ムカシトンボ4齢幼虫

昨日のオナガサナエが産卵しているかと、朝箱を覗いてみると、なんと死んでいました。普通はないことです。腹部もやや細かったですし、もしかしたらほぼ産卵が終わった寿命の近いトンボだったのでしょうか?そういえば前回の経験では、産卵に来た♀は腹端を水につけただけで、簡単に産卵してくれました。もう1回、川で7時過ぎまで粘る必要ありです。

台風が迫っていますが、天気は何の問題もなく、午前中は7月20日の池にオオヤマトンボの採卵に向かいます。この池でのオオヤマトンボの傾向はだいたい把握しました。9時~10時頃に産卵にくる確率が高い、個体数は多くなく産卵はせいぜい池に滞在している間に1~2回のみ、池の特定部分に産卵にくることが多い、などなど。今日はきっとうまくいくでしょう。

うまくいきませんでした・・・・。9時20分頃に1回産卵に来ましたが、意外と岸から離れた場所で手が出ませんでした。その後も少し粘りましたが、チャンスは少なそうなので次の場所に向かいます。

7月5日の場所でヤクシマトゲオトンボの採卵です。ところが何と目的地のすぐそばまで来た所で、崖崩れで進入禁止になっていました。確かに梅雨の時期は通行止めになることも多いのですが、今年はたいした大雨もなく完全に油断していました。普段はやる交通規制情報もチェックしていませんでした。わざわざ高速を使って来たというのに、ということで別の心当たりのある場所に向かいます。こっちもはずしました。うろ覚えで向かったら、明らかに前回来たときと別の道で、山間の細い大変な道に紛れ込んでしまいました。前から対向車が来ると、すれ違い出来ず即ピンチです。脱輪も可能性十分です。それでもしぶとく怪しそうな場所はチェックします。でも、全部はずれでした。さんざんな日でした。

無事事故らずに帰れたのと、スピードを出せといわんばかりの田舎の一本道で、先に覆面パトに捕まってくれてた人がいたことに感謝、ということで良しとしましょう。

ここ4年間ムカシトンボを卵から育てていますが、適当なエサが見あたらないという問題のため、1頭が4齢までいったのが最高でした。自然界では恐らく岩にくっついている川虫を食べているのでしょうが、川虫の中には肉食の種もおり、へたに入れるとあっという間に大きくなって逆に食べられてしまいます。今年は、これならエサとして何とかなるかもというのを見つけ、現在数頭が4齢になっています。4齢になるまで70日ほどかかっており、5~6年をヤゴで過ごすムカシトンボはやはり成長もスローですね。5齢まで育ってくれれば、6齢以降はフィールドで見つけたヤゴの画像があるため、ムカシトンボも全ステージ記録終了となります。

ムカシトンボ
ムカシトンボ1齢幼虫
ムカシトンボ
ムカシトンボ4齢幼虫