YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アサヒナカワトンボ、コオニヤンマ、コヤマトンボ、キイロヤマトンボ、ヤマサナエヤゴの動きを記録した動画を追加しました。
ヒメクロサナエヤゴの動画を、終齢ヤゴの動画と差し替えました。
ドボンと水に沈めて撮影できるOlympus tg-4の水中動画撮影が面白いです。今日もヤゴの動画撮影目的で川に行ってきました。
問題点はカメラを水中に沈めると角度によっては液晶が反射で全く見えなくなることです。少し工夫をしてみました。
当初はスマホからカメラをコントロールするアプリOl.shareを使って、スマホ画面を見ながら撮影しようと思っていたのですが、残念ながらアプリにあるのは写真用シャッターのみで動画用シャッターが用意されていません。
そこで百均で買ったコンパクトミラーを写真のように工作。鏡をおおうカバーはアルミ製でハサミで切れるのでカット。他にネットで666円で買ったゴリラポッド風三脚を用意しました。簡易的なクイックシュー仕様となっています。
カメラ用ミラー作成
クイックシューネジとカメラの間にコンパクトミラーをセット。
カメラ用ミラー作成
必要な場合は三脚をつけて使うことも出来ます。鏡の角度も液晶が見やすい角度に変えられるので、鏡に映った液晶の映像を見ながら撮影することが出来ます。
カメラ用ミラー作成
さて向かった先は自然度が高いものの2009年ゲリラ豪雨で、生態系ダメージをこうむってしまった9月25日と同じ川です。
こういう川底で以前はキイロヤマトンボやアオサナエヤゴがそこそこいました。
キイロヤマトンボヤゴがいる川底
キイロヤマトンボは今年孵化したと思われる若齢ヤゴ1頭しか見つかりませんでしたが、とりあえず今年も産卵はあったようです。
多いのはダビドサナエヤゴですが、7-8頭しか見つかりません。
他は、ヤマサナエヤゴが1頭。
ヤマサナエヤゴ
コオニヤンマの終齢ヤゴが2頭。
コオニヤンマヤゴ
少し下流に移動しました。川底はこういう感じで泥や枯葉も少し堆積しています。
コヤマトンボヤゴがいる川底
以前は、こういう所にはコヤマトンボのヤゴがウジャウジャいる感じでしたが、終齢2頭しか見つかりませんでした。
コヤマトンボヤゴ
キイロヤマトンボの終齢ヤゴも2頭潜んでいました。やや砂礫が混じった程度のきれいな砂底で見つかることが多いヤゴですが、こういう所にいる場合もあります。他に若齢ヤゴも周辺に2頭いました。キイロヤマトンボ採卵はまだ成功していませんが、この場所は来年少し期待が出来そうです。
キイロヤマトンボヤゴ