山頂のミヤマサナエ探し

お盆の際の宮崎県山頂のミヤマサナエと同じく山頂でミヤマサナエ探しです。

ミヤマサナエは羽化後しばらくは遠く離れた高山に移動し、成熟すると羽化水域に戻ってきて生殖活動を始めます。

ここにはいるかも?と向かったのは背振山山頂。背振山は標高約1000m、山頂には航空自衛隊のレーダーサイトがあり一部立ち入り禁止になっている山です。福岡市街から車で約1時間。
猛暑日ですがこれくらいの標高になると、そこまで暑くありません。

背振山
背振山山頂からの景色

 

まず道路上をウロウロして探索。しばらく探したら、いました、いました。ミヤマサナエの♀です。そこそこ車が通る道路なので、あわてて撮影に入りますが、運悪くすぐに車が来て3シャッターしか切れませんでした。
ミヤマサナエは林の上に消え去ってしまいアウトッ。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ♀

 

ちなみに大部分のトンボの♀は、腹部基部が太くずんぐりしているので慣れてくると一見して♂と区別できます。

また、一般の方は、黒地に黄色い斑紋のトンボというとオニヤンマくらいしか知らないと思いますが、サナエトンボ科では最も普通な色彩パターンです。また、♀の方が黄色い斑紋が♂より目立つのも、割と共通のサインのような気がします。サナエトンボ科などで黄色っぽいトンボが現れたら♀というのはありがちなパターンです。
黒地に黄色が目立つというのはスズメバチなどの有毒昆虫の警戒色なので、擬態しているとか何か関係があるかもしれません。

さて、その後山頂近くで少し粘りますが現れず。再び道路上を探しますが、結局見つかったのは最初の1頭のみでした。
ミヤマサナエの♀を見るのは初めてなので、OKということにしました。

オキナワコヤマトンボのヤゴ

5月5日のオキナワコヤマトンボのヤゴが終齢になりました。

産卵中のオキナワコヤマトンボを見る限りではコヤマトンボよりかなり小型に見えましたが、フィールドガイド「日本のトンボ」ではオキナワコヤマトンボ♂体長66~71mm、♀69~73mm、コヤマトンボ♂体長67~80mm、♀69~81mmとなっており見た目ほどの差はないものですね~。

上がオキナワコヤマトンボ終齢ヤゴで、下がコヤマトンボ終齢ヤゴです。
両者とも終齢に脱皮後あまり日がたっていないヤゴです。

オキナワコヤマトンボ
オキナワコヤマトンボ終齢ヤゴ
コヤマトンボ
コヤマトンボ終齢ヤゴ

 

体長は両者とも約26.7mmで同じですが、頭幅や腹幅は明らかにオキナワコヤマトンボの方が細身です。
そっくりなヤゴですが、終齢への脱皮後期間が同じくらいであれば両者を並べれば鑑別出来そうです。

コシボソヤンマの産卵とミヤマサナエ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コシボソヤンマの産卵動画を差し替えました。

コシボソヤンマの産卵動画の出来が今ひとつで、撮り直そうということで8月6日と同じ川へ。
最近は特定のトンボがいるはずと思って出かけても空振りすることが多いのですが、ここに来るとコシボソヤンマ、コオニヤンマ、オジロサナエは必ず見られます。安心と信頼の場所です。

天候は曇りで時に薄日が差す程度ですが、産卵は数回見られました。落ち着いて産卵してくれるので、三脚にカメラをセットして撮影する余裕もあり手ぶれなしの動画です。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマの産卵

 

さて、お盆中は霧島と指宿に旅行していましたが、何かトンボもいないかと色々ネットを調べてみました。検索結果を総合すると霧島近くの、とある山頂で避暑中のミヤマサナエに確実に出会えそうです。ミヤマサナエはろくに見ることも出来ず採卵も成功していないトンボです。山頂での交尾態も記録されており採卵もうまくいくかもしれません。
ということで旅行の途中で山頂にアタックしました。しかし、山頂の天候は読めませんね~。地上は上天気なのですが、悪路を苦労してたどり着いた山頂は霧に覆われ雲っています。1頭ミヤマサナエ♂がいましたが、止まっている木の角度が悪く証拠写真もままなりませんでした。とりあえずゲットしてモデルになってもらいました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ♂

 

他に2-3頭あやしいのが飛びましたが、着地地点は特定出来ませんでした。

コオニヤンマの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コオニヤンマの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

7月30日と同じ場所です。
目的はコオニヤンマの産卵動画。
前回8:00以降で産卵が見られなかったので、もっと早い時間かも?と6:30頃に来てみました。
コシボソヤンマは早くも縄張りしています。いかにも産卵に良さそうな流木がある場所の回りを、5カ所ほどに分かれて水面すれすれにグルグル回っています。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ♂

 

コオニヤンマは交尾は見られるものの、産卵は結局9:00頃になりようやく1頭現れました。

コオニヤンマ
コオニヤンマ交尾

 

座っていた場所の1mくらい手前に突然♀が現れたのですが、カメラについていたのは最短焦点距離1.5mの300mmズームレンズ。ヘタに動くと逃げられるので、体を反らしてなるべくカメラを離してようやく焦点が来ました。結構長く産卵してくれたのですが、焦点が何とか合ったのは撮影時間の半分くらいでした。
時々あるレンズトラブルですが、結局産卵に来たのはこの1回のみで何とか撮影出来たものの残念な結果でした。

コオニヤンマ
コオニヤンマの産卵

 

ネアカヨシヤンマの若齢ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ネアカヨシヤンマ若齢ヤゴの黒バック画像が欠落していましたので補充しました。

7月16日のネアカヨシヤンマ卵が孵化し2齢になったので、欠落していたホームページの黒バック画像を補充しました。1齢はチョコチョコ動いて無理だったのですが、2齢はolympus tg-5で深度合成して撮影してみました。
下が1齢と2齢です。思ったほどの変化ではありませんでしたが、2齢は脚の先端までピントがあっています。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ1齢ヤゴ

 

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ2齢ヤゴ

 

中一光学の4.5倍マクロレンズfree walkerで1齢のグレーバック画像も撮ってみました。しかし、ヤンマのヤゴくらい大きくなると脚にピントがあわずかえってぼやけた印象の画像になってしまいました。微細なサナエの1齢ヤゴでは4.5倍マクロレンズは威力を発揮しましたが、なかなか難しいものです。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ1齢ヤゴグレーバック画像