ヤゴの生態動画 オオヤマトンボなど

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
クロスジギンヤンマオオヤマトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

冬の間は、せっせとヤゴの生態動画撮影ということで今日は池に行ってきました。

まず、5月15日の池でクロスジギンヤンマヤゴ。本来は敏捷なヤゴですが、冬の低温で動きが極めてゆっくりです。この池ではクロスジギンヤンマしか見たことがないのですが、一応下唇の内葉片の先が尖っているのを確認。ギンヤンマはここが尖らず四角っぽくなっています。

クロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマヤゴの生態
クロスジギンヤンマ
クロスジギンヤンマ下唇

 

次に、昨年7月20日の池でオオヤマトンボヤゴ。体長40mm程度の大型ヤゴで、初めて見た時は迫力にびっくりしました。どうも、ここの池は2年前から夏に水を落としているようで、トンボがかなり減ってしまいました。若齢は何とか7頭見つかりましたが、終齢を見つけるまでかなり時間がかかりました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボヤゴの生態

 

通常は泥に潜りこんで、複眼だけを外に出しエサを待ち伏せするヤゴですが、寒くて動きがにぶくなかなか潜ってくれませんでした。

ヤゴの生態動画 オナガサナエ

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オナガサナエヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

オナガサナエヤゴねらいで12月3日の川の別のポイントに行ってきました。
流水性サナエヤゴの大半は流れが緩む浅い岸沿いの砂中にいますが、オナガサナエは流れの中の岩の影にいることが多いです。こういう岩を動かして砂をすくうと見つかります。

オナガサナエ
オナガサナエヤゴが潜むポイント

 

2頭の終齢ヤゴがみつかり、例によって水中動画を撮影しました。

オナガサナエ
オナガサナエヤゴ

 

かなりの種類のヤゴは擬死(不動反射)をします。逃げても逃げ切れない捕食者(魚など)がいる場所に生息するヤゴたちの生き残り戦略です。おおざっぱに分けて、長時間or短時間、体を反らすor反らさない、脚をぴったり体につけるor脚を開く、に分けることが出来ます。オナガサナエは、脚を開き短時間で体を反らすタイプです。
olympus tg-4で深度合成撮影してみました。

オナガサナエ
オナガサナエヤゴの擬死

 

ゲリラ豪雨のダメージ後も沿岸工事が続き、かなり荒廃してしまった川ですが、久しぶりに行くとかなり以前のイメージに戻っていました。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴのいる川

 

いそうな場所をガサガサしてみると、キイロヤマトンボの若齢ヤゴが20頭近く見つかりました。キイロヤマトンボに関しては、来年、再来年とかなり復活してくるのではないかと思います。

 

ヤゴ生態動画 クロサナエなど

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クロサナエオジロサナエミルンヤンマヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

今日もヤゴの生態動画撮影です。
場所は5月22日と同じ場所です。
こういう砂底を中心に探していきます。

クロサナエ
クロサナエの砂底

 

撮影出来たのはクロサナエ。終齢ヤゴですが尾部にクロサナエ♂の特徴(両側にはみ出す突起)が見られます。ダビドサナエ系は10数頭程度いました。

クロサナエ
クロサナエヤゴ

 

オジロサナエ。10頭弱いました。

オジロサナエ
オジロサナエヤゴ

 

ミルンヤンマ。

ミルンヤンマ
ミルンヤンマヤゴ

 

他にいたのは、ヒメクロサナエが10数頭、アサヒナカワトンボが数頭程度でした。

ヤゴの生態動画 キイロヤマトンボなど

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アサヒナカワトンボコオニヤンマコヤマトンボキイロヤマトンボヤマサナエヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

ヒメクロサナエヤゴの動画を、終齢ヤゴの動画と差し替えました。

ドボンと水に沈めて撮影できるOlympus tg-4の水中動画撮影が面白いです。今日もヤゴの動画撮影目的で川に行ってきました。

問題点はカメラを水中に沈めると角度によっては液晶が反射で全く見えなくなることです。少し工夫をしてみました。
当初はスマホからカメラをコントロールするアプリOl.shareを使って、スマホ画面を見ながら撮影しようと思っていたのですが、残念ながらアプリにあるのは写真用シャッターのみで動画用シャッターが用意されていません。
そこで百均で買ったコンパクトミラーを写真のように工作。鏡をおおうカバーはアルミ製でハサミで切れるのでカット。他にネットで666円で買ったゴリラポッド風三脚を用意しました。簡易的なクイックシュー仕様となっています。

カメラ
カメラ用ミラー作成

 

クイックシューネジとカメラの間にコンパクトミラーをセット。

カメラ
カメラ用ミラー作成

 

必要な場合は三脚をつけて使うことも出来ます。鏡の角度も液晶が見やすい角度に変えられるので、鏡に映った液晶の映像を見ながら撮影することが出来ます。

カメラ
カメラ用ミラー作成

 

さて向かった先は自然度が高いものの2009年ゲリラ豪雨で、生態系ダメージをこうむってしまった9月25日と同じ川です。
こういう川底で以前はキイロヤマトンボやアオサナエヤゴがそこそこいました。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴがいる川底

 

キイロヤマトンボは今年孵化したと思われる若齢ヤゴ1頭しか見つかりませんでしたが、とりあえず今年も産卵はあったようです。
多いのはダビドサナエヤゴですが、7-8頭しか見つかりません。
他は、ヤマサナエヤゴが1頭。

ヤマサナエ
ヤマサナエヤゴ

 

コオニヤンマの終齢ヤゴが2頭。

コオニヤンマ
コオニヤンマヤゴ

 

少し下流に移動しました。川底はこういう感じで泥や枯葉も少し堆積しています。

コヤマトンボ
コヤマトンボヤゴがいる川底

 

以前は、こういう所にはコヤマトンボのヤゴがウジャウジャいる感じでしたが、終齢2頭しか見つかりませんでした。

コヤマトンボ
コヤマトンボヤゴ

 

キイロヤマトンボの終齢ヤゴも2頭潜んでいました。やや砂礫が混じった程度のきれいな砂底で見つかることが多いヤゴですが、こういう所にいる場合もあります。他に若齢ヤゴも周辺に2頭いました。キイロヤマトンボ採卵はまだ成功していませんが、この場所は来年少し期待が出来そうです。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