ヤクシマトゲオトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ベニイトトンボ
を追加しました。

先週川で左手小指を骨折し、まだ固定中です。とうことで、川は危険すぎるので今日は陸上活動です。場所は福岡市遠方の市です。こんな感じで水が岩壁面をしたたり落ちるような所です。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ環境

 

ムカシヤンマと同様、陸上でヤゴ時代を過ごす変わり者ヤクシマトゲオトンボが狙いです。ホームページ用に一部未記録の画像があるので採卵をしようと思います。
ヤゴは水のしたたり落ちる壁面にはりついて生きています。

 

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボヤゴ(本日撮った写真ではありません)

 

ヤクシマトゲオトンボは枯れた植物や、ゼニゴケなどに産卵しますが、ここでは地面に落ちた杉の枯れ葉に良く産卵します。♂は10頭以上、♀は2頭いました。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ♀

 

しばらく粘りましたが、産卵活動はまだ始まっていないようで、交尾も全く見ませんでした。あと1~2週したら産卵も始まるでしょうが、梅雨の大雨が降ると、交通規制でちょくちょく来られなくなるんですよね。今日なんとかしたかったのですが、しょうがなくギブアップです。

オオヤマトンボの採卵目的で、帰りに池に寄ってみました。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマため池

 

7-8年前までは、この池に来るとウチワヤンマが多数縄張り、オオヤマトンボは頻繁に産卵という状態でした。一般的に採集がむずかしいオオヤマトンボやウチワヤンマのヤゴも割と簡単に取れていました。しかし、ある年から水中に水草が大量に生えるようになり、段々トンボが減ってきました。そして、遂に今年は両種とも全く見られませんでした。う~ん・・・・。
でも今年は、池を覆い尽くしていた水中の水草の大群が全く消えていました。ここは巨大なため池なので何か対策をしたのでしょうか?
数年したら、またトンボが戻ってくるかもしれません。今日は、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ数頭~10頭程度、ギンヤンマ1頭のみという寂しさでした。

5月28日に採卵したサラサヤンマが孵化しました。産卵後37日目です。卵は6月18日にはいつ孵化してもおかしくないくらいの感じになっていたのですが、サラサヤンマの場合はそこから孵化まで長くかかります。

サラサヤンマ
サラサヤンマ前幼虫

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ1齢幼虫

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ卵6月18日

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ卵7月2日

ハッチョウトンボ卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オオキトンボと、カトリヤンマ
を追加しました。

今日のターゲットはハッチョウトンボとコヤマトンボの採卵です。場所は福岡市で、いずれも6月21日と同じ場所です。

前回ハッチョウトンボの産卵がまだだったので今日も出直しです。今回は♀が5-6頭いて2頭は成熟していました。産卵は見る事は出来ませんでしたが、そばの草地から湿地の水たまりに移動している成熟♀がいたので、カップに腹端をつけたらすぐに産卵してくれました。色々撮影もして次に移動です。他には、ハラビロトンボがいろんな成熟ステージのが多数、キイトトンボも10頭程度、シオカラトンボが2-3頭いました。

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ♀
ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ卵

 

コヤマトンボはこんな場所です。♂1が頻繁にパトロールしています。かなり待ちましたが、14:00頃になりようやく産卵にきた♀を採集しました。左奥の川に草がかかっているあたりです。コヤマトンボは観察した範囲内では、川岸に枝がおおいかぶさったり、草がはみ出している部分に往復打水産卵することが多いようです。さて採卵ですがおそらく困難だと思います。今まで3-4回試してますが、単純に腹端を水につける方法はいずれも駄目でした。擬似環境で水を張ったボックスに入れておいて産卵するか試そうと思います。他には、ミヤマカワトンボ多数、アナヒナカワトンボ3頭、コオニヤンマ♂1、ヤマサナエ♂1がいました。

 

コヤマトンボ
コヤマトンボ産卵場所

 

さて、ここを撤収しようとしたのですが、ドジってしまいました。コケの生えた岩で滑って転倒してしまい、左手の着きどころ悪くて小指を脱臼・骨折してしまいました。整形外科の救急病院に行き、脱臼整復・指固定処置となってしまいました。コケの生えた岩は基本滑りやすいので、皆さん川遊びの時には十分気をつけましょう(^_^;)

