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若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
エゾトンボ卵~3齢、オジロサナエ1~3齢、ギンヤンマ卵~1齢、サラサヤンマ卵~6齢を高倍率撮影画像で差し替えました。

エゾトンボ
エゾトンボ1齢,左が従来画像,右が高倍率撮影画像

オジロサナエ
オジロサナエ1齢,左が従来画像,右が高倍率撮影画像

ギンヤンマ
ギンヤンマ1齢,左が従来画像,右が高倍率撮影画像

サラサヤンマ
サラサヤンマ1齢,左が従来画像,右が高倍率撮影画像

ウミアカトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ウミアカトンボを追加しました。

トンボの同定ミスがあったので訂正します。
10月15日のリュウキュウギンヤンマはギンヤンマの誤りでした。沖縄で撮ったトンボ写真をチェックしていてこのペアはギンヤンマであるのに気づきました。

ギンヤンマ
リュウキュウギンヤンマと早とちりしていたギンヤンマ

そもそも、リュウキュウギンヤンマの連結産卵の観察例はないそうなので、この情報がインプットされていれば初めから違うと判断出来て、本物が来るのを待ったのですが。この池に来るのはリュウキュウギンヤンマという先入観があって、早とちりしてしまいました。

さて、下はウミアカトンボヤゴです。ぱっと見た感じでは、腹部が楕円形状で側棘が目立たず、ショウジョウトンボヤゴに似てる印象をうけました。2枚目がショウジョウトンボヤゴです。
こうやって写真にして並べると、あまり似てないですね。実物を見ると似てる感じをうけるのですが・・・。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボの終齢ヤゴ
ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボの終齢ヤゴ

オオキイロトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オオキイロトンボの卵以降を補間しヤゴ図鑑を完成させました。

オオキイロトンボの終齢はこんな感じで恐ろしげなヤゴです。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボ終齢ヤゴ

3齢まではごく普通にいそうなトンボ科の、おとなしそうなヤゴ。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボの3齢ヤゴ

5齢になると複眼が横に張り出してきて、少し終齢の片鱗が出てきます。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボの5齢ヤゴ

そして7齢になると、もうオオキイロトンボでしかないという面構えになりました。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボの7齢ヤゴ

マダラナニワトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
マダラナニワトンボを追加しました。
(初期の卵画像は無発生卵です。また、生息環境写真は比較的似た環境の写真を代用しています。)

マダラナニワトンボは成熟しても赤くならず黒いアカトンボとして有名なアカネ属のトンボです。
マダラナニワトンボは日本固有種ですが、近年全国的に激減しており、特に西日本では過去の生息地の大半で姿を消してしまったそうです。
今回、「日本のトンボ」の著者である二橋亮氏から、石川県で確認用に捕獲した個体から得られた卵を、幼虫各齢の記録用に分けていただく機会がありました。
飼育した結果、8月12日に最初の卵が孵化し、9月30日には無事最初の1頭が羽化しました。
今回、マダラナニワトンボを新たな1種としてホームページに追加しました。

このマダラナニワトンボは言うに及ばずですが、現在様々なトンボが、生息地の破壊だけでなく、農薬や外来種の影響などで減少しているのは周知の事実です。
今普通に見られているトンボも、いずれなかなか見られない種になってしまうかもしれません。
ホームページの「ヤゴペディア」にヤゴを掲載していくのも、ちょっとした義務感を感じてしまう今日この頃です。

下図はマダラナニワトンボの終齢ヤゴです。

マダラナニワトンボ
マダラナニワトンボ終齢ヤゴ

アカネ属のヤゴは、どれも良く似ていて鑑別が難しい場合が多いのですが、マダラナニワトンボの産地は非常に局地的で、他の場所で見つかったヤゴの鑑別として加える必要性はまずありません。

