お知らせとウスバキトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ギンヤンマウスバキトンボヤブヤンマの産卵動画を追加しました。

最近フィールドに出かけても、本命のターゲットをはずしてばかりでこれといった成果なしですが、いくつか本命外の動画が撮れましたので、ホームページにアップしました。

まずは今の時期、日本中の空を飛んでいるんじゃないかと思われるウスバキトンボ。

ウスバキトンボ
ウスバキトンボ

 

春先に南方から飛来して繁殖し、夏には空一面にあふれ出しますが、越冬不能のヤゴはいったん全滅し日本から消え去り、翌年春になるとまた飛来してくるというサイクルを繰り返しています。
寒冷地を除いて、ほぼ世界中に分布する最も進化したトンボ界のフロントランナーです。

あふれかえっている割には交尾態を見るのは時々で、産卵場面はめったに出会えません。あまりに普通種で気をつけてないのも一因でしょうが、水たまりに産卵しているのを見たのが1回、車体からの偏光を水面と勘違いしてボンネットに産卵しているのを5~6回見た程度です。
今回、干上がりかけたため池に立ち寄ったところウスバキトンボが連続して産卵していたので動画をホームページにアップしました。♂♀連結して産卵していますが、♀単独でも産卵します。

他の小ネタですが、ヤンマの♀は成熟してくると翅が黒褐色に煙ってくる種が結構あり、ギンヤンマもその傾向があります。

ギンヤンマ
ギンヤンマの産卵

 

かなり翅が黒褐色になったギンヤンマ♀の産卵が撮れたので動画をホームページにアップしました。
画質は悪いですが、ヤブヤンマの産卵動画もアップしました。

お知らせと川のウチワヤンマ

お知らせ:最近本ブログの写真の一部がMicrosoft Edgeで閲覧すると縦にギュッと圧縮されて表示されますが、クリックすれば普通に画像が見られます。
また、Internet ExplorerとChromeでは問題なく表示されているようです。

さて、本日も特に成果ありませんでしたので日記代わりです。

まずミヤマサナエ探しで筑後川の支流です。10年くらい前には、ミヤマサナエのヤゴが結構見つかりましたが、10年前に較べると色んなトンボが減ってます。
堰や橋げたのそばを中心に見て回ります。

ミヤマサナエ
筑後川支流
ミヤマサナエ
筑後川支流

 

いませんねー。どういう基準でどんな所で♂が縄張っているか、いまひとつ分かりません。1回♂を見たのは、もう少し急流がある環境で、オナガサナエに混ざって縄張りをしていました。もう少し、早い流れがある環境を探すべきでしょうか?
ここは平地の流れの遅い川で、今の時期どこでも見る感じのオナガサナエも全くいません。ミヤマサナエ探しは、今年既に3連敗です。

いたのは例によって無数に飛びかっているウスバキトンボと、そこそこの数のハグロトンボ。交尾態のアオモンイトトンボも結構いました。
アオモンイトトンボは、とにかく交尾し続けることで他の♂に♀を渡さないという戦略です。

アオモンイトトンボ
アオモンイトトンボの交尾

 

何もいないので7月31日と同じ筑後川の本流まで来てみました。ナゴヤサナエ♂のパトロールは、まだ始まっていませんでした。
代わりにいたサナエは、ウチワヤンマ。

ウチワヤンマ
川にいたウチワヤンマ

 

じっと見つめている視線の先は、あくまで川面です。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマが見つめる川面

 

オオヤマトンボのパトロールは相変わらずあるし、浅瀬でシオカラトンボは産卵してるしで、どっちかというと池にいる雰囲気です。

シオカラトンボ
シオカラトンボの産卵

 

こちらその後に向かった池。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマの池

 

以前はオオヤマトンボの産卵がアチコチで見られていた池ですが、水中に水草が大繁殖してからトンボが減少し、昨年7月5日に行った時は何も見つかりませんでした。しかし、昨年は水中の水草がなくなっており、トンボが回復しているか偵察です。以前ほどの賑やかさはありませんでしたが、少し回復していました。オオヤマトンボ2-3頭がパトロールし、ウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマもそこそこの数がいました。もう何年かしたら、以前の状態に戻るかもしれないです。

一応、何とか前額の2本の黄条がわかるボケボケのオオヤマトンボ。

オオヤマトンボ
パトロールするオオヤマトンボ♂

 

暑すぎて少しでも日光を避けるため、オベリスク姿勢のウチワヤンマ。

ウチワヤンマ
オベリスク姿勢のウチワヤンマ

 

こちらはタイワンウチワヤンマ。

タイワンウチワヤンマ
縄張りを張るタイワンウチワヤンマ