「ハネビロトンボ」カテゴリーアーカイブ

ハネビロトンボの産卵スロー動画など

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
リュウキュウベニイトトンボハネビロトンボの産卵動画を追加しました。

3年連続で今年もGWは沖縄です。
今年は、家族を伴わない単独行動ですし、だいぶ沖縄の勝手もわかってきたので成果が期待されます。
まずオオハラビロトンボがいる公園。ごく小規模な水場があります。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボの池

 

朝着いてすぐに林道で摂食している♀2頭を発見。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボがいた林道

 

 

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ♀

 

楽勝かなと思いましたが以後は見つけられず、どうも♀2-3頭しかいないようです。途中で水場に1回飛んできましたが、産卵はせずにすぐに高い梢に止まり消えてしまいました。目的の採卵は達成出来ず。
明日もう1回来てみよう。

水場にはリュウキュウベニイトトンボが数頭いて産卵もしていました。
♂の移精(交尾の前に腹端にある性器から腹部の副性器に精子を移動させる)行動が撮れました。

リュウキュウベニイトトンボ
リュウキュウベニイトトンボの移精行動

 

ホームページには産卵動画もアップしました。

リュウキュウベニイトトンボ
リュウキュウベニイトトンボの産卵

 

他にはリュウキュウギンヤンマ♂と思われる2頭が、公園広場の上空を飛んで摂食活動をしていたり、タイリクショウジョウトンボとベニトンボ♀が少しいました。

次に行ったのはリュウキュウギンヤンマの産卵が期待出来る池。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボの池

 

いたのはベニトンボ多数、タイリクショウジョウトンボ10頭程度、ヒメトンボ♂7-8頭で、リュウキュウギンヤンマは♂1頭が上空で摂食飛翔していたのみでした。リュウキュウギンヤンマの採卵も達成出来ず。

ヒメトンボ
ヒメトンボの♂

 

ハネビロトンボも2-3頭いて産卵が1回ありました。産卵様式は独特で、♂は連結飛翔の途中で♀をドロップ、♀が打水産卵すると同時に再キャッチ。連結したまま移動してドロップ&キャッチを繰り返すという形です。うまく動画が撮れたのでホームページにアップしました。タイムラプス編集して1/5倍速にしています。トンボの♂は腹端の付属器で、♀の頭部ないし前胸部をつかみますが、こうしてスロー動画にしてみると一瞬でつかむ凄技が見られました。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボの産卵

 

その後は大きめのビオトープ池や渓流部などに移動しましたが、午後の遅めの時間になったこともありとりたてて収穫はありませんでした。おまけに最後にアカナガイトトンボ狙いで向かった場所は崖崩れで車両侵入禁止になっていました。

沖縄の地理には慣れてきましたが、色々なトンボの色々な形態を1日でゲット出来るほど甘くはないですね~。もっともっと沖縄での活動時間とトンボ情報が欲しい。

お知らせ

YAGOPEDIAホームページの、
その他→雑記のパートに
”ヤゴの体色”のコラムをのせました。

ハネビロトンボヤゴの画像が不自然に白っぽかったため、新しい画像と入れ替えました。

コラムにもあるように、従来のハネビロトンボヤゴは暗い単色の容器で育てたものです。この場合、体色が薄く淡泊で、フィールドで見つかるヤゴに較べて不自然な外見の幼虫になりがちでした。
濃淡のある容器で育てたヤゴは、自然の発色に近くなります。今回、その方法で育てたハネビロトンボヤゴ画像で従来のヤゴ画像を差し替えました。

従来の9齢ハネビロトンボヤゴ画像。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボ9齢ヤゴ

 

今回差し替えた9齢ハネビロトンボヤゴ画像。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボ9齢ヤゴ

ヤゴの生態動画 ヒメサナエ、トラフトンボなど

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヒメサナエクロイトトンボシオカラトンボトラフトンボハネビロトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

家族が正月にインフルエンザになってしまい予定がキャンセルです。福岡の正月としては珍しく天気もいいのでフィールドにお出かけです。

まず1月1日の活動。昨年12月18日の渓流のずっと下流で、中流域にさしかかってはいるけれど、まだ流れはそこそこ早いといった場所です。ヒメサナエは最上流域で産卵しますが、ヤゴはどんどん流下していき主に中流域にさしかかる場所で見つかります。
部分的に平坦になった、早い流れ込みがいったん遅くなる石の下などが、良く見つかるポイントです。網を下にセットして岩を足でゴロゴロ動かしていくと見つかります。

ヒメサナエ
ヒメサナエが潜む石

 

ヒメサナエのヤゴの擬死は、足を開き、背中を反らし、長時間続くタイプです。黒褐色のヤゴなので、動きを止めて流れ落ちていくと木片にしか見えません。じっとしているのが一番安全ということです。

