オオヤマトンボ若齢ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
オオヤマトンボ卵~7齢を追加・差し替えし、また従来掲載の7齢以後の画像を8齢以後へとずらし変更しました。

8月2日に孵化したオオヤマトンボヤゴが、8月20日に7齢まで脱皮成長しました。
ヤゴの場合1回の脱皮で1.2~1.3倍程度体長増加する事が多いのですが、6回の脱皮の間に1回平均1.4倍ほど体長増加していました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボヤゴ 1齢と7齢

3日に1回のペースで脱皮を繰り返しており、ヤゴの中ではかなり早い方です。ただ羽化までハイペースで脱皮を重ねるウスバキトンボヤゴとは事なり、これからの脱皮ペースはスローダウンし、最終的に終齢になるのは冬~来春になります。

また、従来の掲載画像では2齢が脱落しており、3齢ヤゴが2齢として誤って掲載されていました。その分の補正も行い、従来掲載分の終齢=13齢が、終齢=14齢となりました。

同時に産卵された兄弟ヤゴでも、成長の過程で羽化までの脱皮回数は1~2齢変化することがあり、終齢までの総脱皮回数は絶対的なものではあくまで目安です。ただ、1~3齢程度のごく若齢のうちは脱皮後のサイズ変化は割とコンスタントで、脱皮回数変化は中期から主に後期に起こります。

オオサカサナエ羽化他

フィールド活動は続けているものの、ここの所目立った成果はなく、まとめてアップデートします。

今年からトンボ写真も少し力を入れて撮ろうということで、8月3日に撮影したウチワヤンマの交尾飛翔写真。7月28日と同じ場所です。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマの交尾飛翔

♀の腹部の折りたたみ方が独特で、航空力学的にも効率良さげで、大型の連結体が飛び回る姿はなかなかの迫力です。

次は、お盆旅行中に立ち寄った琵琶湖でのオオサカサナエ♂の羽化。

オオサカサナエ
オオサカサナエの羽化

時間は16:30頃です。近くのテトラポッド上で、メガネサナエ属が他にも2頭羽化してました。他に羽化殻も十数ヶ程度。
翌朝、水遊び客が占拠していないわずかな砂浜スペース(夏休みの琵琶湖は水遊びの人でごったがえしており、また周囲の交通渋滞も半端ないです)で、縄張り中のメガネサナエ♂を数頭見ましたが、活動が本格化するのはまだまだこれからって感じでした。

あとは、8月18日のミヤマサナエ採卵チャレンジ(不発)。
ミヤマサナエは採卵自体は困難ではないと思いますが、なにしろ成虫が見つからずいまだに採卵が成功していません。山頂で避暑中のトンボは時々見かけて、下は8月1日撮影の背振山山頂のミヤマサナエ♂。

ミヤマサナエ
背振山山頂のミヤマサナエ♂

キイロヤマトンボの時期に川でお会いしたトンボ撮影のMさんから、昨年N川某所でミヤマサナエの産卵を見たとのことで、まずそこへ。1時間ほど粘ってみましたが、いたのはハグロトンボ数頭、コオニヤンマ数頭のみ。下流に移動して6月29日に報告したミヤマサナエ過剰終齢ヤゴを採集した場所へ(写真の右横あたりで採集)。ここは2014年に縄張り中のミヤマサナエ♂を1回だけ見かけた場所でもあります。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエヤゴがいた場所

ここでも、オナガサナエ♂を1頭見たのみで不発。他にいたのは、狩りをしているカワセミ夫婦(?)。

カワセミ
カワセミ

曇りに近い天気で、♂のトンボのやる気をそぐような天候ではあるものの、いったいミヤマサナエ成虫はどこにいるのでしょうか?ヤゴは見つかるので、成虫もどこかにいるはずなのですが・・・。

オオヤマトンボの孵化

7月28日に採卵したオオヤマトンボ卵が孵化しました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ1齢ヤゴ

採卵後5日目の孵化で以前の経験でも5日でした。卵が孵化するまでの期間は気温に左右(高いと早くなる)されますが、早い方のグループに入ると思います。
極端に早いのが今日本中をフワフワ飛び回ってるトンボ会のフロントランナー、ウスバキトンボ。3日もあれば孵化し、その後短期間で脱皮を重ね(へたをすると1日で次の齢期に脱皮してしまいます)あっという間に成虫になってしまいます。

成虫になるとコヤマトンボやキイロヤマトンボより大型のトンボになりますが、1齢の段階ではコヤマトンボの方が大型です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ1齢(左)とコヤマトンボ1齢(右)