「エゾトンボ」カテゴリーアーカイブ

山口県探索

九州にはいないルリボシヤマを探しに隣県の山口まで出張してきました。
といっても確実な産地は知らないので、ネット検索に頼ります。
明らかにいそうな場所はかなり遠いので、比較的近い宇部市周辺を探索。
宇部近辺でのデータは古く、場所もおおまかなので、あとはgoogle earth上で直感的に怪しそうな場所いくつかピックアップして探索しました。

結局見つかりませんでしたが、ここが一番雰囲気が怪しかった場所。
こういう所でルリボシヤンマが産卵しそうな気がします。

湿地

湿地に隣接する水たまり 

この周辺はハネビロエゾトンボの記録もあり、この細流など怪しげですが・・・

細流

 

隣接する湿地にエゾトンボはいました。

湿地
湿地
エゾトンボ
パトロールするエゾトンボ♂

 

他にそこそこいたのは、今の時期環境のいい湿地でよく見るヒメアカネ。

ヒメアカネ
ヒメアカネ♀

 

他はハチのような虫を捕食しているシーズン最終盤のオニヤンマ♀。

オニヤンマ
捕食中のオニヤンマ♀

 

多産地ならばともかく、1日だけ出撃して探し出すのは無理でした。しかし、いかにもいそうな湿地にエゾ系がちゃんといるのが確認出来たのは収穫でした。

ネアカヨシヤンマの採卵

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヤマサナエの産卵動画を追加しました。

7月13日に地元の池でもネアカヨシヤンマが残っているかも?だったのですが、産卵動画は撮れなかったので、可能性が高そうな大分の湿地に出張です。
産卵動画と採卵、さらにエゾトンボの産卵動画も目指します。

まず目的の湿地に着いて目に入ったのがボロボロになったヤマサナエの♀。ヤマサナエというと春の川の印象ですが、猛暑の葉上に止まったりもしています。

ヤマサナエ
猛暑の葉上のヤマサナエ♀

 

産卵活動も行っています。ところが産卵場所はなんと幅30cmくらいのコンクリートの側溝。この側溝で終齢まで育つとは思えないので、下流の小川まで流されていくのでしょうか?
TPOに応じてヤマサナエはたくましく生きています。

ヤマサナエ
側溝へのヤマサナエ産卵

 

さて湿地の方ですが、こんな感じでただの草地?
しかし、踏み込むといたる所に浅く水がたまっています。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマのいる湿地

 

多いのはハラビロトンボ。産卵含め活発に活動しています。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♂
ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♀

 

上が未熟な♂で、下が♀。♂は最初の未熟なうちは♀と同じ色調ですが、その後真っ黒になり、さらにシオカラトンボ様の色調に大幅に外観を変化させます。

エゾトンボも飛んでますが数は少なく、見張っていたこの場所では複数の♂が現れることはありませんでした。

エゾトンボ
エゾトンボ♂

 

2時半頃にエゾトンボの♀も現れました。産卵弁がはっきり見えるくらいまで接近したりもし、湿地の水たまりに何回か降りていこうともしますが、その都度ハラビロトンボに邪魔され、最終的に産卵せずに湿地を去って行きました。
結局、エゾトンボの産卵はこの1回だけでした。もし産卵してくれたとしても草がジャマで産卵動画は難しそうです。残念。

さて、その10分後くらいにネアカヨシヤンマの♀も現れました。ゆっくり飛び回りエゾトンボ同様湿地に降下していきますが、やはり他のトンボの邪魔が気にくわないのか落ち着かず、上昇してきます。 途中で草に止まりましたが、どうもクモを捕食しているようにも見えます。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ♀

 

3-4回林の中に消えたり現れたりしていましたが、一向に産卵しないため採卵に目的を変更し捕獲。湿ったキッチンペーパーを重ねた容器に入れておけば産卵してくれるはずです。
その後は産卵にくるネアカヨシヤンマは見ず、結局大分出張の産卵動画撮影は不発でした。

お知らせとエゾトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、エゾトンボのトンボ画像を追加しました。
ヤクシマトゲオトンボと、ハラビロトンボの産卵動画を追加しました。
コフキトンボの産卵動画を差し替えました。

まだ今年は梅雨明けしてませんが、海の日の天気はよさそうです。
ホームページ用の素材集めで、7月17日~18日にかけ遠出してきました。

まず、昨年の7月26日に到着直前で交通規制(崖崩れの工事)にあい、泣く泣く引き返さざるを得なかったヤクシマトゲオトンボの場所に向かいます。1週間以内に結構な大雨があったので今回は交通規制もしっかりチェックして出かけます。

9:00頃に無事到着しました。時期的にちょうど良かったみたいでヤクシマトゲオトンボはたくさんいます。ざっと見て回るだけで20頭以上はいそうで、交尾や産卵もちょくちょくあります。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボの交尾

 

産卵動画が撮れたので、ホームページにアップしました。ヤゴ画像に一部欠落があるので、ゼニゴケに産卵された卵も持ち帰りました。バナナ型の卵です。特殊な環境に生息するヤゴですが、飼育は意外に簡単でホームページの飼育法のところに記載しています。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボの卵

 

次に、エゾトンボ系のトンボ画像が全くないのでいくつかの産地がある隣県の大分に向かいます。こういう草地ですが、草の間には所々水がたまって湿地になっています。ただ、露出している部分の水たまりはすぐに干上がりそうな感じです。

エゾトンボ
エゾトンボのいる湿地
エゾトンボ
近寄ると水がたまっている

 

♂2頭が元気にパトロールしてますが、気温が高く人間の方は熱中症寸前で水分補給が必須です。この時期は川での活動は割と気持ちいいのですが、それ以外の場所では熱中症との戦いですね。

エゾトンボ
パトロールするエゾトンボ♂

 

出来れば産卵動画も撮りたいのでジャマになる♂をどけるため、捕獲してモデルになってもらい、追い払いました。

エゾトンボ
エゾトンボ側面像

 

♀の産卵は1回だけ来ましたが、どうもむき出しの水たまりには興味がないようで、深い草の中に潜入しようとします。むき出しの部分は干上がってしまいそうでヤバイと判断しているのでしょうか?さらに落ち着きなく頻繁に場所を変えるため、産卵はうまく撮れませんでした。
ネアカヨシヤンマの採卵もしたいのですが、途中で1回腹部が太いヤンマが林冠に昇っていくのが見え怪しかったのですが確認は出来ませんでした。これで7月17日の活動はお終い。

翌日はオオヤマトンボの採卵を狙って、朝こういう池に行ってきました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボの池

 

大きな池でまず産卵ポイントを見つける必要がありますが、写真手前の浅瀬あたりが怪しげです。勘は冴えてて、正にこのポイントに4回ほど産卵に来たのですが♂に連れ去られるなどで、結局ものには出来ませんでした。間近で♂が♀をキャッチした場合は連結時にスピートがにぶるので逆に捕獲チャンスなのですが、いつもあと一歩が間に合わず、そのまま持っていかれてしまいます。毎年2~3回ニアミスはあるのですが、今年も今の所駄目です。

途中でコフキトンボの産卵があったので、ホームページの動画を入れ替えました。前の動画があまりにショボかったので。

コフキトンボ
コフキトンボの産卵

 

その後は山あいの湿地状部分をウロウロしました。こういう草地とか池です。

ハラビロトンボ
湿地
池

 

何かいいことないかな~、特にネアカヨシヤンマいないかな~といった感じでしたが、めぼしいものは見つかりませんでした。ハラビロトンボはいっぱいいたので産卵動画をホームページにアップしときました。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボの交尾