「福岡市遠方の市町村」タグアーカイブ

キイトトンボとヤクシマトゲオトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
キイトトンボヤクシマトゲオトンボの産卵動画を追加しました。

ヤクシマトゲオトンボの採卵に出かけてきました。2015年8月9日と同じ場所です。
ヤマイトトンボ科は接近しても逃げないので、超広角レンズで10cmくらいまで寄って写真を撮ってみました。この撮り方をすると背景がぼやけずに独特の雰囲気になります。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ♂

 

産卵動画も撮ってみました。一番最後の日が当たっている部分は、やはり超広角レンズで10cmくらいに迫って撮ったものです。背景自体が近くにあるので、この撮り方はあまり意味がないですね。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボの産卵

 

かなり長く産卵していて、産卵したあたりのスギの枯れ葉などの産卵基質を採取してきたので採卵も成功したと思います。

しかし、こんな所に産卵して大丈夫でしょうか?孵化した幼虫が水に流されて留まれそうにありませんが・・・。それとも今は大雨後で流れがありますが、孵化時期にはしたたる程度の流れになると予見しているのでしょうか?
世界のトンボを見回すと乾期のカラカラに干上がった場所で、降雨何日か前に予見して産卵する種もいるみたいです。

この日撮ったものではありませんが、キイトトンボの産卵動画も追加しました。
撮っている段階では、気づきませんでしたがトンボが飛び上がる直前に水中からマツモムシ?の襲撃をうけていました。水中からマツモムシが迫っています。

キイトトンボ
キイトトンボの産卵

 

♂の方が先に反応しています。歩哨姿勢の♂は空中からの襲撃だけでなく、水中からの襲撃にも備えていたんですね。

キイトトンボ
キイトトンボの産卵

 

マツモムシは見当はずれの場所につかみかかってました。この段階で♀はようやく羽を開いています。的確に攻撃されていたら捕まっていたかもしれません。

キイトトンボ
キイトトンボの産卵

 

ヒヌマイトトンボとセスジイトトンボの産卵動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヒヌマイトトンボの産卵動画を追加しました。
セスジイトトンボの産卵動画を差し替えました。

最近近場のフィールドではずすことが多いので、絶対にはずさない(だろう)フィールドめぐりしてきました。
まあ、それでも時々はずしてしまう昨今の状況ですが。

まず山口のヒヌマイトトンボの産地へ。産卵動画撮影が目的です。とりあえずそのフィールドは無事で、一安心。

8:30頃に着いたのですが、♂、♀ともかなりいました。♂の画像。olympus tg-5の顕微鏡モードで深度合成してみました。
イトトンボの中でも小型種ですが、全くその雰囲気のない迫力のトンボ画像になってしまいました。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボ♂

 

♀の画像。こちらは顕微鏡モードで深度合成なし。♀は未熟なうちはオレンジで、成熟すると褐色に変わりますが、大部分の♀はまだオレンジの色合いでした。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボ♀

 

羽化中や、羽化直後も結構いました。

ヒヌマイトトンボ
羽化中のヒヌマイトトンボ♂

 

まだ産卵シーズンには早かったかもしれませんが、そのうち交尾態を見つけることが出来ました。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボ交尾

 

トンボはフィールドに分散して点在しており、ここのポイントで産卵がないか見張ることに。密集した葦原の中で活動するトンボなので見つけたり、写真撮影が大変なので、ポイントをしぼる方が効率がいいでしょう。
フィールドガイド「日本のトンボ」によると、午後の暑い時間帯に産卵があるとのことで待つことしばし。10:50頃に褐色の成熟した♀が1頭現れ、11時過ぎになり産卵を始めました。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボ♀の枯れ草への産卵

 

産卵動画を撮影しミッション終了で、今度は福岡に戻りセスジイトトンボがいる2016年6月26日と同じ池に。
最近近場では、ザ・普通種と思っていたクロイトトンボやコシアキトンボも少なくなっていますが、この池は安泰でした。
セスジイトトンボ、クロイトトンボ、アオモンイトトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ多数、ギンヤンマ系時々といったところです。

アオモンイトトンボの♀はどう猛とされ、他種のイトトンボをよく捕食しています。

アオモンイトトンボ
イトトンボ♀を捕食中のアオモンイトトンボ♀

 

