お知らせとニホンカワトンボ

ホームページのニホンカワトンボの若齢ヤゴの黒バック画像を差し替えました。

ニホンカワトンボの黒バック画像は、ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの混生地で卵を採取したものです。一応、ニホンカワトンボが産卵しているあたりのジャゴケから採取したのですが、アサヒナカワトンボ卵の可能性もあり得るものでした。

6月5日のニホンカワトンボから確実なのを採卵出来たので、新しい画像と差し替えました。

勿論というべきか、全く区別出来ませんので、単に手間がかかっただけでした。
ちなみに、左は今回差し替えた1齢と2齢、中央が従来掲載していたもの、右はアサヒナカワトンボです。

ニホンカワトンボ
ニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの若齢ヤゴ

お知らせとセスジイトトンボ

セスジイトトンボのトンボ画像と、産卵動画をホームページに追加しました。
コフキトンボの産卵動画を追加しました。

今日は梅雨の合間の貴重な晴れで出動ですが、最優先のキイロヤマトンボ採卵は雨で川が増水しており、まず無理と諦め池に行きます。
オオヤマトンボの採卵と、セスジイトトンボのトンボ画像がないので撮影目的です。

まず昨年6月7日の池に行きますが、全然ダメです。オオヤマトンボ♂のパトロールが数回来ただけでした。他には、コシアキトンボ、チョウトンボ、コフキトンボ、ギンヤンマが主に見られ、すっかりトンボは夏に向かってます。

次に行った池です。セスジイトトンボがたくさんいます。こういう池でオオヤマトンボが当然いそうな雰囲気です。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボの池

 

いかにもこの辺にオオヤマトンボが産卵に来そうと写真の岸部分に向かった途端に♀がフラ~とした感じで上から産卵に降りてきました(普通は一直線に斜めに入ってくることが多い)。しかも岸のすぐ側で打水産卵速度のスピードも遅めで捕獲の大チャンスです。
しかし、ありがちな事ですがパトロール♂にやられてしまいました。網を降る前に♀をさらっていかれ、そのまま樹上高くに去ってしまいました。

オオヤマトンボは1回採卵に成功したのですが、その後は5~6回のニアミスはあるものの成功してません。何とかしようと、その後かなり粘りましたが産卵に訪れたのはその1回のみでした。
ちなみに、同じヤマトンボ科のコヤマトンボは産卵♀を捕まえても産卵してくれませんが、オオヤマトンボは尾端をカップにつける方法で成功してます。

セスジイトトンボはたくさんいて産卵もあり、産卵動画もホームページにアップしました。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ♂
セスジイトトンボ
セスジイトトンボの連結産卵

 

ムスジイトトンボとセスジイトトンボはそっくりですが、セスジイトトンボの♂の眼後紋は三角状で間を結ぶ後頭条が普通あり、腹端の上付属器が「ハの字」に開くのが鑑別点になります。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ頭部
セスジイトトンボ
セスジイトトンボの上付属器

 

コフキトンボもかなりいて産卵あり、ホームページに産卵動画をアップしました。
短時間のしょぼい動画しか撮れず、「とりあえずバージョン」です。

ヒメトンボとアカナガイトトンボのヤゴ

5月3日の沖縄産アカナガイトトンボとヒメトンボのヤゴが順調に成長しています。

ヒメトンボは8齢になっています。
体長は6mm程度ですが、小型のトンボですので翅芽の発育状態を見るとこのサイズでもF-2(あと2回脱皮して終齢)だと思います。

ヒメトンボ
ヒメトンボヤゴ8齢

 

アカナガイトトンボは7齢になっています。
尾鰓中央部の明瞭な分節が特徴のヤゴですが、分節がだいぶはっきりしてきました。

アカナガイトトンボ
アカナガイトトンボヤゴ7齢

お知らせとアオハダトンボ

アオハダトンボのトンボ画像を更新しました。また、交尾行動と産卵動画を追加しました。
コヤマトンボのトンボ画像を追加しました。

アオハダトンボとキイロヤマトンボ狙いで隣県の佐賀まで行ってきました。
数年前までは福岡市でも近郊の川で見ることが出来た両種ですが、今はほぼノーチャンスです。佐賀までは1時間少々かかります。
こういう場所です。

アオハダトンボ
アオハダトンボの川

 

アオハダトンボは一杯いて、産卵もしています。♂のメタリックグリーンの体がとてもきれいなトンボです。

アオハダトンボ
アオハダトンボ産卵

 

♂の交尾行動の動画も撮れましたのでホームページにアップしました。♂は♀の偽斑紋(上の♀写真の白い部分)を目印にして♀をキャッチするようです。成書には白い偽斑紋を塗りつぶすと、♂はうまく♀を捕まえられなくなると書いてあるものもあります。まず♀の翅端に止まり、前縁に沿って降りていって尾部付属器で♀をつかみます。その後、移精(腹端性器の精子を腹部基部の副性器に移動させる行動)、交尾と行います。動画には、その行動をうまく記録できました。

さて、残念ながらキイロヤマトンボは見つかりませんでした。砂底が透けて見える川面をグルグル回っているヤマトンボを2回見かけたので、パターンとしてはキイロヤマトンボと思いますが確認は出来ませんでした。最終的な狙いは採卵ですので、これはきびしい状況です。

