ムカシヤンマの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ハグロトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。
ムカシヤンマの産卵動画を追加しました。
ハラビロトンボの産卵動画を差し替えました。

昨日同様、山口県です。
まずヒヌマイトトンボの場所。

先週より、成熟が進んでおり個体数も増えていました。交尾や産卵はまだなく、あと1~2週先でしょう。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボ♂

 

次に北九州まで戻り、オグマサナエの場所。
今日は♀も見つかりましたが、産卵はやはりなし。

オグマサナエ
オグマサナエ♀

 

アオヤンマも♀が木に止まったので撮影。

アオヤンマ
アオヤンマ♀(側面から見ると♀です)

 

トンボの場合、一般的に♀は産卵の時にしか現れず遭遇が難しいのですが、私の場合なぜかアオヤンマは♀しか撮影出来ていません。
アオヤンマはフワフワと不規則に飛んで、すぐに葦原に潜りこむので、止まってくれないと撮影が難しいです。
産卵はやはりなく、先週に続きここまで産卵動画は全敗です。

かわりにハラビロトンボの産卵があり、ホームページの産卵動画がしょぼすぎたので、撮影して差し替えました。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボの産卵

 

最後に福岡に戻り、昨年6月2日の場所でムカシヤンマ。

最近天気がいい日が続いており、一番産卵がありそうな昨年のA地点は水が少し滴ってますが涸れ気味で、♂の縄張りもありません。
B地点にいたっては完全にカラカラになっていました。春先にここで若齢ヤゴを確認してましたが、おそらく助かっていないでしょう。

さらに奥の林道にかなり進んだ地点に道路脇まで水がしみでている場所がありました。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマの場所

 

♂もちゃんと分かっていて縄張りしています。また懲りずに飛翔写真。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ飛翔1
ムカシヤンマ
ムカシヤンマ飛翔2
ムカシヤンマ
ムカシヤンマ飛翔3
ムカシヤンマ
ムカシヤンマ飛翔4

 

しばらく待ちますが産卵♀がこないため、A地点まで戻り、再びここに戻ってきた時に♂が斜面で他のトンボにつかみかかっています。
すぐに♂は離れていきましたが、暗い斜面をよくよく見ると居残った♀が産卵していました。ラッキー。あきらめの早い♂のおかげで発見できました。
少々近づいても♀は産卵に夢中で、動画も写真も撮り放題でした。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♀の産卵

 

最後に何とか新しい産卵動画をひとつゲット出来ました。
ちなみに帰り道でA地点を横切った時に斜面からムカシヤンマが出てきました。
ここでも♂が縄張ってたのか~っと写真を撮ったみたら♀でした。水は涸れ気味ですがここでもちゃんと産卵してたんですね。
おまけに尾端に付着した卵まで写っています。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ♀

 

さて別の話題です。
山歩きする人は分かると思いますが、この時期林道を歩く時に一番うっとおしいのが通称メマトイ(目纏い)という小さいハエ。
目を標的に飛んできて、手で追い払ってもすぐに戻ってきて目の周りをブンブン飛ぶし、少しでも隙を見せると目に侵入してきます。
今日の最後の場所でもかなり纏わりつきました。

まず対策に買ったのが花粉症用の眼鏡。ウーン、隙間があるし視野が少しゆがみ、いまひとつ。

眼鏡
花粉症用の眼鏡

 

最も実践的だったのが百均で買ったこのかわいい座布団。

座布団
百均の座布団

 

フィールドで座わりこむことも多いので買ったのですが、これが役立ちます。
メマトイが現れたらすかさずこれを自分の顔に向かってバシッとな。
さすがのメマトイも退きます。
もしかしたらつぶれたメマトイが顔に貼りついてるかもしれませんが、原始的な武器が一番効果的です。

しつこくアオサナエ

今週も先週同様、山口県行きでほぼ同じルートです。
狙いはやはりアオサナエとうまくいけばホンサナエの産卵動画です。

午後3時頃に着いてすぐに同じ場所でアオサナエ3頭、ホンサナエ2頭の縄張りが♂が見つかりました。
今日はアオサナエ♂もやる気があるようで、ずっと縄張りを維持しています。
しかし、いつまで待っても産卵♀は両者とも現れず。