逆に、セスジイトトンボやクロイトトンボの♂縄張りに侵入したアオモンイトトンボ産卵♀が、♂に交尾をせまられ捕まってしまい、ふりほどいている姿もよく見かけました。

さて目的は、セスジイトトンボの産卵動画の撮り直しです。ホームページの既掲載分が手ぶれがありいまいちなので。
産卵ペアがいくつかいて、今回はカメラを三脚にセットして動画撮影しました。しかし、微妙に手ぶれが入ります。300mm望遠(フォーサーズ規格なので600mm相当)の望遠端なので、しょうがないか。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボの連結産卵

 

撮影も終わり最後にコシアキトンボを撮っていると、やはり手ぶれが入り気になります。もしやとチェックするとレンズ側の手ぶれ防止スイッチがoffになっていました。onにするとトンボが見事にピタッと止まります。
セスジイトトンボのポイントに戻るも産卵見つからずギブアップ。前の産卵動画より解像感は上なので、結局ソフトで手ぶれ補正したものをアップし動画を差し替えました。
カメラやレンズのことは詳しくないのですが、レンズに手ぶれ補正切り替えスイッチがついているのは、offにするニーズがあるのでしょうか?それとも何か、別の理由があるのでしょうか?

下のコシアキトンボの写真ですが両者とも♂の画像です。♂は未熟な内は腰の白い部分が黄色でそれが成熟すると白く変わりますが、上の♂の白帯はまだ黄色みが残っています(ちなみに♀は黄色)。

コシアキトンボ
並んでいるコシアキトンボ♂2頭

お知らせと川のウチワヤンマ

お知らせ:最近本ブログの写真の一部がMicrosoft Edgeで閲覧すると縦にギュッと圧縮されて表示されますが、クリックすれば普通に画像が見られます。
また、Internet ExplorerとChromeでは問題なく表示されているようです。

さて、本日も特に成果ありませんでしたので日記代わりです。

まずミヤマサナエ探しで筑後川の支流です。10年くらい前には、ミヤマサナエのヤゴが結構見つかりましたが、10年前に較べると色んなトンボが減ってます。
堰や橋げたのそばを中心に見て回ります。

ミヤマサナエ
筑後川支流
ミヤマサナエ
筑後川支流

 

いませんねー。どういう基準でどんな所で♂が縄張っているか、いまひとつ分かりません。1回♂を見たのは、もう少し急流がある環境で、オナガサナエに混ざって縄張りをしていました。もう少し、早い流れがある環境を探すべきでしょうか?
ここは平地の流れの遅い川で、今の時期どこでも見る感じのオナガサナエも全くいません。ミヤマサナエ探しは、今年既に3連敗です。

いたのは例によって無数に飛びかっているウスバキトンボと、そこそこの数のハグロトンボ。交尾態のアオモンイトトンボも結構いました。
アオモンイトトンボは、とにかく交尾し続けることで他の♂に♀を渡さないという戦略です。

アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボの交尾

 

何もいないので7月31日と同じ筑後川の本流まで来てみました。ナゴヤサナエ♂のパトロールは、まだ始まっていませんでした。
代わりにいたサナエは、ウチワヤンマ。

ウチワヤンマ
川にいたウチワヤンマ

 

じっと見つめている視線の先は、あくまで川面です。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマが見つめる川面

 

オオヤマトンボのパトロールは相変わらずあるし、浅瀬でシオカラトンボは産卵してるしで、どっちかというと池にいる雰囲気です。

シオカラトンボ
シオカラトンボの産卵

 

こちらその後に向かった池。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマの池

 

以前はオオヤマトンボの産卵がアチコチで見られていた池ですが、水中に水草が大繁殖してからトンボが減少し、昨年7月5日に行った時は何も見つかりませんでした。しかし、昨年は水中の水草がなくなっており、トンボが回復しているか偵察です。以前ほどの賑やかさはありませんでしたが、少し回復していました。オオヤマトンボ2-3頭がパトロールし、ウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマもそこそこの数がいました。もう何年かしたら、以前の状態に戻るかもしれないです。

一応、何とか前額の2本の黄条がわかるボケボケのオオヤマトンボ。

オオヤマトンボ
パトロールするオオヤマトンボ♂

 

暑すぎて少しでも日光を避けるため、オベリスク姿勢のウチワヤンマ。

ウチワヤンマ
オベリスク姿勢のウチワヤンマ

 

