キイロヤマトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
キイロヤマトンボの産卵動画を追加しました。

ついに、九州北部は遅い梅雨入り記録を更新したそうです。
例年キイロヤマトンボの産卵時期は梅雨と重なるため、都合のいい日の晴れはそうそうなく、また増水してたりで採卵を狙えるのはせいぜい2-3日。
ところが、今年は絶好のチャンス。6月13日以後もキイロヤマトンボの場所に4回出動しました。こんな場所です。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボの場所

産卵にも3回遭遇し、17:00頃が2回と14:10が1回。
下は6月22日の産卵で、この日の天気はぼんやりとした晴れのため♂が不活発で、♀が落ち着いて産卵してくれて動画も撮影出来ました。通常だとちょっと産卵したところで、すぐに♂に連れ去られてしまうところです。
動画を見てもらえばわかりますが、類似種のコヤマトンボが岸沿いの植生の下にかくれるようにしながら素早く往復産卵するのに対して、キイロヤマトンボは川の中央近くで産卵します(岸沿いに産卵することもあります)。さらに浅い砂底がお好みのようです。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボの間欠打水産卵

産卵したあたりの砂も計数回持ち帰り、6月13日に書いた卵プカプカ作戦で採卵を試みました。糖液の比重も約1.4まで上げ見落としがないようにしましたが、結局採卵は成功しませんでした。
ピンポイントで産卵ポイントを特定出来、流れもゆっくりでその直下付近に卵が落下するという幸運に恵まれないと採卵は難しいようです。来週半ばからは雨の予報で、今年も採卵は失敗かも?

6月22日は、17:00過ぎになり水面スレスレを高速で飛ぶ明らかに他の種のサナエも現れました。止まったトンボはアオサナエでした。数は少ないですがちゃんと生き残っていますね。また、とってきた砂の中にも2齢のアオサナエヤゴが1頭いました。

アオサナエ
アオサナエ♂

キイロヤマトンボ♂の飛びモノ写真にも挑戦してみました。少し腕があがって出来映えは去年よりだいぶましになってきました。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボ♂