しょうがなく撮ったのはお食事中のアオサナエ♂。食べているのはカゲロウかカワゲラ類だと思います。

アオサナエ
摂食中のアオサナエ

 

そして、飛翔写真。簡単に撮れてうれしいというだけで特に意味はありません。

アオサナエ
アオサナエ飛翔1
アオサナエ
アオサナエ飛翔2
アオサナエ
アオサナエ飛翔3
アオサナエ
アオサナエ飛翔4

 

あとは、ハグロトンボヤゴの生態動画。

ハグロトンボ
ハグロトンボヤゴの生態

 

ハグロトンボとアオハダトンボヤゴの鑑別は不可能ですが、♀の終齢だけは区別がつきます。
アオハダトンボヤゴは偽斑紋にあたる部分の翅芽先端部の気管が少し蛇行しますが、ハグロトンボヤゴはまっすぐです。このヤゴの気管の脈枝はまっすぐです。

ハグロトンボ
ハグロトンボ♀ヤゴの翅芽拡大

 

ということで先週から進歩なしの半日でした。

再びアオサナエとホンサナエ

YAGOPEDIAホームページの、
アオサナエホンサナエオグマサナエのトンボ画像を更新しました。

今日も朝の6時から昨日と同じ場所です。

アオサナエ
アオサナエの場所

 

シーズン真っ盛りになると、少し薄暗い時間から♂の縄張りや♀の産卵があるのですが、どうも空振りのようです。
何もいません。

8時半くらいになり、少し暑いくらいになってからようやく出始めました。
やはり産卵動画を狙うには、もう少し先の時期がよさそうです。

お食事中のホンサナエ。

ホンサナエ
摂食中のホンサナエ♂

 

今シーズンから使い始めた、Lumix GH5にはシャッターを押す何秒か前からすでに内部的に記録が始まっているという機能があります。

ホンサナエ
飛び立つ瞬間のホンサナエ♂

 

上の写真はホンサナエが飛び立った瞬間です。
人の反射神経では飛び立った瞬間にシャッターを押してもタイミングはあわず、トンボは画面から大きくはずれてしまいます。
新機能を使えば、こういう写真が簡単にとれてしまします。

下は、逆にアオサナエが着地する瞬間。

アオサナエ
着地する瞬間のアオサナエ♂

 

9時半まで粘りましたが、結局目的の産卵動画は撮れませんでした。

次の場所に移動し、ヒヌマイトトンボの観察。
まだ未熟ですが、そろそろ羽化が始まってました。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボの未熟♂

 

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボの未熟♀

 

オグマサナエのトンボ画像が少ししかないので、さらに次の場所に移動し撮影。

オグマサナエ
オグマサナエ♂

 

アオヤンマも何頭か飛んでいました。
連写してたまたまピントがあった画像ですが、葦原をフラフラ飛んでいて♂かと思っていたら、腹端に産卵管がありそう。

どうも♀のようです。もしかしたら産卵動画のチャンスだったかもしれません。

アオヤンマ
アオヤンマの飛翔

アオサナエとホンサナエ

ホームページの材料さがしで、山口県まで出張してきました。
目的はアオサナエの産卵動画。

福岡市近郊にも昔はアオサナエはいたのですが、2009年のゲリラ豪雨で川の様相が一変し、ヤゴも下流や海まで流されてしまったようで激減してしまいました。確実に見ようとすると出張が必要です。

山口県のこの場所も、以前は存在した植生の多い中州が豪雨の影響で消滅してしまっており、環境的には悪くなっています。

しかし、ここには今でもアオサナエがいます。
午後3時くらいに着いたのですが、さっそくアオサナエ♂の縄張りが3-4頭いました。

アオサナエ
アオサナエ♂の縄張り

 

緩やか流れが少し急になる場所で産卵することが多いので、こういう場所を見張ります。

アオサナエ
アオサナエが産卵しそうな場所

 