こちらはタイワンウチワヤンマ。

タイワンウチワヤンマ
縄張りを張るタイワンウチワヤンマ

 

お知らせとヤクシマトゲオトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の
オオヤマトンボの1齢幼虫が腹面画像だったので、背面画像と差し替えました。
ヤクシマトゲオトンボの2齢幼虫画像を追加しました。

7月31日に川を探索してきましたが特に成果はありませんでした。日記代わりに一応記録しておきます。

今年も、ミヤマサナエ採卵の挑戦を始めました。
場所は3月21日にヤゴを調べた筑後川です。

筑後川
筑後川

 

朝の8時台ですが、もう既にかなりの暑さです。まず、転石がゴロゴロしている河原沿い200~300mの範囲を♂の縄張りがないか探すことにします。サナエトンボは全くいません。この時点で既に90%は負けた感じです。
川岸から遠い水面上の植物先端に何か止まっています。コフキトンボかな~と、一応写真を撮ってみましたが、やはり(ただの)コフキトンボでした。

コフキトンボ
コフキトンボ

 

以前から川岸にアオモンイトトンボはよくいたのですが、セスジイトトンボもいました。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ

 

ヤゴがいたこのあたりで少し粘ってみましたが、 何も出てきません。

筑後川
筑後川

 

少し場所を移動して、ナゴヤサナエが出てきてないかも確認することにしました。

筑後川
筑後川

 

葉上を移動する腹端が広がったトンボを1回見かけ、おそらくナゴヤサナエだと思いますが、川面をパトロールする♂は1回も見ませんでした。あと川面すれすれを猛烈な勢いでさかのぼっていくサナエがいましたが、オナガサナエでしょうか?
オオヤマトンボが1頭パトロールしていました。大河で流れも緩くて泥底もあり、このあたりは大きな池と同じような環境です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ

 

おびただしい数が舞っているのはウスバキトンボです。置きピンで1回連写しただけで、そこそこピントがあった画像が撮れます。

ウスバキトンボ
ウスバキトンボ

 

さらに支流に移動。

筑後川
筑後川支流

 

ここにもいません。多いのはハグロトンボ。

ハグロトンボ
ハグロトンボ

 

ここは公園内なので、スマフォを見ながらウロウロしている人も大勢います。

ポケモン
ポケモンGOピープル

 

日光の暑さになれてない人が多いと思うので、そのうちポケモン熱中症が報道されそうですね。

ミヤマサナエはヤゴはそこそこ見るのですが、あいかわらずトンボは見つからずやっかいな奴ですねー。実は7月28日にもヤゴがいる川を調べて見つからなかったので今年既に2連敗です。google earthを見ながら怪しい場所を調べ続けるしかないでしょうね。

さて、ホームページのオオヤマトンボ1齢幼虫が誤って腹面の画像になっていました。1齢は小さすぎるし、解像度悪すぎるしで、よくやらかすミスなのですが今まで気がつきませんでした。7月17日のオオヤマトンボ採卵に失敗した池で、悔しまぎれにすくってきた泥中にいた1齢幼虫画像を確認して、初めてミスに気付きました。

オオヤマトンボ
従来掲載していたオオヤマトンボ1齢画像
オオヤマトンボ
今回差し替えたオオヤマトンボ1齢画像
オオヤマトンボ
オオヤマトンボ1齢黒バック画像

 

7月17日ヤクシマトゲオトンボ卵が孵化し2齢幼虫まで育ちました。2齢幼虫画像は欠番だったので、新たに加えました。1齢幼虫の尾鰓は普通のイトトンボと同じですが、2齢幼虫になると早くも袋状になっています。孵化まで20日程度はかかるので、この時点で2齢幼虫がいるということは7月17日以前に産卵されていた卵も混ざっていたものと思われます。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ2齢幼虫

お知らせとエゾトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、エゾトンボのトンボ画像を追加しました。
ヤクシマトゲオトンボと、ハラビロトンボの産卵動画を追加しました。
コフキトンボの産卵動画を差し替えました。

まだ今年は梅雨明けしてませんが、海の日の天気はよさそうです。
ホームページ用の素材集めで、7月17日~18日にかけ遠出してきました。

まず、昨年の7月26日に到着直前で交通規制(崖崩れの工事)にあい、泣く泣く引き返さざるを得なかったヤクシマトゲオトンボの場所に向かいます。1週間以内に結構な大雨があったので今回は交通規制もしっかりチェックして出かけます。