ヒメサナエ
ヒメサナエヤゴの擬死

 

次に1月3日の活動で、昨年12月25日と同じ池です。以前であれば、タイワンウチワヤンマ、ショウジョウトンボ、ネキトンボ、クロイトトンボ、ムスジイトトンボ、オオヤマトンボ、ギンヤンマ類、シオカラトンボ類のヤゴは簡単に、チョウトンボ、トラフトンボはがんばれば見つかるといった感じでした。2年前から夏に完全に水を落とすようになってしまいトンボが激減です。
クロイトトンボは多数いますが、がんばっても他にはシオカラトンボが4-5頭、ショウジョウトンボ1頭(脚が1本欠損しており撮影には不向き)。
しかし、たいして期待していなかったのですがトラフトンボヤゴが2頭見つかりました。

トラフトンボ
トラフトンボヤゴ

 

現地での撮影は大変だったので、シオカラトンボ、クロイトトンボは持って帰り自宅で撮影しました。

シオカラトンボ
シオカラトンボヤゴ
クロイトトンボ
クロイトトンボヤゴ

 

あと飼育中のハネビロトンボヤゴも撮影しました。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボヤゴ

オナガアカネ

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オナガアカネの♂トンボ画像を追加しました。
ハネビロトンボの若齢ヤゴ黒バック画像を追加しました。

スナアカネの産卵画像がいまひとつなのと、他の飛来種がいないかということで10月16日の池にまたまた行ってきました。

13時頃に池についたのですが、いきなり産卵カップルが目に入りました。あわてて写真をとってみたものの、残念ながらタイリクアカネでした。

タイリクアカネ
タイリクアカネの連結

 

かろうじて薄す日がさす天候だったのですが曇りに変わり、こうなるともう産卵は期待できません。スナアカネの産卵撮影はアウトでした。

他の目的、飛来種についてはオナガアカネがいました。この1頭しか見ませんでしたが、十分さがした訳ではないのでもっといるかもしれません。

オナガアカネ
オナガアカネ♂

 

10月6日のハネビロトンボ卵が羽化して育ってます。ホームページの若齢ヤゴ黒バック画像が欠落していたので追加しました。

ハネビロトンボ卵
ハネビロトンボ卵羽化直前
ハネビロトンボ
ハネビロトンボ2齢幼虫

久々の採卵 ハネビロトンボ

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ハネビロトンボと、
アジアイトトンボのトンボ画像を追加しました。

9月24日と同じ池に行ってきました。目的はアジアイトトンボの産卵動画だったのですが、思わぬ収穫がありました。2014年にアジアイトトンボが5-6頭集まっている一角があったので、9月24日は見かけませんでしたが再度見に行ってきました。
少ないですねー。この♂1頭しか見ませんでした。周りにはアオモンイトトンボも何頭かいて生き延びるのも大変そうです。アオモンイトトンボがアジアイトトンボを捕食するシーンは時々見かけます。

アジアイトトンボ
アジアイトトンボ♂

 

さてアジアイトトンボを探している時から、近くを飛ぶハネビロトンボには気付いてましたが、どうも産卵しているようです。
ビデオから起こした画像で見にくいですが、尾端の形状は♀です。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボ♀

 

これまでハネビロトンボの産卵は、♂と連結→連結解除降下産卵→再度連結→これの繰り返し、というタッチアンドゴー方式しか見た事がなかったので、♀の単独産卵に最初は面食らいましたがすぐに捕獲作戦に移行です。近くの浅瀬でも産卵してくれたのでうまく捕獲出来ました。
♀のハネビロトンボ。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボ♀

 

カップの水にも簡単に産卵してくれました。
他のトンボ科とくらべ、何の変哲もありませんがハネビロトンボの卵。

ハネビロトンボ卵
ハネビロトンボ卵

 

♂も他に最低2頭はいました。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボ♂

 

スナアカネもいて前回より増えていました。まぎらわしいアカネもいて正確ではありませんが、植物先端に止まって池をにらんでいるそれっぽいのが7-8頭いました。残念ながら午後の時間帯だったので産卵は見られませんでした。経験上は午前中の遅い時間帯に産卵することが多いのではと思います。

スナアカネ
スナアカネ♂

 

他にいたのは、ショウジョウトンボ少し。

ショウジョウトンボ
ショウジョウトンボ♂

 

タイワンウチワヤンマ少し。

タイワンウチワヤンマ
タイワンウチワヤンマ♂

 

他はギンヤンマが数頭。台風後であり、大きめで腹部が黒っぽく、ウロウロせずに池沿いを通過していくヤンマもいて、風に乗ってきたオオギンヤンマかも?とは思いましたが全く確認できませんでした。