残念ながら♂たちは、まだあまりやる気がなさげですねー。
30分くらいで全部いなくなってしまいました。結局産卵も見られず、1~2週先が時期的にはよさそうです。

ホンサナエ♂も2頭縄張りを張っていました。

ホンサナエ
ホンサナエ♂の縄張り

 

ずんぐりしたトンボで、客観的に見るとアオサナエと違い魅力はないのですが、九州では希少価値があり、何となくありがたみを感じてしまいます。

ホンサナエ
ホンサナエ♂背面

 

5時くらいまでホンサナエたちは縄張りを張ってましたが、こちらも産卵はありませんでした。
明日の朝も来ることにします。

ハッチョウトンボヤゴの生態動画など

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
マルタンヤンマコシアキトンボハッチョウトンボハラビロトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

昨年5月22日と同様に、ダビドサナエ系の産卵動画がしょぼすぎるので、動画撮影にお出かけです。

まず、この場所。
数年前であれば、この時期の午前中に30分も粘れば必ずダビドサナエの産卵に出会える感じでした。

ダビドサナエ
ダビドサナエの場所

 

結構粘りましたが結局空振り。アサヒナカワトンボは活発に活動中で、他に飛んできたのは未熟なヤマサナエ♂。

ヤマサナエ
ヤマサナエ♂

 

30cmくらいの至近距離からマクロレンズで撮っているのですが逃げる気配ゼロ。
以前、素手でトンボを捕らえる方法というのをテレビでやってました。手をゆらゆら左右に揺らしながらトンボに接近してパッと捕まえるという方法。やってみたら簡単にゲットできました。すぐに逃がしますが、また数分で戻ってきます。全く警戒心ゼロ。

次に、昨年5月22日と同じ場所。

クロサナエ
クロサナエの場所

 

ここはクロサナエとダビドサナエの両方がいる場所なのですが、縄張り♂もほぼいなくて、こちらも完敗。
いたのは、唯一縄張りしていたダビドサナエ♂。

ダビドサナエ
ダビドサナエ♂

 

他は葉上にいたダビドサナエ♀1頭。

ダビドサナエ
ダビドサナエ♀

 

渓流の傍の林にいた、ヒメクロサナエ♀1頭。

ヒメクロサナエ
ヒメクロサナエ♀

 

この場所も、近年のトンボ減少傾向の流れで減り始めたのでしょうか?それとも少し時期的に早い?もう一度来たいのですが、この次期は色々なトンボが出始めるので、対象が多すぎて無理かもしれません。

という訳で、ほぼ何もなしの1日。
帰宅後、自宅で飼育中のヤゴの動画をせっせと撮りました。家のセットで撮ったので、自然界での行動とはだいぶ異なると思いますが参考まで。

マルタンヤンマヤゴ。フィールドでは池辺の植生に捕まっていることが多いです。

マルタンヤンマ
マルタンヤンマヤゴの捕食

 

コシアキトンボ。堆積した落ち葉にまぎれていることが多いです。

コシアキトンボ
コシアキトンボヤゴ

 

ハッチョウトンボ。フィールドでは泥底や垂れ下がった植生の中にいます。

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボヤゴ

 

ハラビロトンボ。フィールドでは泥底にいます。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボヤゴ

 

コシブトトンボの1齢ヤゴ

5月3日に採卵したコシブトトンボの卵が孵化しました。

従来1齢程度の若齢ヤゴをとる時は、ZUIKO DIGITAL 35mm Macro + 2×TELECONVERTER EC-20 + FOUR THIRDS ADAPTER EC-20の組み合わせを使っていました。
しかし、対象は1mm程度で透明に近い連中なので、画質的には到底満足出来るものではありませんでした。

最近、中国のメーカー中一光学(ZHONG YI OPITCS)から4×~4.5×のマクロ撮影が出来るマクロレンズ、FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO 4-4.5:1が発売されました。
価格も手頃なので、購入してみました。

こんな感じでレンズの先端がまるで顕微鏡の様。

freewalker
中一光学freewalkerマクロレンズ

上が従来のレンズ組み合わせで、下がfreewalkerでとったコシブトトンボの1齢ヤゴです。
画質的にはかなり改善されました。使えるレンズですが、手ぶれの影響が出るので撮影時の照明をもう少し明るくする工夫が必要そうです。