9:00頃に無事到着しました。時期的にちょうど良かったみたいでヤクシマトゲオトンボはたくさんいます。ざっと見て回るだけで20頭以上はいそうで、交尾や産卵もちょくちょくあります。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボの交尾

 

産卵動画が撮れたので、ホームページにアップしました。ヤゴ画像に一部欠落があるので、ゼニゴケに産卵された卵も持ち帰りました。バナナ型の卵です。特殊な環境に生息するヤゴですが、飼育は意外に簡単でホームページの飼育法のところに記載しています。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボの卵

 

次に、エゾトンボ系のトンボ画像が全くないのでいくつかの産地がある隣県の大分に向かいます。こういう草地ですが、草の間には所々水がたまって湿地になっています。ただ、露出している部分の水たまりはすぐに干上がりそうな感じです。

エゾトンボ
エゾトンボのいる湿地
エゾトンボ
近寄ると水がたまっている

 

♂2頭が元気にパトロールしてますが、気温が高く人間の方は熱中症寸前で水分補給が必須です。この時期は川での活動は割と気持ちいいのですが、それ以外の場所では熱中症との戦いですね。

エゾトンボ
パトロールするエゾトンボ♂

 

出来れば産卵動画も撮りたいのでジャマになる♂をどけるため、捕獲してモデルになってもらい、追い払いました。

エゾトンボ
エゾトンボ側面像

 

♀の産卵は1回だけ来ましたが、どうもむき出しの水たまりには興味がないようで、深い草の中に潜入しようとします。むき出しの部分は干上がってしまいそうでヤバイと判断しているのでしょうか?さらに落ち着きなく頻繁に場所を変えるため、産卵はうまく撮れませんでした。
ネアカヨシヤンマの採卵もしたいのですが、途中で1回腹部が太いヤンマが林冠に昇っていくのが見え怪しかったのですが確認は出来ませんでした。これで7月17日の活動はお終い。

翌日はオオヤマトンボの採卵を狙って、朝こういう池に行ってきました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボの池

 

大きな池でまず産卵ポイントを見つける必要がありますが、写真手前の浅瀬あたりが怪しげです。勘は冴えてて、正にこのポイントに4回ほど産卵に来たのですが♂に連れ去られるなどで、結局ものには出来ませんでした。間近で♂が♀をキャッチした場合は連結時にスピートがにぶるので逆に捕獲チャンスなのですが、いつもあと一歩が間に合わず、そのまま持っていかれてしまいます。毎年2~3回ニアミスはあるのですが、今年も今の所駄目です。

途中でコフキトンボの産卵があったので、ホームページの動画を入れ替えました。前の動画があまりにショボかったので。

コフキトンボ
コフキトンボの産卵

 

その後は山あいの湿地状部分をウロウロしました。こういう草地とか池です。

ハラビロトンボ
湿地
池

 

何かいいことないかな~、特にネアカヨシヤンマいないかな~といった感じでしたが、めぼしいものは見つかりませんでした。ハラビロトンボはいっぱいいたので産卵動画をホームページにアップしときました。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボの交尾

お知らせとセスジイトトンボ

セスジイトトンボのトンボ画像と、産卵動画をホームページに追加しました。
コフキトンボの産卵動画を追加しました。

今日は梅雨の合間の貴重な晴れで出動ですが、最優先のキイロヤマトンボ採卵は雨で川が増水しており、まず無理と諦め池に行きます。
オオヤマトンボの採卵と、セスジイトトンボのトンボ画像がないので撮影目的です。

まず昨年6月7日の池に行きますが、全然ダメです。オオヤマトンボ♂のパトロールが数回来ただけでした。他には、コシアキトンボ、チョウトンボ、コフキトンボ、ギンヤンマが主に見られ、すっかりトンボは夏に向かってます。

次に行った池です。セスジイトトンボがたくさんいます。こういう池でオオヤマトンボが当然いそうな雰囲気です。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボの池

 

いかにもこの辺にオオヤマトンボが産卵に来そうと写真の岸部分に向かった途端に♀がフラ~とした感じで上から産卵に降りてきました(普通は一直線に斜めに入ってくることが多い)。しかも岸のすぐ側で打水産卵速度のスピードも遅めで捕獲の大チャンスです。
しかし、ありがちな事ですがパトロール♂にやられてしまいました。網を降る前に♀をさらっていかれ、そのまま樹上高くに去ってしまいました。

