琵琶湖2日目です。
昨日は強風だったのですが、今日は風がおだやかになりトンボの出も良くなりました。
午前中のみですが主に2カ所に陣取り、メガネサナエは♂18、♀3が見られました。
何事もそうですが、オオサカサナエも一度実物を見てしまうと、もう鑑別で迷わなくなりました(♂のみ)。ただ、遠目のみでは分からないので、いちいち写真確認が必要で少々厄介です。頑張っていちいち写真を撮った結果、オオサカサナエも♂3頭がいました。
オオサカサナエ♂
また、途中でサナエトンボの交尾1、産卵1も見かけましたが、メガネサナエかオオサカサナエかは不明でした。
下図は、上がメガネサナエ、下がオオサカサナエの飛翔カットです。近縁のナゴヤサナエ同様後脚を進展してます。
メガネサナエ♂の飛翔カット
オオサカサナエ♂の飛翔カット
ただ、必ずしもという訳ではなく、下図は全ての脚を折りたたんでいるオオサカサナエの飛翔カット。
オオサカサナエ♂の飛翔カット
昨日は、琵琶湖のサナエトンボは激減したかと思いましたが、今日はそこまででもない事が確認出来ました。でも減っているのは間違いないですね。
場所も、狙っているトンボも見る人が見れば分かるでしょ?というこういう所に出張。
琵琶湖
メガネサナエがいっぱいいる予定でしたが、極端に少ないですねー。
湖岸をかなりウロウロしたのですが見られたサナエトンボは、せいぜい5-6頭のみでした。
まず最初に見つかった唯一のオオサカサナエ♂。
オオサカサナエ♂
似ているメガネサナエとの鑑別は、①が環状、②が後ろに伸びない、③の上部付属器がずんぐりしててどんくさい、なのでオオサカサナエでいいと思います。
オオサカサナエ鑑別点
こちらはメガネサナエの♂。
メガネサナエ♂
あとはメガネサナエ♀の産卵。
メガネサナエ♀の産卵
他にも、産卵を2回見ましたがいずれのトンボかは不明でした。
暇すぎるので、いくらでもいるウスバキトンボの飛翔写真を撮ったりしました。不規則に飛ぶので意外に撮るのが難しく、フォーカス固定で適当~っにカメラを向けてという方法でのショット。
ウスバキトンボ♀
ほとんど惨敗の遠征でしたが、オオサカサナエを初めて(羽化直後を除く)見られたのと、Go To Travelで35%割引になったので、”まっ、いっか”ということで。明日の午前中も一応行ってみますが。
yagopedia blog版(ヤゴペディアブログ)