お知らせと、ヤゴの♂♀区別

ホームページクロサナエのヤゴ画像で、9~11齢は♀、亜終齢、終齢は♂の画像だったので、9~11齢も♂画像に差し替えました。
ヤゴの♂♀の区別は、♂の副生殖器、♀の原産卵管、肛上片の形の違いなどでつけます。
植物組織内産卵する種は、原産卵管が発達しているのでたいていの場合簡単です。上はグンバイトンボ♂、下は♀ですが、♀の場合腹部末端近くに見える原産卵管が目立ち、簡単に♂♀の区別がつきます。
グンバイトンボ
グンバイトンボ♂
グンバイトンボ
グンバイトンボ♀

 

産卵弁を持つような種は、腹面に見える産卵弁や♂の副生殖器の形態で♂♀の区別がつく場合もありますが、なかなか見えにくく難しいです。
また、肛上片の形に違いがあり区別出来ることもあり、クロサナエの場合もそうです。♂の場合は肛上片に左右に大きく飛び出す突起があり、♀にはありません。
終齢では割と簡単に区別がつきますが、どの程度若齢まで区別出来るか写真を撮って調べてみました。拡大して見ると9齢くらいから何とか区別がつきそうです。
なお、♂の画像は11齢=終齢ー3齢期(F-3)、♀の場合は11齢=終齢-2齢期(F-2)で♀の11齢は亜終齢にあたります。
クロサナエヤゴ
クロサナエヤゴ♂♀の区別

 

 

 

ミルンヤンマ孵化

9月22日のミルンヤンマが孵化しました。

ミルンヤンマ
ミルンヤンマ孵化直前卵

 

ミルンヤンマ
ミルンヤンマ1齢

 

ミルンヤンマヤゴはムカシトンボと同様で、渓流の岩の裏にはりついて見つかることがよくあります。ムカシトンボは、若齢のうちはクリーム色と茶褐色のツートンカラーで、途中から茶褐色~黒色になりますが、ミルンヤンマも同様です。これも収斂(同じような環境にいる別の種が似たような形態をもつ)のひとつなんでしょうね。

ムカシトンボ
ムカシトンボ6齢幼虫

 

卵で年越しする種は、卵内で幼虫の形態がほぼ出来上がってから越冬する種と、越冬してから幼虫の形態が出来る種があります。ミルンヤンマは後者で、下図は1月4日の卵の状態ですが、ようやく眼球らしい組織が出来はじめた所です。

ミルンヤンマ
ミルンヤンマ卵

 

オツネントンボ探し

ホームページ用のオツネントンボ若齢の黒バック撮影がまだなので、今年もオツネントンボ探しからスタートです。
場所は、昨年4月25日と同じ池。2010年にはオツネントンボとホソミイトトンボの両方がいっぱい活動していましたが、翌年から全く見られなくなった池です。
オツネントンボ
オツネントンボ池
残念ながら今年もいませんでした。しかし、フタスジサナエの1-2日内に羽化したと思われる色合いのが1頭いました。これから一気に、色々なトンボが羽化しそうです。
次の池も過去にオツネントンボの報告がある池。
ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ池

ここにもいません。トンボ科かサナエトンボ科のテネラルが1頭いましたが、すぐに木の上に上っていきました。

あとは、ホソミオツネントンボの♂が1のみ。こちらの方は、色々な場所でまあまあ普通にいます。さて、今年もオツネントンボは見つかりません。どうしたもんだか・・・

ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ

ネタがないので、ホームページの方のデザインを少し変更してみました。
スクロールすると現れるgo to topボタンを付け加えたのと、齢期別比較と飼育方法のページにスクロール追尾型のサイドバーをつけてみました。操作性が若干よくなると思います。