オオヤマトンボは1回採卵に成功したのですが、その後は5~6回のニアミスはあるものの成功してません。何とかしようと、その後かなり粘りましたが産卵に訪れたのはその1回のみでした。
ちなみに、同じヤマトンボ科のコヤマトンボは産卵♀を捕まえても産卵してくれませんが、オオヤマトンボは尾端をカップにつける方法で成功してます。

セスジイトトンボはたくさんいて産卵もあり、産卵動画もホームページにアップしました。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ♂
セスジイトトンボ
セスジイトトンボの連結産卵

 

ムスジイトトンボとセスジイトトンボはそっくりですが、セスジイトトンボの♂の眼後紋は三角状で間を結ぶ後頭条が普通あり、腹端の上付属器が「ハの字」に開くのが鑑別点になります。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ頭部
セスジイトトンボ
セスジイトトンボの上付属器

 

コフキトンボもかなりいて産卵あり、ホームページに産卵動画をアップしました。
短時間のしょぼい動画しか撮れず、「とりあえずバージョン」です。

ヤクシマトゲオトンボ

今日も大分にいます。朝方昨日のポイントにいってみますが、朝だからといって特にミヤマサナエがいる訳ではありませんでした。ここの川への小さな流れ込みがあり、そこでオニヤンマ♀が♂にじゃまされずに伸び伸びと産卵していました。もう少しすると♂がパトロールにやってきて、おちおち産卵していられなくなります。

オニヤンマ
オニヤンマ♀産卵

 

別の場所の池に移動します。オオヤマトンボの産卵狙いで♂は最低3がパトロールしています。しばらく待ち1回だけ♀が産卵に来ましたがごく短時間で捕獲は不可能でした。待機場所に日陰がなく水分補給していても熱中症になりそうです。身の危険を感じギブアップ。池の湿地状になった部分でネアカヨシヤンマの記録があり探してみますが、こちらも見つかりませんでした。こんな感じの場所が結構広がっており、いかにもネアカヨシヤンマがいそうな雰囲気はあります。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ湿地

 

何も収穫がないので、最後に7月26日の場所にヤクシマトゲオトンボの採卵に向かいます。あいかわらず崖崩れの通行止めは続いていますが、大分県側からはアプローチ出来るのです。ヤクシマトゲオトンボはかなり減っていました。最低♂2,♀4はいましたが、♂は後翅が欠けて老化しています。♀は止まっているだけで待っていても産卵開始してくれません。7月5日に訪れた時はまだ産卵には早すぎ、今日は産卵のピークが終わりつつある感じです。♀の尾端には泥がついており、まだ産卵は終わってはないと思うのですが。近くの杉の枯葉と♀を持ち帰り産卵ボックスに入れて採卵を試みる事にします。

ヤクシマトゲオトンボ
後翅が半分とれたヤクシマトゲオトンボ♂
ヤクシマトゲオトンボ
腹端が泥で汚れたヤクシマトゲオトンボ♀

 

ヤクシマトゲオトンボの卵はこんな感じで、先端がサイドに少し片寄ってバナナ型をしています。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ卵(本日撮った写真ではありません)

 

1齢ですが、尾鰓は特徴的な袋状にはなっておらず普通のイトトンボと同じです。普通のイトトンボと違うのは、水中にいれると死んでしまうことで、適度に水に浸っているような環境で育てる必要があります。今ホームページの飼育法の項を作成中で、もう少しで公開出来そうです。ヤクシマトゲオトンボヤゴの飼育法も記載しています。単純すぎてびっくりな感じですが・・・

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ1齢幼虫(本日撮った写真ではありません)

 

今回の大分への遠征は、ほとんど収穫がなく完全に撃沈でした。

 

 

ムカシトンボ4齢幼虫

昨日のオナガサナエが産卵しているかと、朝箱を覗いてみると、なんと死んでいました。普通はないことです。腹部もやや細かったですし、もしかしたらほぼ産卵が終わった寿命の近いトンボだったのでしょうか?そういえば前回の経験では、産卵に来た♀は腹端を水につけただけで、簡単に産卵してくれました。もう1回、川で7時過ぎまで粘る必要ありです。

