ヤゴの下見

11月22日の活動です。
そろそろトンボ成虫シーズンも終わりになってきたので、ヤゴの下見調査です。
今までに採卵が一度も成功していない種があり、キイロヤマトンボとミヤマサナエがその2つにあたります。福岡にもいることはいるのですが、採卵を狙うとなるとかなり厳しく、可能性が高そうな佐賀まで出張調査です。
10年くらい前までは、佐賀の川で両種のヤゴとも簡単に見つけられたのですが、近年は佐賀でも減っています。採卵できそうな、少しでもヤゴが多いポイントを予め探しておくつもりです。

まずJ川の上流に近いポイントです。

 

キイロヤマトンボ
佐賀のAポイント

 

砂底もいい感じで、以前はキイロヤマトンボのヤゴが結構いました。30分ほどしか探していませんが、キイロヤマトンボは全く見つからず、いたのはダビドサナエのみ。

ダビドサナエ
ダビドサナエ

 

少し下流の中流域に移動します。ここでは、以前はキイロヤマトンボそこそこ、アオサナエ少しという状況でした。

キイロヤマトンボ
佐賀ポイントB

 

ここも駄目ですね-。いたのはやはりダビドサナエとコヤマトンボのみ。

ダビドサナエ
ダビドサナエ

 

さらに少し下流に移動。このポイントは以前はキイロヤマトンボ多数、アオサナエは少しおり、ここで見つからなければもうアウトです。

キイロヤマトンボ
佐賀ポイントC

 

ここでは何とかキイロヤマトンボは見つかりましたが、下の写真+4頭のみでした。単純に同じ調査時間で見つけたヤゴ数を比較すると10年前に較べて1/10くらいに減った感じです。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボ

 

ミヤマサナエのヤゴも少しいました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ

 

あとは、やはりどこにでもいるダビドサナエたち。ダビドサナエ強いですね-。

ダビドサナエ
ダビドサナエ

 

今日は別の川も探すつもりでしたが、ヤゴ探しは腰に来る重労働でここでギブアップです。来年採卵が何とかなりそうなのは、最後のポイントのみでした。ヤゴレベルで見ても両種ともやはり確実に減っています。

途中で成虫も少し見ました。やる気満々で縄張りをしているマユタテアカネ♂1、他はウスバキトンボ1、アオモンイトトンボ♂2、最後のポイントではハグロトンボ1も見ました。今年はまだ寒い日がなく12月も迫っているというのにしぶとく生き残っています。

 

カトリヤンマの産卵、お知らせ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
カトリヤンマの産卵ビデオを追加しました。

11月15日の昼前から晴れてきたので、少し活動してきました。
まず、採卵がまだ出来ていないタイリクアキアカネとスナアカネがいないかと海岸沿いの池に行ってきました。飛来種どころか、気持ちいいほど全く何もいませんでした。

成果なしもなんですので、帰りにカトリヤンマの産卵が続いていないかと、10月24日の池に寄ってみました。福岡はまだ本格的に寒い日はなく、今日なんかはシャツ1枚で十分な暖かさです。こちらの池には、まだ少しリスアカネ、マユタテアカネがいて産卵もしていました。

狙いのカトリヤンマは13:00頃に現れました。池沿いの草にもぐりこんで場所を変えながら産卵しています。クリアーに見える場所で産卵してくれないのでいまいちビデオですが、ホームページの方にアップしました。

カトリヤンマ
カトリヤンマの産卵

再度島探索とお知らせ

YAGOPEDIAホームページの タイリクアカネ
産卵ビデオを追加しました。

今日は、10月25日の島に再び行ってきました。
他の迷アカネがいないかと、オナガアカネの♂も含めたフィールド写真を撮れたらいいなという魂胆でした。天気もよく、風もあまりなく絶好の条件だったのですが、目的の種はいませんでした。

一番多かったのはマユタテアカネで、他はタイリクアカネ、ノシメトンボがそこそこ、ナツアカネが少しといったところでした。10月25日よりいずれの種も少なめで、だんだんアカネも消え始めたようです。
あと、前回カトリヤンマらしき影を1頭見かけましたが、今日は少なくとも4頭はいて元気に活動していました。

とりあえず、タイリクアカネの産卵ビデオは撮れましたので、ホームページにアップしました。それと、ホームページのタイリクアカネ♂の1枚目の写真がどうも怪しいので、入れ替えました。
下がその疑惑の写真と、頭部~前脚のズームです。2012年10月18日に撮った写真ですが、場所は10月18日と同じ福岡の池です。

イソアカネ
イソアカネ?
イソアカネ
イソアカネ?ズーム

 

前額の黒条が下まで伸びてるように見えるし、前脚の外側が腿節まで黄褐色だし、どっちかというとイソアカネなんですよねー。この写真を撮った当時はヤゴ一辺倒で、トンボは気が向いたら撮る程度でした。今だったらきっと捕獲して確かめてたと思うのですが。まあ、捕獲して細部まで見ないと全然確実でありませんし、イソアカネについては成書の記載しか知りませんので・・・。

10月25日のオナガアカネ卵も発生が進んできて、目、口、脚が見えてきました。

オナガアカネ卵黒バック
オナガアカネ卵黒バック
オナガアカネ
オナガアカネ卵白バック

 

ネイチャーガイド「日本のトンボ」によると、「オナガアカネは卵期間半年程度、卵で越冬、飼育下では1カ月程度で孵化することもある」とのことです。
卵で越冬するトンボは、パーツがほぼ完成してから越冬に入る種と、越冬後発生が進んでパーツが完成するタイプがあります。
福岡はまだしばらく暖かいみたいですし、まあ~何とも言えませんが、近日中に孵化するかもしれないです。