「オナガアカネ」カテゴリーアーカイブ

スナアカネの採卵

スナアカネの採卵目的で、2週間前と同じ池を訪問。
今日は、スナアカネ♀も割と簡単に見つかりました。

到着時は少し風が強めでしたが、葦の群生がちょうど風をブロックするようになる草地があり、そこで多めに見つかりました。♀は最低2頭、おそらく3頭はいたと思います。♀もolympus-tg5で寄りまくって撮影。最近この撮影法に凝りすぎです。

スナアカネ
スナアカネ♀

 

スナアカネ交尾態もいました。

スナアカネ
スナアカネ交尾

 

採卵も成功しました。下は何の変哲もありませんが、スナアカネ卵。

スナアカネ
スナアカネ卵

 

同所にいたウスバキトンボ♂も、寄りまくり撮影。

ウスバキトンボ
ウスバキトンボ♂

 

2週間前とは異なるポイントに、オナガアカネ♂が1頭いました。

オナガアカネ
オナガアカネ♂

 

縄張りを張っている雰囲気で、そのそばには♀が産卵しそうな葦がはえる浅い水場もあったので、周辺の草地を含めてオナガアカネ♀がいないか探してみましたが、こちらは見つかりませんでした。飛来種なので、少数しかいない場合は♂しかいないということもありです。

スナアカネとオナガアカネ

スナアカネの採卵をしたいので、10月8日と同じ池に。池はやはり水量が少なく、場所によってはいつもより数メートルは池岸が露出しています。

スナアカネ
スナアカネの池

 

13:00頃に到着したので時間的に産卵は期待薄と思われ、♀が休んでいそうな草地を中心に探しました(♂の縄張り地帯から少し離れた部分です)。
結局♀は見つかりませんでしたが、今年も♂は10頭くらいは余裕でいる感じです。

スナアカネは警戒心が強く中々近寄らせてくれないのですが、Olympus tg-5の顕微鏡モードによる近接撮影をトライしました。20cmくらいまで寄れて、何頭かで撮影が成功しました。

スナアカネ
スナアカネ♂

 

こちらはスナアカネそっくりの行動で池をにらんでいたトンボですが、近づいてみたらナツアカネでした。

ナツアカネ
ナツアカネ♂

 

オナガアカネも1頭いました。こちらもがんばって顕微鏡モードで撮影。

オナガアカネ
オナガアカネ♂

オナガアカネ

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オナガアカネの♂トンボ画像を追加しました。
ハネビロトンボの若齢ヤゴ黒バック画像を追加しました。

スナアカネの産卵画像がいまひとつなのと、他の飛来種がいないかということで10月16日の池にまたまた行ってきました。

13時頃に池についたのですが、いきなり産卵カップルが目に入りました。あわてて写真をとってみたものの、残念ながらタイリクアカネでした。

タイリクアカネ
タイリクアカネの連結

 

かろうじて薄す日がさす天候だったのですが曇りに変わり、こうなるともう産卵は期待できません。スナアカネの産卵撮影はアウトでした。

他の目的、飛来種についてはオナガアカネがいました。この1頭しか見ませんでしたが、十分さがした訳ではないのでもっといるかもしれません。

オナガアカネ
オナガアカネ♂

 

10月6日のハネビロトンボ卵が羽化して育ってます。ホームページの若齢ヤゴ黒バック画像が欠落していたので追加しました。

ハネビロトンボ卵
ハネビロトンボ卵羽化直前
ハネビロトンボ
ハネビロトンボ2齢幼虫

オナガアカネ羽化と、ナツアカネヤゴ下唇側片の斑点について

10月25日に採卵したオナガアカネが羽化しました。
まず羽化したのは♀でした。

オナガアカネ
オナガアカネ♀

アカネのヤゴを鑑別する場合、下唇側片の斑点の有無も鑑別点のひとつになります。
ナツアカネは、日本産幼虫図鑑、日本産トンボ幼虫成虫検索図説の両書ともに、下唇側片には斑点なしと記載されています。

ヤゴペディアホームページに掲載しているナツアカネヤゴは、2009年に大分県で採卵して飼育した個体ですが、下唇側片には暗褐色の斑点が存在してます。

ナツアカネ
ナツアカネ2009年採卵ヤゴ

 

この点がひっかかっていたので10月25日の福岡の島でナツアカネも採卵しておきました。自然界では年を越してから孵化するのですが、飼育下ではオナガアカネ同様、昨年中に孵化しました。それが終齢まで育ったのですが、やはり下唇側片には暗褐色の斑点があります。

ナツアカネ
ナツアカネ2015年採卵ヤゴ

 