コシブトトンボ
olympusレンズで撮影したコシブトトンボ1齢ヤゴ

 

コシブトトンボ
freewalkerレンズで撮影したコシブトトンボ1齢ヤゴ

チビサナエヤゴの生態動画など

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ベニトンボハラボソトンボの産卵動画を追加しました。
チビサナエヤゴの動きを記録した動画を追加しました。
アカナガイトトンボのトンボ画像を追加しました。

沖縄で更新出来なかった分です。

まず、5月3日の場所で記録したハラボソトンボの産卵動画。

ハラボソトンボ
ハラボソトンボの産卵

 

次は、5月4日の2番目の渓流で撮ったチビサナエヤゴの動き。

チビサナエ
チビサナエヤゴの動き 砂への潜り込み

 

5月6日の池での、ベニトンボの産卵。

ベニトンボ
ベニトンボの産卵

 

下は、オオキイロトンボとコシブトトンボヤゴの立体画像です。トンボ科で最も大きいヤゴひとつと、最も小さいヤゴのひとつです。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボのヤゴ トンボ科で最も大きいヤゴのひとつ
コシブトトンボ
コシブトトンボのヤゴ トンボ科で最も小さいヤゴのひとつ

沖縄4日目。オオキイロトンボヤゴなど。

沖縄4日目で最終日です。

朝訪れた、古宇利島のハートロックは大雨の中で他の観光客は1組のみ。

ハートロック
古宇利島のハートロック

 

午後は雨はなんとか上がり、慶佐次川のマングローブ林でカヌー体験。カヌーは初めてですが、面白かったです。

カヌー
慶佐次川のマングローブ林でカヌー

 

さて、観光の合間をぬってしぶとく池にも行ってきました。

池
公園の池

 

一番の優占種はベニトンボで多数が飛んでおり、産卵活動もありました。後日産卵動画をアップします。他に多かったのはハラボソトンボ。

ヤゴでは、オオキイロトンボがいました。ハネビロトンボのヤゴと似ていますが、複眼の角が下方に突出します。この手のヤゴは見かけが恐ろしげですよねー。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボのヤゴ

 

他にいたのは、リュウキュウベニイトトンボのヤゴ。

リュウキュウベニイトトンボ
リュウキュウベニイトトンボのヤゴ

 

リュウキュウギンヤンマのヤゴも期待したのですが、沖縄の百均で買った捕虫網を使っているので、腰が弱くヘナヘナで網入れには不向き。多くは望めません。

4泊の沖縄でしたが天候にもまあまあ恵まれ、夕方の飛行機で福岡にもどります。

オキナワコヤマトンボのヤゴ

沖縄3日目で午前中は時間があったので、昨日の最初の渓流に行ってきました。

オキナワコヤマトンボの産卵が見られたので、よく探せばヤゴも見つかるに違いないということで探索です。

本土の普通種コヤマトンボヤゴであればいかにも潜んでいそうな、渓流際の植物の根部や、枯れ葉が沈積している部分を中心に探していきますが、なかなか見つかりません。
しばらく探して、ここの枯れ葉に紛れてようやく1頭見つかりました。

オキナワコヤマトンボ
オキナワコヤマトンボヤゴがいた場所

 

オキナワコヤマトンボ
オキナワコヤマトンボヤゴ

 

見た目は、サイズ以外コヤマトンボヤゴと何ら違いがありませが、なんだかありがたみがあります。ちなみに昨日は、ここの小さな渓流でオキナワコヤマトンボが打水産卵していました。

オキナワコヤマトンボ
オキナワコヤマトンボの産卵場所

 

午後は、ようやくリゾート地を訪れてますよっといった感じで、青の洞窟でシュノーケリング。ここは夕立が少しあった程度ですが、昨日の最後に訪れた北部は豪雨に見舞われており、キャンプ場に取り残された人がレスキューに助けられたとのニュースが流れてました。

青の洞窟
青の洞窟