オジロサナエの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オジロサナエの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

オジロサナエの産卵動画目的で川に行ってきました。
こういう場所で平地にあり、岩がゴロゴロした何の変哲もない浅い流れです。
普通オジロサナエは渓流のトンボという印象があるのですが、ここにはオジロサナエが生息しています。

オジロサナエ
オジロサナエの場所

 

8時頃に川に着きましたが流れに入るなり、私の腕に止まって産卵しようとするコシボソヤンマ♀の洗礼を受けました。結構痛いということなのであわてて追い払います。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ♀→コシボソヤンマ♂

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2017年8月7日追記

上記画像は腕に産卵にきたのと別のコシボソヤンマですが、よく見ると上付属器の間に下付属器がはっきりと写っており♂の間違いですね。川面の草影から舞い上がって枝に懸垂したので先入観で♀と決めつけていました。

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川を移動するとコオニヤンマが多くざっと10頭くらいはいます。

コオニヤンマ
コオニヤンマ♂

 

コオニヤンマは枝に止まる時は、いつも長い脚をもてあましているように見えます。不格好に長い脚を折り曲げて枝を挟んで止まるのですが、この個体は左前脚がジャマみたいで上によいしょと持ち上げていました。
コオニヤンマは大食漢のトンボとしても有名ですが、チョウやトンボの獲物を、この棘だらけの長い脚で捕獲します。

オニヤンマも1-2頭飛んでいます。枝に止まる時はこんな感じで、サイズ的はコオニヤンマと同じく大型種ですが、こちらが普通のトンボの止まり方です。

オニヤンマ
オニヤンマ♂

 

最近久しぶりに訪れると目的のトンボが激減していることが良くあるのですが、オジロサナエは健在でした。何カ所かに分かれて2-3頭づつ♂が縄張りを張っています。

オジロサナエ
オジロサナエ♂

 

♀の産卵も4回ありました。動画のような感じで、岩に止まって尾端を振るわせて卵塊を作り、それを打水産卵していく方法です。

オジロサナエ
オジロサナエ♀の産卵

 

渓流であれば涼めるのですが、ここは平地の川。
猛暑に参ってしまい、昼には引き上げました。

7月13日卵の正体は?

7月13日に木片から取り出した卵ですが、発生はしているものの全体的に黒っぽく発生失敗かと思っていたら、今日寄生蜂が誕生していました。

寄生蜂
寄生蜂

 

右が卵から出てきた寄生蜂。左は未受精卵で発生失敗した卵です。
結局取り出した3卵のうち、2卵が寄生蜂で1卵が未受精卵で、卵の正体はネアカヨシヤンマかヤブヤンマか結局不明でした。
卵中の寄生蜂の写真は撮れませんでしたが、下は参考のアオイトトンボ卵内の寄生蜂です。

寄生蜂
寄生蜂

 

7月16日に採取したネアカヨシヤンマ卵は順調に発生していて、そろそろ孵化すると思います。

ウチワヤンマの産卵

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ウチワヤンマの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

2015年6月21日の池にウチワヤンマの産卵動画を撮りに行ってきました。
到着した時に小雨が降り始め、その後本降りになり20分ほどの滞在でしたが、運良く産卵動画をとれました。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマの産卵

 

♂が警護する様子や、卵から展開された糸状の粘着物質が尾端にくっついている様子などが記録されています。

真夏のサラサヤンマとオナガサナエの産卵

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オナガサナエの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

まず7月20日の池に。ここでは最近行くたびに、本命はいなくて想定外のトンボがいるのですが、今日もそうでした。

サラサヤンマ
サラサヤンマ♂

 

真夏のサラサヤンマ。
この池にはサラサヤンマは元々いて、撮影が必要な場合はいつもここに来るのですが、7月22日に見るとは思っていませんでした。
フィールドガイド「日本のトンボ」を見ると、成虫の生存期間は8月までになっていますが、おそらく発生が遅い日本北部のデータだと思います。
福岡で7月22日となるとかなり遅い記録ではないでしょうか?