台風が迫っていますが、天気は何の問題もなく、午前中は7月20日の池にオオヤマトンボの採卵に向かいます。この池でのオオヤマトンボの傾向はだいたい把握しました。9時~10時頃に産卵にくる確率が高い、個体数は多くなく産卵はせいぜい池に滞在している間に1~2回のみ、池の特定部分に産卵にくることが多い、などなど。今日はきっとうまくいくでしょう。

うまくいきませんでした・・・・。9時20分頃に1回産卵に来ましたが、意外と岸から離れた場所で手が出ませんでした。その後も少し粘りましたが、チャンスは少なそうなので次の場所に向かいます。

7月5日の場所でヤクシマトゲオトンボの採卵です。ところが何と目的地のすぐそばまで来た所で、崖崩れで進入禁止になっていました。確かに梅雨の時期は通行止めになることも多いのですが、今年はたいした大雨もなく完全に油断していました。普段はやる交通規制情報もチェックしていませんでした。わざわざ高速を使って来たというのに、ということで別の心当たりのある場所に向かいます。こっちもはずしました。うろ覚えで向かったら、明らかに前回来たときと別の道で、山間の細い大変な道に紛れ込んでしまいました。前から対向車が来ると、すれ違い出来ず即ピンチです。脱輪も可能性十分です。それでもしぶとく怪しそうな場所はチェックします。でも、全部はずれでした。さんざんな日でした。

無事事故らずに帰れたのと、スピードを出せといわんばかりの田舎の一本道で、先に覆面パトに捕まってくれてた人がいたことに感謝、ということで良しとしましょう。

ここ4年間ムカシトンボを卵から育てていますが、適当なエサが見あたらないという問題のため、1頭が4齢までいったのが最高でした。自然界では恐らく岩にくっついている川虫を食べているのでしょうが、川虫の中には肉食の種もおり、へたに入れるとあっという間に大きくなって逆に食べられてしまいます。今年は、これならエサとして何とかなるかもというのを見つけ、現在数頭が4齢になっています。4齢になるまで70日ほどかかっており、5~6年をヤゴで過ごすムカシトンボはやはり成長もスローですね。5齢まで育ってくれれば、6齢以降はフィールドで見つけたヤゴの画像があるため、ムカシトンボも全ステージ記録終了となります。

ムカシトンボ
ムカシトンボ1齢幼虫
ムカシトンボ
ムカシトンボ4齢幼虫

ヤクシマトゲオトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ベニイトトンボ
を追加しました。

先週川で左手小指を骨折し、まだ固定中です。とうことで、川は危険すぎるので今日は陸上活動です。場所は福岡市遠方の市です。こんな感じで水が岩壁面をしたたり落ちるような所です。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ環境

 

ムカシヤンマと同様、陸上でヤゴ時代を過ごす変わり者ヤクシマトゲオトンボが狙いです。ホームページ用に一部未記録の画像があるので採卵をしようと思います。
ヤゴは水のしたたり落ちる壁面にはりついて生きています。

 

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボヤゴ(本日撮った写真ではありません)

 

ヤクシマトゲオトンボは枯れた植物や、ゼニゴケなどに産卵しますが、ここでは地面に落ちた杉の枯れ葉に良く産卵します。♂は10頭以上、♀は2頭いました。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ♀

 

しばらく粘りましたが、産卵活動はまだ始まっていないようで、交尾も全く見ませんでした。あと1~2週したら産卵も始まるでしょうが、梅雨の大雨が降ると、交通規制でちょくちょく来られなくなるんですよね。今日なんとかしたかったのですが、しょうがなくギブアップです。

オオヤマトンボの採卵目的で、帰りに池に寄ってみました。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマため池

 

7-8年前までは、この池に来るとウチワヤンマが多数縄張り、オオヤマトンボは頻繁に産卵という状態でした。一般的に採集がむずかしいオオヤマトンボやウチワヤンマのヤゴも割と簡単に取れていました。しかし、ある年から水中に水草が大量に生えるようになり、段々トンボが減ってきました。そして、遂に今年は両種とも全く見られませんでした。う~ん・・・・。
でも今年は、池を覆い尽くしていた水中の水草の大群が全く消えていました。ここは巨大なため池なので何か対策をしたのでしょうか?
数年したら、またトンボが戻ってくるかもしれません。今日は、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ数頭~10頭程度、ギンヤンマ1頭のみという寂しさでした。