川に隣接する林道を行ったり来たりしているヤマトンボがいました。

林道
隣接する林道

 

いつものことながら高速で飛ぶトンボを撮し取る技術はないので、捕獲して確認。コヤマトンボ♂でした。ホームページに画像がないのでとりあえず追加です。

コヤマトンボ
コヤマトンボ♂

 

他に、この林道で捕食活動していたのはヤナサナエ♀。

ヤマサナエ
ヤマサナエ♀

 

活動終盤に近づいているダビドサナエ♀も最近良く見かけます。

ダビドサナエ
ダビドサナエ♀

 

夏に向かいコオニヤンマも出始めていて、ざっと10頭程度見かけました。まだ、川には現れず林縁や草地でせっせと栄養補給中のようです。大食漢で有名なトンボで、他のトンボを襲っている姿を良く見ます。

コオニヤンマ
コオニヤンマ

お知らせとヤマサナエ産卵

マルタンヤンマの未熟♂トンボ画像をホームページに追加しました。 ニホンカワトンボの♂無色翅型トンボ画像を追加しました。 ヤマサナエにトンボ画像と、産卵動画を追加しました。

福岡は梅雨入りしました。曇り空ですが、かろうじて雨は降っていないので出かけてきました。

まず、飼育していたマルタンヤンマが羽化したので、自然に帰すついでにトンボやらせ画像撮影です。未熟なうちは♂♀ともこういう模様で、1週間くらいすると複眼がブルーに変化し、体色も濃くなってきます。

マルタンヤンマ
マルタンヤンマ未熟♂

 

ちなみにトンボ愛好家に人気者の成熟マルタンヤンマ♂。

マルタンヤンマ
マルタンヤンマ成熟♂

 

屋外で飼育していてもヤゴは早めに孵化してしまうことがありますが、自然界でもちょうど同時期に羽化していました。屋内で飼育すると真冬に羽化してしまったりすることがあります。

マルタンヤンマ
マルタンヤンマ羽化殻

 

他には、モノサシトンボが増え始めていました。

モノサシトンボ
モノサシトンボ♂

 

次に、少し遠いのですがニホンカワトンボの無色翅型がいる所まで撮影に行ってきました。この辺に♂♀10頭程度いて、アサヒナカワトンボも少しいました。

ニホンカワトンボ
ニホンカワトンボの場所

 

無色翅型のニホンカワトンボ♂。

ニホンカワトンボ
ニホンカワトンボ無色翅型♂

 

最後に天気は悪いのですが、♀はこういう天気でも産卵することがあるので、ムカシヤンマとヤマサナエの産卵が狙える場所に行ってきました。この辺がムカシヤンマのテリトリー。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマの場所

 

すぐ横にヤマサナエが産卵にくる流れもあります。

ヤマサナエ
ヤマサナエの産卵場所

 

今にも雨が降りそうな曇天でしたが、そんな中でもヤマサナエ♂が1頭縄張りに来ました。でも、やる気がないですね~。すぐにいなくなりました。しかし、さすがは♂の本能で後で♀が産卵にくる正にその場所に陣取ってました。

ヤマサナエ
ヤマサナエ♂の縄張り

 

結局、ムカシヤンマは♂♀とも見かけませんでしたが、ヤマサナエは産卵に来ました。天気が悪く産卵を邪魔する♂がいないのが幸いで、落ちついて産卵しており撮影も楽でした。

ヤマサナエ
ヤマサナエ♀の産卵

 

産卵動画もホームページにアップしました。

お知らせと、ムカシヤンマ

ムカシヤンマのトンボ画像を追加しました。

土日の天気が悪そうなので、午後出かけてきました。
目的はムカシヤンマの産卵ビデオ撮影です。今日は、昨年6月14日と同じ場所に行ってきました。
まずヤゴを見た事があるA地点。草に覆われ7~8m程度の範囲で水がしたたり落ちていていい感じです。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマA地点

 

♂の縄張りがないので、さらに先のB地点に移動。水はかなりしたたり落ちていますが、草はなくむき出しになっています。こちらは♂1頭が縄張りしていました。画像は茶色い羽の何かを捕食中の♂。

ムカシヤンマ
ムカシヤンマB地点

 

ムカシヤンマ
捕食中のムカシヤンマ♂

 

AB両地点は離れているので、どちらで待つか悩みどころです。今までの経験では、危険を避けるため草の中にもぐりこんで産卵する♀を見かけることが多く、A地点の方が有力ですが、ここは縄張り♂の本能を信じてB地点で待つことにします。産卵ビデオ撮影もB地点の方が簡単そうです。
・・・と、いろいろ考えたわりに結局不発で、いくら待っても♀の産卵は来ませんでした。
途中、めったに人も通らない場所なのでリュックを枕に寝て待っていると、耳元で何かゴソゴソ動きます。でっかいムカデでした。顔でも刺された日には、しばらく仕事出来なくなります。危ねーっ!

ムカデ
耳元を横切っていったムカデ

 

他にいたトンボは、そばの川から来たヤマサナエ、ダビドサナエ、アサヒナカワトンボなど。

ヤマサナエ
ヤマサナエ♀

 

ダビドサナエ
ダビドサナエ♀

 

収穫がゼロは残念すぎるので、ムカシヤンマ♂のトンボ画像をホームページに加えました。従来の♂画像は少し未熟な個体で、今日追加したのは成熟♂です。