その後川へ。今が盛りのオナガサナエの産卵動画目的ですが、遅い時間にならないと産卵がスタートしないのが難点です。
夕方7時頃になってから、そろそろ撮影準備といった感じです。
6時50分頃に川に入ってきたトンボがいて、遠目にはホバリングを始めたように見え、産卵かと思いましたが違いました。

オナガサナエ
オナガサナエ♂

 

草の先端に止まっていたまぎらわし姿勢のオナガサナエ♂。岩に止まって縄張りすることが多く、オナガサナエとしては珍しい止まり方です。

ちょうど7時になり産卵♀が1頭現れました。

オナガサナエ
オナガサナエの産卵

 

幸い♂に気付かれなかったので、ゆっくり産卵してくれ、無事動画も撮れました。
最後に1回打水して去った途端に、結局♂に捕まっていました。
空中から卵の落ちる様子が良く分かるように、後の方に拡大した動画も挿入してあります。

クロスジギンヤンマの産卵

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クロスジギンヤンマの産卵動画を追加しました。
エゾトンボネアカヨシヤンマのトンボ画像を追加・変更しました。

ネアカヨシヤンマとヤブヤンマの産卵動画を撮るため、7月17日の池にまたまた行ってきました。

池に入るとシオカラトンボ色の小型のトンボが飛んでいます。時期的にハラビロトンボかと思いましたが更に小型に見え、もしかしたらあれかな~と思い撮ってみるとやはりあれでした。

アオビタイトンボ
アオビタイトンボ♂

 

温暖化に伴い北上中のアオビタイトンボ。
個人的には福岡県内で見るのは5カ所目ですが、バラバラに散らばった池で見ているので、探せばもう色々な池にいると思います。

次にヤンマが現れ、池面で産卵を始めました。まだまだしぶとい、クロスジギンヤンマでした。動画を撮れたのでホームページにアップしました。動画の後半は同じ池で5月13日に撮影したもので、まだ羽も透明でフレッシュな♀ですが今回の♀はかなり老熟化しています。

クロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマの産卵

 

結局狙いのネアカヨシヤンマは現れずじまいでした。腹部が長くヤブヤンマ?というヤンマは2-3回池に来ましたが、パトロールすることもなくすぐに出て行きました。

池の明るい部分で大型のトンボが時々飛ぶのに気付いていましたが、何か分からないので近づいてみると、草の先端に止まっているトンボが見えます。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ♀

 

ウチワヤンマの♀でした。ここは植生の多い小さな浅い池でウチワヤンマが繁殖するような場所ではないので、未熟な♀が単に摂食に訪れただけでしょう。

狙いのトンボには出会えませんでしたが、今日は想定外の発見もあり良しとしましょう。

ヒメサナエの産卵動画追加

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヒメサナエの産卵動画を追加しました。

今日は大分からの帰りですが、途中でヒメサナエがいる場所に立ち寄りました。

ヒメサナエ
ヒメサナエの渓流

 

4回産卵がありましたが、動画が撮れたのはこの1回のみ。

ヒメサナエ
ヒメサナエの産卵

 

ヒメサナエはヒメクロサナエ同様石に止まって腹端だけを水に浸して放卵する静止接水産卵も行います。
最初岩に止まっており、10cm四方くらいの狭くて浅いこの場所ではその可能性もありかと思いましたが、普通の打水産卵だけで去って行きました。

コシアキトンボの未熟な♂もいました。

コシアキトンボ
コシアキトンボ未熟♂

 

コシアキトンボは池の暗い部分が主な活動場所ですが、川でも見ますし、近くに水場がなさそうな町のど真ん中でも見たりします。ここは源流に近い場所なのですが、どこかに水場があるのでしょうか?

さて地元に帰り、7月13日の池でネアカヨシヤンマの産卵動画が撮れないかリベンジ。
こういう湿地状になった池の暗い部分が狙い目です。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマの産卵場所

 

池に踏み込むなり、ヤンマが飛んで枝に懸垂したので期待しましたが、ミルンヤンマ♂でした。

ミルンヤンマ
ミルンヤンマ♂

 

この池は山の麓にあり、以前は渓流が流れこんでいました。かっては流されてきたと思われる流水性のオジロサナエヤゴをこの池で見たことがあります。
しかし、今では年々水量が減っており、渓流からの流れは途中で地面に吸い込まれ消えてしまっています。

こちらの池の明るい部分にはクロスジギンヤンマが1回現れました。

クロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマのいた部分

 

もう終盤だと思いますががんばってますねー。ただ、近年の温暖化で秋に2化目のクロスジギンヤンマが出現する可能性もあると思います。

今日は、ヤンマはこの2種類だけで結局ミッションならずでした。

ネアカヨシヤンマの採卵

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヤマサナエの産卵動画を追加しました。

7月13日に地元の池でもネアカヨシヤンマが残っているかも?だったのですが、産卵動画は撮れなかったので、可能性が高そうな大分の湿地に出張です。
産卵動画と採卵、さらにエゾトンボの産卵動画も目指します。

まず目的の湿地に着いて目に入ったのがボロボロになったヤマサナエの♀。ヤマサナエというと春の川の印象ですが、猛暑の葉上に止まったりもしています。

ヤマサナエ
猛暑の葉上のヤマサナエ♀

 

