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ウチワヤンマの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ウチワヤンマの産卵動画を追加しました。

8月26日と同じ池に。
ウチワヤンマの交尾態が枝先に止まりました。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマの交尾態

このカップルが産卵を始めましたが、池の中央部で遠く、小さくしか写らないのですが一応動画記録を開始。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマの産卵とそれにちょっかいを出す♂

遠すぎるのでボツビデオかな~?と思っていましたが、たまたま別の♂が産卵中の♀にちょっかいを出し、警護していた♂に追い払われる様子の一部始終が写りました。
トンボを観察していてなんといっても面白いのは、子孫を残すために♂が費やすエネルギーと努力と執念です。それが垣間見られて面白いのでホームページにもビデオをアップロードすることにしました。
トンボが小さすぎで種類も良く分からないくらいですが、よくみると♀の尾端が糸を引いています。こういう産卵をするのはウチワヤンマか、タイワンウチワヤンマ。
タイワンウチワヤンマはまた少し産卵様式が異なるので、こちらも動画に撮りたかったのですが今日も不発でした。

飛びもの写真

空調服のおかげで炎天下のお出かけが少し気楽になりました。8月19日と同じ池にお出かけ。
実は、昨日と一昨日も同じ池に行ってました。ここにはウチワヤンマの方が多いのですがタイワンウチワヤンマもいます。2日ともタイワンウチワヤンマの産卵が岸間際であり、動画を撮る絶好のチャンスだったのですがカメラの操作を誤ってしまい撮れませんでした。カメラのセッティングも完璧で今日こそのはずだったのですが、残念ながら産卵は現れず不発。

しかし、成果もありました。今まで飛びもの写真はカメラの焦点距離を固定しておいて、右目はファインダー、左目でトンボをとらえつつ適当な距離にきたら連射という方法でやってました。今日は、ファインダーすら見ずに適当~にトンボ方向にカメラを向けて、よさそうな距離で連射という方法を試してみました。なんと、こっちのほうが分だまりがいいですね。トンボの飛びもの写真を撮る人には常識だったのかもしれませんが、下はその方法で撮ったオオヤマトンボ♂とウチワヤンマの交尾です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ♂
ウチワヤンマ
ウチワヤンマの交尾飛翔

オジロサナエなど

ようやく梅雨が開けてお出かけしてきました。
まだ川は増水してますが、増水がほぼ関係ない(ダム湖の直下なので放水してない限り増水しないのです)2018年6月10日と同じ場所へ。
特に上流域でも何でもないのですがオジロサナエがいます。♂6頭が縄張りを張ってましたが、もう産卵も終盤みたいで何とか交尾が1回見られたのみでした。

オジロサナエ
オジロサナエの交尾

あとは、コシボソヤンマの産卵も始まってました。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ♀

他にはコオニヤンマ♂4頭、オニヤンマの産卵が1回。あとこんな写真しか撮れませんでしたがベニトンボ♂。

ベニトンボ
ベニトンボ♂

温暖化で北上中のトンボですが、もう福岡でも探せば色々な場所にいそうです。

ミヤマサナエ♂縄張り

キイロヤマトンボの採卵を目指し、6月10日と同じ場所へ。
♂の短いパトロールは2回ありましたが、産卵は現れず今日も撃沈しました。明日から1週間は梅雨空なので今年も採卵はギブアップになりそうです。

成果としてはミヤマサナエの♂縄張りが見られたこと。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ♂の縄張り

今まで中々見つけられなかったのは、探す時期が悪いのもあったようです。7月中旬頃に高山の山頂で見かけるので7月下旬から川での探索をスタートしてましたが、この川で探す場合は6月下旬からがいいようです。

あと、お猿さんが現れました。最低3頭。

お猿さん
お猿さん

昔、東京の端っこの方に住んでた時にタヌキは見てましたが、さすがにお猿さんはいなかったな~

ミヤマサナエの産卵動画と採卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ミヤマサナエの産卵動画を追加しました。

何度も言ってるような気もしますが、何が何でも採卵する当ブログで未採卵の種が二つあります。
ひとつがキイロヤマトンボで、もうひとつがミヤマサナエ。
キイロヤマトンボは産卵に出会うチャンスが少なかったのと、採卵が難しい種であるのが原因でしたが、採卵方法は見いだしたのであと一息になってきました。
ミヤマサナエは単純にトンボ自体を中々見つけられないのが理由でした。
しかし、先日川で出会ったトンボ愛好家の方から、あるポイントで昨年ミヤマサナエの産卵を観察し、しかもそこではキイロヤマトンボもパトロールするとの情報を得ました。
ということで今日は両方の採卵を狙って、このポイントへ。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエがいた場所