5月28日に採卵したサラサヤンマが孵化しました。産卵後37日目です。卵は6月18日にはいつ孵化してもおかしくないくらいの感じになっていたのですが、サラサヤンマの場合はそこから孵化まで長くかかります。

サラサヤンマ
サラサヤンマ前幼虫

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ1齢幼虫

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ卵6月18日

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ卵7月2日

キイロサナエ採卵

ここ2日ほどブログでトラブってました。
ヤゴのホームページが完成したので立ち上げることに・・。しかし、ブログを管理しているWordPressがバッティングするので、まずWordPressの引っ越しをすることにします。ブログバックアップもとってあるということで、テキトーに始めたのが失敗で、管理者ページにログイン出来なくなってしまいました。ブログもデータベースのリレーションが矛盾してしまったみたいで表示されなくなってしまいました。あれこれ、あれこれ、やってみますがいっこうにうまくいきません。しょうがないので、サーバにあるデータベーステーブル情報を利用して、ブログを最初から手作業で再構成することにしました。一から作るよりはずっと早いのですが、復旧にかなり時間を要してしまいました。

ふうっ。何とかブログは復旧しました。
ヤゴのホームページはトラブルなくインストールでき、問題なく動作してます。yagopediaと名付けました。
URLは、http://yagopedia.com/index.phpです。
初回分として、アオイトトンボ、アオサナエ、アオハダトンボ、アオビタイトンボ、アジアイトトンボ、エゾトンボ、オオルリボシヤンマをアップしました。記事はまだ一部のみですが、徐々に充実させていきたいと思います。

さて、本来のブログに戻ります。6月7日のヤマサナエは無事産卵してくれました。

ヤマサナエ
ヤマサナエ卵

 

ということで、今日はキイロサナエの採卵です。場所は糸島市です。
その前にオオヤマトンボの産卵を狙って、6月7日の池にも行ってきました。ところが、今日は一番いい場所に釣り師が3人も陣取ってました。釣り師の横からちょろちょろチャンスを伺いますがノーチャンスです。ここでは、オオヤマトンボ♂1,ギンヤンマ♂1、シオカラトンボ、コフキトンボ、コシアキトンボ10程度。チョウトンボも現れ始めて2頭いました。

糸島市の川はこんな感じで、キイロサナエはこういうさえない川が好きです。

キイロサナエ
キイロサナエの川

 

すでに♂が5頭縄張りをはっています。上部付属器が下部付属器より短いのがヤマサナエとの鑑別点です。

キイロサナエ
キイロサナエ♂

 

案の定20分後くらいに♀が産卵に入りました。♂に見つからずに悠々と産卵しています。♂は、上や横から入ってくる♀は絶対に見逃さずに連れ去ってしまいますが、低い場所で打水産卵する♀は結構見逃す印象があります。キイロサナエはすぐに卵塊を作ってくれるので、カップにすぐに採卵できました。

キイロサナエ卵
キイロサナエ卵

 

さらにもう少し粘って、産卵ビデオも撮りました。キイロサナエはこういう小さな流れの縁や、湿った砂・泥の上に打点産卵します。

キイロサナエ
キイロサナエ産卵スポット

 

キイロサナエ産卵(ビデオからキャプチャー)
キイロサナエ産卵(ビデオからキャプチャー)

 

ここには、ざっと歩いただけで10頭以上のキイロサナエ♂がいました。その2-3倍はいそうな感じです。他に、シオカラトンボ10頭程度、ショウジョウトンボ数頭、ウスバキトンボ2-3頭、ギンヤンマ2-3頭がいました。

ムカシヤンマ産卵ビデオを撮るため次の場所に向かいます。福岡市近辺ではムカシヤンマないしヤゴは4カ所で見た事がありますが、そのうちの1カ所です。とりあえず地面にペタッと貼り付いた♂は1頭いましたが産卵には出会えませんでした。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♂

 

他には、ヤマサナエ♂3、ダビドサナエ♀1、アサヒナカワトンボ2がいました。

今日は、キイロヤマトンボを求めてさらに佐賀まで足を伸ばしました。数年前はヤゴを至るところで認めた川でしたが、全くキイロヤマトンボの姿は見る事が出来ませんでした。佐賀でも減ってる感じです。