第8腹節の長さはアカネ属ヤゴの鑑別の際に役立ちます。第8腹節側棘後端が第9腹節の後端を越えるのは本種以外では、ナツアカネ、ナニワトンボ、リスアカネ、ノシメトンボの4種になります。この5種は系統発生的に近い所にあり、産卵形式も全て打空産卵という共通点があります。

オオハラビロトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オオハラビロトンボを追加しました。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボヤゴ

オオハラビロトンボは南西諸島に分布するトンボですが、鹿児島県、宮崎県にも生息します。ハラビロトンボヤゴとオオハラビロトンボヤゴは非常に似ており、南西諸島では分布は重なりませんが、鹿児島県、宮崎県では両種の分布が重なります。
背棘の形はやや異なるようです。
ハラビロトンボの背棘の方が尖り方が目立ち、腹部第4節でも長く尖っています。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボヤゴとハラビロトンボヤゴの鑑別

その他の沖縄産ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
カラスヤンマの卵~2齢、チビサナエの卵~2齢、リュウキュウハグロトンボの卵~3齢を追加しました。

7月6日~10日に採卵した沖縄産ヤゴのうち、カラスヤンマチビサナエリュウキュウハグロトンボの3種は2~3齢までしかうまく育ちませんでした。

いずれもヤゴがうまく餌を捕獲出来ず、成長しなかったと思われます。カラスヤンマやチビサナエは、そもそも砂の中に潜っているので採餌できてるかどうかの確認も出来ません。イトミミズを砂の中に入れてはいますが、1mm程度の極小ヤゴにとっては1cm程度のイトミミズでも巨大な相手になります。

一方、巨大な相手にも平気にかぶりついて成長するヤゴもいます。ウチワヤンマやメガネサナエでは、自分の10倍もあるような巨大なイトミミズにかぶりついて、ブンブンふりまわされているのを観察した事があります。
下図は、砂+イトミミズの容器に孵化したアオサナエを入れて、後はエアレーションするのみでほったらかしておいたのですが、ほとんどの1齢幼虫が無事に成長していました(ざっと200頭います)。

アオサナエヤゴ
アオサナエヤゴ

沖縄産ヤゴその後

7月6日~10日に採卵した沖縄産ヤゴは順調に脱皮を繰り返しています。
アオビタイトンボ、アカナガイトトンボ、オオハラビロトンボ、ヒメハネビロトンボ、ベッコウチョウトンボは既に終齢。

アオビタイトンボ
アオビタイトンボ終齢
アカナガイトトンボ
アカナガイトトンボ終齢
オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ終齢
ヒメハネビロトンボ
ヒメハネビロトンボ終齢
ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボ終齢

リュウキュウカトリヤンマは亜終齢。

リュウキュウカトリヤンマ
リュウキュウカトリヤンマ亜終齢

ウミアカトンボとオオキイロトンボは、おそらくF-2(終齢から2つ手前)まで進んでいます。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボF-2
オオキイロトンボ
オオキイロトンボF-2

リュウキュウルリモントンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
リュウキュウルリモントンボヤゴの卵~8齢を補完しました。

リュウキュウルリモントンボヤゴが順調に脱皮を重ね8齢まで達しました。
これでヤゴ図鑑のリュウキュウルリモントンボヤゴは完全版になりました。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ1齢ヤゴ
リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ4齢ヤゴ
リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ8齢ヤゴ
リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ終齢(=10齢)ヤゴ

若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
アオビタイトンボ卵~2齢、アカナガイトトンボ卵~2齢、ショウジョウトンボ卵~1齢、セスジイトトンボ卵~2齢、ヤマサナエ卵~5齢を高倍率撮影画像で差し替えました。

アオビタイトンボ1齢
アオビタイトンボ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像
アカナガイトトンボ1齢
アカナガイトトンボ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像
ショウジョウトンボ1齢
ショウジョウトンボ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像
セスジイトトンボ
セスジイトトンボ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像
ヤマサナエ1齢
ヤマサナエ1齢、左が従来画像、右が高倍率撮影画像