10時頃に着いたのですが、到着するなりいきなり岸から葉上に舞い上がるトンボが。さらに遠くに飛んでいってしまって見失ないましたが、一瞬見えた尾端黄斑と体型とサイズ感から、ほぼミヤマサナエ♀で間違いないでしょう。こんなに簡単に会えるとは思っていなかったので、心の中で一言。”マジすか?”。
少し離れた場所で待っていると、水際に再度現れました。まず、写真を撮ろうと接近したところ、岸辺でポシャッと打水産卵していずこへか。ちょっと落胆したものの、また産卵に来るだろうということで、その後は待ち体勢に。しばらく待ちましたが、今度は11:20に出現。採卵を優先してまず捕獲し、無事採卵も成功しました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ卵

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2020年8月17日追記
上記画像はヤマサナエ卵の間違いでした。
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午後に、同じ場所に来た時に産卵動画も撮れたのでホームページにアップロードしました。最後の方のアップ画面では、ミヤマサナエが尾端に卵塊を作っているのが確認できます。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエの産卵

ミヤマサナエに関して有益な情報を教えていただいたU(T?)さん、どうもありがとうございました。

さて、ミヤマサナエは未熟なうちは遠く離れた高山に移動し、成熟したら水場に戻って活動をするトンボとして知られています。当ブログでは、標高1000mの背振山山頂で7~8月にミヤマサナエを見つけています
しかし、この時期に産卵となると、羽化水域を離れずそのまま成熟していくというパターンもあるのかもしれないですね。
残念ながらもうひとつのターゲット、キイロヤマトンボは15:30から10分程度♂のパトロールはありましたが、今日も産卵♀は現れませんでした。明日からは梅雨空が戻ってくるので、こちらは今年中に採卵できるか微妙になってきました。

コヤマトンボの採卵

ヤマトンボ科のコヤマトンボとキイロヤマトンボは採卵困難種で、これまではコヤマトンボ卵を川砂の中から見つけた経験があるのみでした。
キイロヤマトンボに関しては昨年色々と試しましたが全て撃沈。
しかし、今年は極めてシンプルな力業で、しかもうまくいきそうな方法を思いつきました。
そこでキイロヤマトンボの採卵を目指して6月10日と同じ場所へ。
まずコヤマトンボの産卵がきたので試したところ、あっさり採卵をクリアー。
卵の比重を考えるとすぐには沈下するとは思えず、しばらくは打水産卵した波紋近くに浮いて流れているはずです。そこで下のように波紋の下から熱帯魚ネットですくいあげるという作戦。ただ、卵の径は0.6mm程度なのですり抜けないような目の細かいネットが必要です。

コヤマトンボ
コヤマトンボ卵採集方法

コヤマトンボは産卵を始めると少々近づいても逃げないので、簡単に目的が達成できました。予想外だったのはコヤマトンボ卵の粘着性が意外に強く、卵がネットから剥がれずはりついたままだった事。

コヤマトンボ
ネットに貼りついたコヤマトンボ卵

ネットから剥がす時にかなりの卵が壊れてしまいましたが、とりあえずこれまでの採卵困難種から11卵を採集出来ました。こんな単純な方法、もっと早く思いつけよ!俺!ですね。

コヤマトンボ
コヤマトンボ卵

さあ、あとはキイロヤマトンボの産卵さえ来てくれれば採卵はほぼ確実です。キイロヤマトンボは結構な距離間を往復打水産卵するので、今度は柄の着いた捕虫網を使います(目の細かい本絹ネット)。
しかし、残念ながら肝心な産卵自体が現れず駄目でした。♂のパトロールも15:40から20分程度の1回のみ。

キイロヤマトンボ
パトロールするキイロヤマトンボ♂

はたして、今年はキイロヤマトンボの採卵はうまくいくのでしょうか?

今年もキイロヤマトンボ

そろそろキイロヤマトンボのシーズンですが、明日から梅雨の雨に突入するので、会えるなら今日が梅雨前のラストチャンスです。
昨年何回か産卵を確認した場所は、護岸工事が行われて見るからにアウトな環境に変わってしまったので、今日はこういう場所へ。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボのいる場所

まず着いてすぐに川岸に沿って往復するヤマトンボ系が目に入り、コヤマトンボでしょっ?と撮ってみると、やはりコヤマトンボ。

コヤマトンボ
縄張り飛翔するコヤマトンボ

10:00頃になりコヤマトンボよりやや小型で、川面をグルグルと飛ぶヤマトンボ系が現れて、これはキイロヤマトンボでしょっ?と撮ってみると、やはりキイロヤマトンボ。

キイロヤマトンボ
縄張り飛翔するキイロヤマトンボ♂

今年も無事に会えました。しかし、数分でいなくなってしまいました。
そこから少し待ちに入りますが、その間はヤマサナエ2頭、アオハダトンボが2頭と目に入ります。

ヤマサナエ
縄張りするヤマサナエ♂
アオハダトンボ
アオハダトンボ♀

2009年のゲリラ豪雨ですっかりこの川のトンボは減ってしまいましたが、わずかながですが以前の姿に戻ってきた感じです。
11:00頃になり再びキイロヤマトンボ♂が出現し、今度は15分くらいグルグル飛んでました。そして♂がいなくなったのを見計らったように♀の産卵が登場。少し目を離した間の出来事だったのですが、川の中央部で間欠的に打水産卵してたので、キイロヤマトンボで間違いないでしょう。
キイロヤマトンボは採卵してないトンボのひとつで、昨年は色々とトライしてことごく失敗。今年は何とか別の手でと思いますが、明日からは大雨の予想でしばらくは増水のため川に入ることもできないでしょう。今年こそ何とかしたいものです。