産卵活動も行っています。ところが産卵場所はなんと幅30cmくらいのコンクリートの側溝。この側溝で終齢まで育つとは思えないので、下流の小川まで流されていくのでしょうか?
TPOに応じてヤマサナエはたくましく生きています。

ヤマサナエ
側溝へのヤマサナエ産卵

 

さて湿地の方ですが、こんな感じでただの草地?
しかし、踏み込むといたる所に浅く水がたまっています。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマのいる湿地

 

多いのはハラビロトンボ。産卵含め活発に活動しています。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♂
ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♀

 

上が未熟な♂で、下が♀。♂は最初の未熟なうちは♀と同じ色調ですが、その後真っ黒になり、さらにシオカラトンボ様の色調に大幅に外観を変化させます。

エゾトンボも飛んでますが数は少なく、見張っていたこの場所では複数の♂が現れることはありませんでした。

エゾトンボ
エゾトンボ♂

 

2時半頃にエゾトンボの♀も現れました。産卵弁がはっきり見えるくらいまで接近したりもし、湿地の水たまりに何回か降りていこうともしますが、その都度ハラビロトンボに邪魔され、最終的に産卵せずに湿地を去って行きました。
結局、エゾトンボの産卵はこの1回だけでした。もし産卵してくれたとしても草がジャマで産卵動画は難しそうです。残念。

さて、その10分後くらいにネアカヨシヤンマの♀も現れました。ゆっくり飛び回りエゾトンボ同様湿地に降下していきますが、やはり他のトンボの邪魔が気にくわないのか落ち着かず、上昇してきます。 途中で草に止まりましたが、どうもクモを捕食しているようにも見えます。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ♀

 

3-4回林の中に消えたり現れたりしていましたが、一向に産卵しないため採卵に目的を変更し捕獲。湿ったキッチンペーパーを重ねた容器に入れておけば産卵してくれるはずです。
その後は産卵にくるネアカヨシヤンマは見ず、結局大分出張の産卵動画撮影は不発でした。

ネアカヨシヤンマ卵?

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の
ヒメサナエ産卵動画を差し替えました。

昨年7月21日に ”また、ひとつ池が死んだ” 宣言をした、かって複眼ブルーヤンマ3種類がそろい踏みしていた池に、行ってきました(一応)。

池に着くなり池面を少し飛んだ後、暗い湿地部に突き出た枯れ木に着地するヤンマがいました。産卵の様子が良く確認出来きず、5mくらい離れていることもあり不用意に動いたところ、飛んで行ってしまい、証拠写真は撮れませんでした。
黒っぽく腰も太くネアカヨシヤンマと思いましたが、目が悪く池面も暗くはっきりしません。産卵しているように見えた枯れ木を取ってきたところ、3卵が回収出来ました。
その後3-4回ヤンマが飛び、こちらはヤブヤンマだと思います。
ヤブヤンマとネアカヨシヤンマは何とか生き残っているようです。
卵の段階ではどちらか分かりませんが、ヤブヤンマはこれまで土に産卵する場面しか見た事がなく、卵はネアカヨシヤンマでしょうか?
順調にいけば2週間後くらいに孵化すると思うので確かめます。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ卵?
ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ卵?

 

ちなみに黒バック画像の方は、olympus tg-5で深度合成した画像です。圧縮した画像ではっきりしませんが、分裂が始まった細胞がよく解像されています(7月13日に回収した卵を、14日に撮影したものです)。

その後、ヒメサナエの渓流に行ってきましたが、今日も産卵動画は撮れませんでした。7月1日に撮った産卵動画をアップしました。ピントが動いて出来はいまひとつですが、以前の掲載分よりはマシです。動画の後半部分は以前の掲載分です。

ヒメサナエ
ヒメサナエ♀産卵

お知らせ

YAGOPEDIAホームページの、
アオハダトンボ卵~1齢、アサヒナカワトンボ卵~2齢、ムカシトンボ卵~2齢、ムカシヤンマ卵~1齢、アオサナエ1~4齢、ホンサナエ1~4齢を高解像度画像で差し替えました。

一部の若齢ヤゴを、中一光学の4.5倍マクロレンズfree walkerで撮り直ししてみました。

明らかに解像度が増している画像と、あまり違いがはっきりしないのがあります。

1齢ヤゴについて比較してみました。左が従来掲載分で右が新たに差し替えた画像です。

アオサナエ1齢ヤゴ
アオサナエ1齢ヤゴ

 

ホンサナエ
ホンサナエ1齢ヤゴ

 

アオハダトンボ
アオハダトンボ1齢ヤゴ

 

アサヒナカワトンボ
アサヒナカワトンボ1齢ヤゴ

 

ムカシトンボ
ムカシトンボ1齢ヤゴ

 

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ1齢ヤゴ