 

骨折
骨折

アオヤンマ卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
キイトトンボ
を追加しました。

6月20日のアオヤンマがねらったとおり、葦の茎に産卵してくれました。

アオヤンマ
アオヤンマ産卵直後卵

 

茎にこんな産卵孔があいています。開くと下の写真のようになっています。

アオヤンマ
アオヤンマの産卵孔
アオヤンマ
茎の内部(孔のそばに卵が塊となって多数産卵されている)

 

アオヤンマの幼虫は、孵化後1頭ずつ産卵孔から脱出して水面下に落下していくという、他のトンボでは見られない孵化行動を見せます。

ハッチョウトンボ

本日のメインターゲットはオオヤマトンボの採卵でしたが、あっさりはずれでした。その後は福岡市内を色々と回ってきました。

まず、最初はオオヤマトンボねらいの池です。当然のようにこういう大きな池です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ池

 

全くいません。ウチワヤンマは♂3頭がいて、まだ朝方なので池をグルグル回っています。産卵の痕跡はありました。浮遊物にごちゃごちゃと小物がまとわりつき、持ち上げると頑丈な糸でグルグル巻き状態になっているので、慣れればすぐに分かります。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ卵

 

ここではウチワヤンマ♂3、コシアキトンボ♂数頭、羽化直後のアオイトトンボ系数頭のみでした。近くの草むらでたむろしているウチワヤンマです。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ♂

 

次に5月31日の川の別の場所です。はたしてキイロヤマトンボがいるかの確認です。急流から流れが少しゆっくりになる場所で、キイロヤマトンボを含む一部のトンボが産卵を好む状況です。

中流
河川中流域

 

キイロヤマトンボは×で、それどころが普通種のコヤマトンボすら見られません。2013年には♂1と♀の産卵をなんとか見ましたが、ついにいなくなってしまったかもしれません。ここのトンボ減少は、明らかに数年前のゲリラ豪雨の氾濫と、引き続く河川改修が原因ですが、オナガサナエはあまり減ってない印象をうけます。オナガサナエの羽化殻です。縄張り♂はまだいませんでした。

オナガサナエ
オナガサナエ脱皮殻

 

次に、ハッチョウトンボがもう出ているはずなので見に行きました。福岡県にはほとんど産地がなく、2カ所?だと思います。ちゃんと安定していて、♂15くらい、♀は3頭いました。他にはキイトトンボ数頭、ハラビロトンボ数頭といったところでした。

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ♂
ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ♀

 

さらに5月24日の場所に行き、ヒメサナエの産卵がないか見てきました。まず食事中のクロサナエの♀が目に入りました。5月に採卵でさんざん手こずりましたが、期待していない時にばったり出会うのは良くあることです。ヒメサナエは1頭のみ♂の縄張りがありました。近くを探せばもう少しいい場所があるかもしれません。他には、アサヒナカワトンボが数頭いました。

クロサナエ
クロサナエ♀摂食中

 

ヒメサナエ
ヒメサナエ♂縄張り

 

最後の場所では、ミヤマカワトンボの採卵とコヤマトンボの採卵目的です。ミヤマカワトンボはたくさんいて産卵もありました。全て潜水産卵ばかりでした。コヤマトンボは、なんとか♂1のパトロールが見られました。ということで、今日はミヤマカワトンボの卵をゲットしたのみでした。

ミヤマカワトンボ
ミヤマカワトンボ潜水産卵

アオヤンマ

6月7日のヤマサナエ卵も孵化しました。

ヤマサナエ
ヤマサナエ孵化直前卵

 

ヤマサナエ
ヤマサナエ1齢幼虫

 

本日の目的はアオヤンマの採卵です。場所は福岡市です。こういう感じで葦が密生した池です。

 

アオヤンマ
アオヤンマ環境

 

まず産卵痕がないか探します。アオヤンマの個体数自体は少なく、葦原も広いため発見できればラッキーです。1回だけここで見つけましたが、その時は葦の上部で、直径が4-5mmくらいになった部分に産卵痕がありました。今回はもちろん見つからず。
結局、アオヤンマは2頭見つかり、両方とも♀でした。福岡で採集可能な他の10種類のヤンマは、全てキッチンペーパー入りの容器に入れておけば産卵してくれます。しかし、アオヤンマは中空の茎に産むという特殊な産卵方法ですので、同じ方法では無理な気がします。とりあえず1頭は採集し、葦の茎を入れた容器の中に入れておきます。さて産卵してくれるでしょうか?

