤマトンボヤゴが、8月20日に7齢まで脱皮成長しました。
ヤゴの場合1回の脱皮で1.2~1.3倍程度体長増加する事が多いのですが、6回の脱皮の間に1回平均1.4倍ほど体長増加していました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボヤゴ 1齢と7齢

3日に1回のペースで脱皮を繰り返しており、ヤゴの中ではかなり早い方です。ただ羽化までハイペースで脱皮を重ねるウスバキトンボヤゴとは事なり、これからの脱皮ペースはスローダウンし、最終的に終齢になるのは冬~来春になります。

また、従来の掲載画像では2齢が脱落しており、3齢ヤゴが2齢として誤って掲載されていました。その分の補正も行い、従来掲載分の終齢=13齢が、終齢=14齢となりました。

同時に産卵された兄弟ヤゴでも、成長の過程で羽化までの脱皮回数は1~2齢変化することがあり、終齢までの総脱皮回数は絶対的なものではあくまで目安です。ただ、1~3齢程度のごく若齢のうちは脱皮後のサイズ変化は割とコンスタントで、脱皮回数変化は中期から主に後期に起こります。

オオヤマトンボの孵化

7月28日に採卵したオオヤマトンボ卵が孵化しました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ1齢ヤゴ

採卵後5日目の孵化で以前の経験でも5日でした。卵が孵化するまでの期間は気温に左右(高いと早くなる)されますが、早い方のグループに入ると思います。
極端に早いのが今日本中をフワフワ飛び回ってるトンボ会のフロントランナー、ウスバキトンボ。3日もあれば孵化し、その後短期間で脱皮を重ね(へたをすると1日で次の齢期に脱皮してしまいます)あっという間に成虫になってしまいます。

成虫になるとコヤマトンボやキイロヤマトンボより大型のトンボになりますが、1齢の段階ではコヤマトンボの方が大型です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ1齢(左)とコヤマトンボ1齢(右)

コバネアオイトトンボ、ミヤマサナエ、タカネトンボの生態動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コバネアオイトトンボミヤマサナエタカネトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

コバネアオイトトンボ
コバネアオイトトンボのヤゴ
タカネトンボ
タカネトンボのヤゴ
ミャマサナエ
ミヤマサナエのヤゴ

このミヤマサナエヤゴは、6月29日にブログに掲載したいわくつきのヤゴで、終齢であるにもかかわらずもう一度脱皮してさらに大型化しました。6月26日に脱皮したので今日で脱皮後20日になります。
羽化して成虫までたどり着けるかどうか興味深い所ですが、下図は左が6月28日撮影、右が本日7月16日撮影の画像です。羽化が近づいてくると複眼のポジションや大きさが変化し、さらに翅芽がふくれてきます。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエヤゴ(左が6月28日、右が7月16日)

複眼の拡大。頭部の撮影角度が違うので複眼の大きさの比較は出来ませんが、右の本日撮影画像では複眼と表面の間にスペースが出来てきています。

ミヤマサナエ
複眼の拡大(左が6月28日、右が7月16日)

翅芽の拡大。右はやや膨らんできて垂直方向に立ち上がってきています。

ミヤマサナエ
翅芽の拡大(左が6月28日、右が7月16日)

どうも羽化に向かっての変化がクチクラ内で起こっているようです。

ミヤマサナエの過剰終齢ヤゴ

現在終齢ヤゴの立体画像を少しずつ深度合成画像で置き換えているのですが、その目的で採取していたミヤマサナエヤゴで想定外の現象が起きました。
終齢のはずのミヤマサナエヤゴがさらに脱皮してしまい、巨大サイズのヤゴになってしまったのです。

下図の上が深度合成で撮影した今回のミヤマサナエ終齢ヤゴで令和1年5月12日に撮影したものです。下が従来掲載の終齢ヤゴ。なお、終齢は専門書ではF-0、亜終齢はF-1(終齢マイナス1)と表現します。

ミヤマサナエ
(上)今回のミヤマサナエ終齢ヤゴ5月12日、(下)従来掲載ヤゴ終齢

翅芽の発達具合などから今回採取したヤゴは終齢です。なお立体撮影しかしておらず体長測定はなく、大きさは従来ヤゴに適当に合わせています。

下図は従来掲載ヤゴのF-1(左)、F-0(右)画像。だいたいどのトンボでも腹長に対する翅芽長の比率は似たような感じです。

ミヤマサナエ
(左)ミヤマサエ亜終齢、(右)終齢

6月26日になってミヤマサナエ飼育水槽の中で脱皮殻を見つけました。あれっ?、亜終齢を終齢と勘違いしてた?。画像を再確認しますが間違いなく終齢です。
ということで6月28日に過剰終齢ヤゴ(英語ではoutsizeと表記してあります)の撮影をしてみました。下図の左が従来掲載の終齢ヤゴで、右が今回の過剰終齢ヤゴです。サイズも大きく従来のヤゴの体長が約25mmで今回が約33mm(頭幅は約7mm)。ミヤマサナエの終齢ヤゴは体長26~29mm、頭幅6mm内外といった所です。

ミヤマサナエ
(左)従来終齢ヤゴ、(右)今回の過剰終齢ヤゴ

立体画像です。上が今回のヤゴで下が従来ヤゴ。翅芽の腹節に占める割合も大きくなっています。なお過剰ヤゴになってからは非常にhyperactiveに動き回り、氷冷しても完全に動きを止められず深度合成は出来ませんでした。

ミヤマサナエ
(上)今回の過剰終齢ヤゴ、(下)従来掲載ヤゴ

「トンボ博物学ー行動と生態の多様性」 by フィリップ S. コーベットによると、F-1の段階では色んな要因により脱皮の追加が起こることが知られています。しかし、F-0では観察されていないようです。
また、ヤゴの変態はアラタ体と腹面腺に入力するホルモンで調節されており、実験的に余分なアラタ体を移植されたF-0ヤゴは巨大な過剰F-0ヤゴになったそうです。

最もありそうなのは、このヤゴは変態に関する遺伝子群に何らかの異常を持つヤゴということなのでしょうか?それとも成長ホルモンに問題がある巨大ヤゴで、実は5月12日がF-1で、今回がしっかりF-0とか?
このまま羽化までいって、大型ミヤマサナエ成虫になるのか興味深いところです。

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2019年6月30日追記
この件に関してトンボなどのDNA解析で多くの業績があり、またネイチャーガイド「日本のトンボ」の共著者でもある二橋亮氏にメールで相談させていただきました。
結果として、F-0幼虫の過剰脱皮幼虫の可能性があり、知り得る範囲では報告がない稀な例で、状況により遺伝子解析も試みるかも?とのことです。
二橋亮様、色々とお教えいただき誠にありがとうございました。
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コシボソヤンマヤゴの擬死

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コシボソヤンマヤゴの擬死(不動姿勢)を記録した動画を追加しました。

タイムコード付きで、約7分間を1分間に縮めた7倍速動画です。
”で、どうしたの?” って感じですが、タイムコード付きの動画を作る方法が分からず色々と試行錯誤して作ってみました。
まあ~、単に趣味で作った動画ということです。

コシボソヤンマヤゴの擬死

若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
コバネアオイトトンボ卵~3齢、ホソミイトトンボ卵~3齢、ヨツボシトンボ卵~2齢を高倍率撮影画像で差し替えました。

左が従来掲載分で、右が今回の差し替え分です。

コバネアオイトトンボ
コバネアオイトトンボ1齢
ホソミイトトンボ
ホソミイトトンボ1齢
ヨツボシトンボ
ヨツボシトンボ1齢ヤゴ