ホームページの材料さがしで、山口県まで出張してきました。
目的はアオサナエの産卵動画。
福岡市近郊にも昔はアオサナエはいたのですが、2009年のゲリラ豪雨で川の様相が一変し、ヤゴも下流や海まで流されてしまったようで激減してしまいました。確実に見ようとすると出張が必要です。
山口県のこの場所も、以前は存在した植生の多い中州が豪雨の影響で消滅してしまっており、環境的には悪くなっています。
しかし、ここには今でもアオサナエがいます。
午後3時くらいに着いたのですが、さっそくアオサナエ♂の縄張りが3-4頭いました。

緩やか流れが少し急になる場所で産卵することが多いので、こういう場所を見張ります。

残念ながら♂たちは、まだあまりやる気がなさげですねー。
30分くらいで全部いなくなってしまいました。結局産卵も見られず、1~2週先が時期的にはよさそうです。
ホンサナエ♂も2頭縄張りを張っていました。

ずんぐりしたトンボで、客観的に見るとアオサナエと違い魅力はないのですが、九州では希少価値があり、何となくありがたみを感じてしまいます。

5時くらいまでホンサナエたちは縄張りを張ってましたが、こちらも産卵はありませんでした。
明日の朝も来ることにします。