オオヤマトンボの交尾

採卵困難種キイロヤマトンボへのチャレンジは、今年もどうも失敗に終わりそうです。
1回のみですが、同じヤマトンボ科のオオヤマトンボでは通常の方法(産卵♀の尾端を水入りカップにチョンチョンする方法)で採卵成功しています。
採卵再現性の確認と若齢ヤゴの高解像度画像が欲しいので、本日はオオヤマトンボにアタック。場所はこんな感じでオオヤマトンボが好む大きめの池です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボの池

1回♀が産卵に来ましたが、岸から少し離れた場所のため捕獲断念。
しばらくするとかなり離れた場所で、オオヤマトンボ♂が♀をつかまえて森の方へと去って行くのが見えました。物欲しげに眺め続けていると、森の方から止まり場所を求めて再びオオヤマトンボの交尾態が現れ、わりと近くの枝に止まるというラッキー。
ということで、運も味方しないと撮れないオオヤマトンボの交尾態。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボの交尾

どれくらいの時間で交尾が解けるかじっと見てましたが何の動きもなく10分くらいでギブアップ。池岸にチェアをセットして座り、交尾態をチラチラ確認しながら♂の飛びモノ写真にチャレンジすることにしました。
交尾態の♂以外に2頭の♂がパトロールしています。面白いもんでトンボにも個性があり、人間にとって分かりやすいのは用心深い個体とそうでない個体。1頭は私のそばに近づくと離れてから通過していきますが、もう1頭は一切おかまいなしにスレスレを通過します。快晴ではないためシャッタースピードはかせげず写真の出来はいまいち。

オオヤマトンボ
パトロール中のオオヤマトンボ♂

1時間30分程度たったところで交尾態をチラ見したところいなくなってました。残念ながら交尾を解いて離れていくところは目撃出来ず。トンボも種によって交尾が一瞬で終わるものと時間単位の長いものがありますが、1時間半はかなり長い方です。
その後、大型の明らかに♀体型(腹部基部がキュッとしまっておらず太い)のトンボが池岸近くで怪しげな動き。黄色すぎるのでオオヤマトンボじゃないだろうと思いつつもキャッチ。ウチワヤンマ♀でした。ウチワヤンマもオオヤマトンボ同様、大きな深めの池が好きな種です。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ♀

結局オオヤマトンボの採卵は成功しませんでしたが、今回は運もないと撮れないショットをゲット出来たのでOKです。