夕方16:00頃にもう一度ここに来てみましたが、キイロヤマトンボ♂の縄張り飛翔はあるものの産卵はなし。
しかし、コヤマトンボの産卵は2回ありました。

コヤマトンボ
コヤマトンボ♀の産卵

♂が縄張りで何度も往復している岸の反対側で、ちゃっかりと産卵してました。

ムカシヤンマ探し

ムカシヤンマ。この時期になると一度は会いたくなるトンボなのです。
かっての昆虫少年にとっては、魅力満点。まず、いかにも怪しげなネーミングに加えて、無骨な外見と怪しげな真っ黒の複眼。ヤンマと名前がついているのに体が重たげで、飛び回らずにすぐにベタっと止まってしまいます。それになんといってもデカい。
ということで、3月20日の場所に探しに行ってきました。

結局、この♀1頭しか見つかりませんでしたが、今年も無事に会えました。でもトンボが全般的に減っており、来年はいったいどうなるでしょうか?

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♀

続ムカシヤンマのヤゴ探し

2月24日の続きでムカシヤンマのヤゴ探しに行ってきました。
3月8日にも別の場所で探して見つからなかったので、今日は3カ所目です。

いるにはいたのですが、終齢1頭のみでした。10年くらい前には、3頭同時に産卵なんていう光景も拝めた場所なのですが。
ジャゴケが固まってぶら下がっているのを裏返したら、そこにくっついていました。少し水が浸っている穴というのが代表的な住まいですが、こういう所にもいます。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマが潜んでいた場所

動画撮影が目的なので、それっぽい穴のそばに移して撮影を開始しますがピクリとも動きません。計1時間近く撮ったのですが、ずっと脚をたたんだままの警戒姿勢は変わらず、動画はトホホな結果となり結局あきらめました。
まあ、この外見で生息場所を考えると動かないことが、生き抜くためにはベストなのですが。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマの終齢ヤゴ

今回もトンボフィールドレコーダーの実地テストも兼ねてました。地点が正確に収得されないことがあり電波の受信状況のせいかと思っていましたが、google mapを開いた時に自分の場所がすぐには特定されないのと同じ現象でした。
mapに現在地アイコンが表示されるようして、アイコンのタップで現在値を正確に収得するように仕様変更しました。他には問題なさそうなので、そろそろPlayストアにアップロードしようかと思います。

トンボフィールドレコーダー
mapに追加したアイコン

キイロヤマトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
キイロヤマトンボの産卵動画を追加しました。

ついに、九州北部は遅い梅雨入り記録を更新したそうです。
例年キイロヤマトンボの産卵時期は梅雨と重なるため、都合のいい日の晴れはそうそうなく、また増水してたりで採卵を狙えるのはせいぜい2-3日。
ところが、今年は絶好のチャンス。6月13日以後もキイロヤマトンボの場所に4回出動しました。こんな場所です。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボの場所

産卵にも3回遭遇し、17:00頃が2回と14:10が1回。
下は6月22日の産卵で、この日の天気はぼんやりとした晴れのため♂が不活発で、♀が落ち着いて産卵してくれて動画も撮影出来ました。通常だとちょっと産卵したところで、すぐに♂に連れ去られてしまうところです。
動画を見てもらえばわかりますが、類似種のコヤマトンボが岸沿いの植生の下にかくれるようにしながら素早く往復産卵するのに対して、キイロヤマトンボは川の中央近くで産卵します(岸沿いに産卵することもあります)。さらに浅い砂底がお好みのようです。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボの間欠打水産卵

産卵したあたりの砂も計数回持ち帰り、6月13日に書いた卵プカプカ作戦で採卵を試みました。糖液の比重も約1.4まで上げ見落としがないようにしましたが、結局採卵は成功しませんでした。
ピンポイントで産卵ポイントを特定出来、流れもゆっくりでその直下付近に卵が落下するという幸運に恵まれないと採卵は難しいようです。来週半ばからは雨の予報で、今年も採卵は失敗かも?

6月22日は、17:00過ぎになり水面スレスレを高速で飛ぶ明らかに他の種のサナエも現れました。止まったトンボはアオサナエでした。数は少ないですがちゃんと生き残っていますね。また、とってきた砂の中にも2齢のアオサナエヤゴが1頭いました。

アオサナエ
アオサナエ♂

キイロヤマトンボ♂の飛びモノ写真にも挑戦してみました。少し腕があがって出来映えは去年よりだいぶましになってきました。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボ♂