YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
ニホンカワトンボヤゴの産卵動画を差し替えました。
ニホンカワトンボの産卵動画既掲載分が短すぎたので撮り直しに行ってきました。
やや上流部で、川幅5m程度の川堰の部分です。
今年もちゃんとニホンカワトンボは無事で、♂♀とも20頭以上はいました。♀はややくすんで老熟した個体は少く、後はグリーンメタリックの若い個体が多かったです。本格的産卵はもうちょっと先みたいで産卵は時々ある程度でした。
ニホンカワトンボの産卵
5月13日になかなか見つからなかったタベサナエ♂が、1頭のみですがここにもちゃっかりといました。
タベサナエ♂
タベサナエは狭い池、やや大きめの池、細い川、やや幅広の川と結構色々な場所に生息出来る気がします。
YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ニホンカワトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。
寒さも少しましになってきたので今日も出かけてきました。ニホンカワトンボヤゴの生態撮影で、昨年6月5日と同じ場所です。
ニホンカワトンボヤゴの生態
ニホンカワトンボのヤゴは尾鰓先端がやや鋭く曲がってから末端が△状に尖るのに対して、アサヒナカワトンボの尾鰓先端はなだらかに曲がってから末端が少し尖ります。
この差は、亜終齢くらいになるとわかります。
また両者が混生している場所で並べて較べると、ニホンカワトンボヤゴの方がやや大型ですが、単独だとなかなかサイズのみではわかりません。
カワトンボヤゴの鑑別
マルタンヤンマの未熟♂トンボ画像をホームページに追加しました。 ニホンカワトンボの♂無色翅型トンボ画像を追加しました。 ヤマサナエにトンボ画像と、産卵動画を追加しました。
福岡は梅雨入りしました。曇り空ですが、かろうじて雨は降っていないので出かけてきました。
まず、飼育していたマルタンヤンマが羽化したので、自然に帰すついでにトンボやらせ画像撮影です。未熟なうちは♂♀ともこういう模様で、1週間くらいすると複眼がブルーに変化し、体色も濃くなってきます。
マルタンヤンマ未熟♂
ちなみにトンボ愛好家に人気者の成熟マルタンヤンマ♂。
マルタンヤンマ成熟♂
屋外で飼育していてもヤゴは早めに孵化してしまうことがありますが、自然界でもちょうど同時期に羽化していました。屋内で飼育すると真冬に羽化してしまったりすることがあります。
マルタンヤンマ羽化殻
他には、モノサシトンボが増え始めていました。
モノサシトンボ♂
次に、少し遠いのですがニホンカワトンボの無色翅型がいる所まで撮影に行ってきました。この辺に♂♀10頭程度いて、アサヒナカワトンボも少しいました。
ニホンカワトンボの場所
無色翅型のニホンカワトンボ♂。
ニホンカワトンボ無色翅型♂
最後に天気は悪いのですが、♀はこういう天気でも産卵することがあるので、ムカシヤンマとヤマサナエの産卵が狙える場所に行ってきました。この辺がムカシヤンマのテリトリー。
ムカシヤンマの場所
すぐ横にヤマサナエが産卵にくる流れもあります。
ヤマサナエの産卵場所
今にも雨が降りそうな曇天でしたが、そんな中でもヤマサナエ♂が1頭縄張りに来ました。でも、やる気がないですね~。すぐにいなくなりました。しかし、さすがは♂の本能で後で♀が産卵にくる正にその場所に陣取ってました。
ヤマサナエ♂の縄張り
結局、ムカシヤンマは♂♀とも見かけませんでしたが、ヤマサナエは産卵に来ました。天気が悪く産卵を邪魔する♂がいないのが幸いで、落ちついて産卵しており撮影も楽でした。
ヤマサナエ♀の産卵
産卵動画もホームページにアップしました。
YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
カトリヤンマの産卵ビデオを追加しました。
11月15日の昼前から晴れてきたので、少し活動してきました。
まず、採卵がまだ出来ていないタイリクアキアカネとスナアカネがいないかと海岸沿いの池に行ってきました。飛来種どころか、気持ちいいほど全く何もいませんでした。
成果なしもなんですので、帰りにカトリヤンマの産卵が続いていないかと、10月24日の池に寄ってみました。福岡はまだ本格的に寒い日はなく、今日なんかはシャツ1枚で十分な暖かさです。こちらの池には、まだ少しリスアカネ、マユタテアカネがいて産卵もしていました。
狙いのカトリヤンマは13:00頃に現れました。池沿いの草にもぐりこんで場所を変えながら産卵しています。クリアーに見える場所で産卵してくれないのでいまいちビデオですが、ホームページの方にアップしました。
カトリヤンマの産卵
5月6日の活動です。場所は糸島地区です。
今回のターゲットは、HP公開に備えてのヒメクロサナエ産卵動画撮影です。渓流の下流部で、枝分かれした側流が細々と流れているという環境です。
ヒメクロサナエが縄張りをはる場所
昨年はこの時期ヒメクロサナエの♂が数頭縄張りしており、交尾も見られました。9:30-11:00頃まで粘りましたが、今年はヒメクロサナエは全く見られませんでした。特に昨年と環境は変わりなく、今年いない理由が全く分かりません。撮影は失敗に終わりました。
ヒメクロサナエ交尾(2014年撮影)
ヤゴはダビドサナエ、クロサナエが豊富にいるのですが、成虫のトンボになるとダビドサナエをそこそこ見るだけで、クロサナエはまだ見たことがありません。いったいどこで縄張りをはっているのだろうか・・・?
結局、ここではアサヒナカワトンボを数頭を見たのみでした。
次の場所では、ニホンカワトンボの採卵です。既に1回産卵植物から採卵しているのですが、アサヒナカワトンボも混生しており確実性に疑問つきです。
実は、♀のカワトンボの鑑別が苦手です。下の♂はニホンカワトンボで間違いないと思います。
ニホンカワトンボ♂
この♀も羽も茶色っぽいですし、ニホンカワトンボでいいと思うのですが・・・。ちなみに上の♂がこの♀を警護していました。産卵木から無事採卵しました。
ニホンカワトンボ♀産卵
ニホンカワトンボ産卵0日の卵
アサヒナカワトンボの交尾です。交尾が成立した瞬間に、1回羽をパタッとするのがアサヒナカワトンボで、しないのがニホンカワトンボ。かなり確実と、トンボ写真家の尾園暁さんのブログで紹介されています。
♂は見た目もアサヒナカワトンボだと思います。♀は羽が茶色っぽく、いったいどっちだろうと思います。カワトンボの鑑別・・・苦手です。
ここでは、カワトンボ多数、ミヤマカワトンボ10頭程度、ダビドサナエ♂4、シオヤトンボ♀1、を見ました。
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