 

アオヤンマ
アオヤンマ♀(やらせ写真です)

 

ここでは、アオヤンマ2-3頭、ギンヤンマ4-5頭、オニヤンマ♂1,ヨツボシトンボ2,ショウジョウトンボ♂1、チョウトンボ1、コシアキトンボ2、コフキトンボ1、ベニイトトンボ数頭、クロイトトンボ多数、モノサシトンボ多数といったところでした。マルタンヤンマ♀も産卵態勢に入ろうとしましたが、ビデオを撮ろうとしたらすぐに逃げられてしまいました。ここでは、写真手前の浮き草の上によく産卵するので、撮影条件はよいのですが・・(通常は草の中に潜り込んでしまってなかなか写しにくい対象です)。

 

 

キイロサナエ採卵

ここ2日ほどブログでトラブってました。
ヤゴのホームページが完成したので立ち上げることに・・。しかし、ブログを管理しているWordPressがバッティングするので、まずWordPressの引っ越しをすることにします。ブログバックアップもとってあるということで、テキトーに始めたのが失敗で、管理者ページにログイン出来なくなってしまいました。ブログもデータベースのリレーションが矛盾してしまったみたいで表示されなくなってしまいました。あれこれ、あれこれ、やってみますがいっこうにうまくいきません。しょうがないので、サーバにあるデータベーステーブル情報を利用して、ブログを最初から手作業で再構成することにしました。一から作るよりはずっと早いのですが、復旧にかなり時間を要してしまいました。

ふうっ。何とかブログは復旧しました。
ヤゴのホームページはトラブルなくインストールでき、問題なく動作してます。yagopediaと名付けました。
URLは、http://yagopedia.com/index.phpです。
初回分として、アオイトトンボ、アオサナエ、アオハダトンボ、アオビタイトンボ、アジアイトトンボ、エゾトンボ、オオルリボシヤンマをアップしました。記事はまだ一部のみですが、徐々に充実させていきたいと思います。

さて、本来のブログに戻ります。6月7日のヤマサナエは無事産卵してくれました。

ヤマサナエ
ヤマサナエ卵

 

ということで、今日はキイロサナエの採卵です。場所は糸島市です。
その前にオオヤマトンボの産卵を狙って、6月7日の池にも行ってきました。ところが、今日は一番いい場所に釣り師が3人も陣取ってました。釣り師の横からちょろちょろチャンスを伺いますがノーチャンスです。ここでは、オオヤマトンボ♂1,ギンヤンマ♂1、シオカラトンボ、コフキトンボ、コシアキトンボ10程度。チョウトンボも現れ始めて2頭いました。

糸島市の川はこんな感じで、キイロサナエはこういうさえない川が好きです。

キイロサナエ
キイロサナエの川

 

すでに♂が5頭縄張りをはっています。上部付属器が下部付属器より短いのがヤマサナエとの鑑別点です。

キイロサナエ
キイロサナエ♂

 

案の定20分後くらいに♀が産卵に入りました。♂に見つからずに悠々と産卵しています。♂は、上や横から入ってくる♀は絶対に見逃さずに連れ去ってしまいますが、低い場所で打水産卵する♀は結構見逃す印象があります。キイロサナエはすぐに卵塊を作ってくれるので、カップにすぐに採卵できました。

キイロサナエ卵
キイロサナエ卵

 

さらにもう少し粘って、産卵ビデオも撮りました。キイロサナエはこういう小さな流れの縁や、湿った砂・泥の上に打点産卵します。

キイロサナエ
キイロサナエ産卵スポット

 

キイロサナエ産卵(ビデオからキャプチャー)
キイロサナエ産卵(ビデオからキャプチャー)

 

ここには、ざっと歩いただけで10頭以上のキイロサナエ♂がいました。その2-3倍はいそうな感じです。他に、シオカラトンボ10頭程度、ショウジョウトンボ数頭、ウスバキトンボ2-3頭、ギンヤンマ2-3頭がいました。

ムカシヤンマ産卵ビデオを撮るため次の場所に向かいます。福岡市近辺ではムカシヤンマないしヤゴは4カ所で見た事がありますが、そのうちの1カ所です。とりあえず地面にペタッと貼り付いた♂は1頭いましたが産卵には出会えませんでした。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♂

 

他には、ヤマサナエ♂3、ダビドサナエ♀1、アサヒナカワトンボ2がいました。

今日は、キイロヤマトンボを求めてさらに佐賀まで足を伸ばしました。数年前はヤゴを至るところで認めた川でしたが、全くキイロヤマトンボの姿は見る事が出来ませんでした。佐賀でも減ってる感じです。

オオヤマトンボ

本日はメインの目的は、オオヤマトンボの産卵です。場所は福岡市周辺の市です。
こういった大きな池です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボがいる池

 

昨年は6月15日にオオヤマトンボの産卵が、岸のすぐ近くの捕獲しやすい場所で見られました。♂2がその場所を中心にパトロールしていますが、結局♀は現れませんでした。まだちょっと時期が早かったようです。この池では以前アオヤンマ♀が葦に止まっているのを見た事があります。葦原の面積も広くいい感じなのですが、アオヤンマが飛んでいる様子は全くありませんでした。
ここでは、オオヤマトンボ♂2、コフキトンボ数頭、シオカラトンボ♂数頭、コシアキトンボ3、モノサシトンボ10頭程度、アオモンイトトンボ10頭程度、ギンヤンマ1といったところでした。

次の場所には、ヤマサナエの採卵目的で行きました。こんな川で例年だとヤマサナエ♂が、護岸に7-8頭は縄張りを張っているのですが、今日はいません。曇ってきたせいか、減ってしまったのか・・?とりあえず周りを歩いていると、ヤマサナエ♂1、♀1がガードレールに止まっていました。♀は成熟しており、きっと産卵箱にいれておけば産卵してくれるだろうということで捕獲しました。

ヤマサナエ
ヤマサナエの川

少し上流はこんな感じで、もう少しするとオジロサナエの産卵が見られます。

オジロサナエ
オジロサナエ産卵場所

テネラル小型サナエがいましたが、尾部からオジロサナエの♂です。アサヒナカワトンボは、まだたくさんいました。コオニヤンマも2頭いて、大食漢のトンボらしくモンシロチョウを捕獲していました。

オジロサナエ♂テネラル
オジロサナエ♂テネラル

 

最後に、5月31日の池を再び訪れサラサヤンマの産卵を狙いました。今回は無事ビデオに納める事が出来ました。

ムカシヤンマ産卵見られず

今日の目的は、ムカシヤンマの産卵ビデオ撮影で、まずはずさないだろうという場所に来ました。場所は福岡市周辺の市です。2011年はほぼ同一カ所で3頭が同時に産卵していました。2012年、2013年も1頭ずつですが産卵を見ました。下の写真は2011年に撮ったもので、ひっきりなしに産卵に来ました。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ産卵(2011年撮影)

 

ところが今年は駄目でした。こういう水がしたたる斜面に産卵します。むき出しの斜面で産卵しているのも見た事はありますが、シダの葉の下に隠れながら産卵する方が多い印象です。ここの場所の産卵ポイントは何カ所か知っているので長時間見張ってましたが結局無駄骨でした。

ムカシヤンマ
産卵場所

 

途中でヤゴも少し探してみました。1枚目の写真のように斜面に穴を掘って潜んでいるパターンが有名ですが、2枚目のように落ち葉の下に空洞を作って潜んでいるパターンもありがちです。2枚目は今日の撮影で平面上の落ち葉をどかして撮った写真です。まだヤゴはまだ若齢です。さらに、3-4mmくらいしかない4ー5齢のヤゴを採取する方法もありますが、この方法は秘密です。

ムカシヤンマ
穴にひそむムカシヤンマヤゴ(今日撮った写真ではありません)

 

ムカシヤンマ
落ち葉の下のムカシヤンマヤゴ

 

今日はほとんど崖をにらんでましたので、目にしたのはヤマサナエ♂1、♀1、コオニヤンマ♂1、アサヒナカワトンボ1のみでした。

yagopedia blog版(ヤゴペディアブログ)