2カ所で採卵飼育したヤゴとも、下唇側片には斑点があります。もう少しサンプルを増やして、この点を確認していく必要がありそうです。

オナガアカネ終齢

11月29日に孵化したオナガアカネが8回の脱皮後本日終齢になりました。ほぼ3日に1回のペースで脱皮しており、ウスバキトンボ並の成長スピードです。

アカネ類のヤゴはどれも似通っていて、確実な同定は難しいのですが、側棘や背棘の具合である程度分類出来ます。

オナガアカネは第8腹節側棘が短く先端が第9腹節後端に届かないというパターンです。タイリクアカネ、コノシメトンボ、マイコアカネ、マユタテアカネ、ミヤマアカネなどが類似したパターンですが、タイリクアカネ、コノシメトンボは一回り大柄なので、マユタテアカネが最も似ています。
ただ、フィールドでたまたまオナガアカネのヤゴを見つけることは、ほぼないと思いますが。

オナガアカネ
オナガアカネ終齢

再度島探索とお知らせ

YAGOPEDIAホームページの タイリクアカネ
産卵ビデオを追加しました。

今日は、10月25日の島に再び行ってきました。
他の迷アカネがいないかと、オナガアカネの♂も含めたフィールド写真を撮れたらいいなという魂胆でした。天気もよく、風もあまりなく絶好の条件だったのですが、目的の種はいませんでした。

一番多かったのはマユタテアカネで、他はタイリクアカネ、ノシメトンボがそこそこ、ナツアカネが少しといったところでした。10月25日よりいずれの種も少なめで、だんだんアカネも消え始めたようです。
あと、前回カトリヤンマらしき影を1頭見かけましたが、今日は少なくとも4頭はいて元気に活動していました。

とりあえず、タイリクアカネの産卵ビデオは撮れましたので、ホームページにアップしました。それと、ホームページのタイリクアカネ♂の1枚目の写真がどうも怪しいので、入れ替えました。
下がその疑惑の写真と、頭部~前脚のズームです。2012年10月18日に撮った写真ですが、場所は10月18日と同じ福岡の池です。

イソアカネ
イソアカネ?
イソアカネ
イソアカネ?ズーム

 

前額の黒条が下まで伸びてるように見えるし、前脚の外側が腿節まで黄褐色だし、どっちかというとイソアカネなんですよねー。この写真を撮った当時はヤゴ一辺倒で、トンボは気が向いたら撮る程度でした。今だったらきっと捕獲して確かめてたと思うのですが。まあ、捕獲して細部まで見ないと全然確実でありませんし、イソアカネについては成書の記載しか知りませんので・・・。

10月25日のオナガアカネ卵も発生が進んできて、目、口、脚が見えてきました。

オナガアカネ卵黒バック
オナガアカネ卵黒バック
オナガアカネ
オナガアカネ卵白バック

 

ネイチャーガイド「日本のトンボ」によると、「オナガアカネは卵期間半年程度、卵で越冬、飼育下では1カ月程度で孵化することもある」とのことです。
卵で越冬するトンボは、パーツがほぼ完成してから越冬に入る種と、越冬後発生が進んでパーツが完成するタイプがあります。
福岡はまだしばらく暖かいみたいですし、まあ~何とも言えませんが、近日中に孵化するかもしれないです。

 

 

オナガアカネの採卵

10月25日の活動です。迷アカネの採卵が目的です。

10月12日の対馬は時間がかかり過ぎて、そうそうは行けないので、今日は近場の島に行ってきました。船で20分くらいの沖合にある島です。行きのフェリーは、朝早め時間でしたが、釣りに行く人がたくさんいてにぎわってました。

島に着き、まず海岸に出てみます。いけませんねー、風が強すぎます。何もいません。

オナガアカネ
迷アカネ探索場所海岸

 

わずかに風が弱まった道路上に、タイリクアカネが1頭いただけでした。

 

タイリクアカネ
タイリクアカネ♀

 

海岸に出る道を逆戻りして、風が入らない草地を探す事にしました。

オナガアカネ
迷アカネ探索場所草地

 

いましたっ。
オナガアカネの♀です。

オナガアカネ
オナガアカネ♀

 

♀のオナガアカネを見るのは初めてですが、♂同様少しフワフワした飛び方をします。上の写真ではイメージが伝わりませんが、とても小さく、羽の斑紋も綺麗な可憐なトンボでした。そこそこの数がいれば、トンボ界の人気者になりそうです。
腹端を水につけるとすぐに産卵しました。ちゃんと受精卵で6-7割方の卵は、夜の撮影時には色が濃くなっていました。

オナガアカネ
オナガアカネ卵

 

タイリクアキアカネも探しましたが、遠目にどうかな?と思うような小型のアカネは全てナツアカネ♀でした。ナツアカネは結構な数がいました。

ナツアカネ
ナツアカネ♀
ナツアカネ
ナツアカネ♀腹部が赤化したタイプ
ナツアカネ
ナツアカネ♂

 

イソアカネも期待して、少しでも怪しいのは片っ端から捕まえてみましたが、全てタイリクアカネでした。1回実物を見ておかないことには、どうもイメージがわきません。
タイリクアカネも結構な数がいました。

あと、多かったのは、ノシメトンボとマユタテアカネ。
マユタテアカネ♀は、この島では福岡と同じで、翅の先端に斑紋があるノシメ型がほとんどでした。壱岐対馬では透明翅型しか見ませんでした。

ノシメトンボ
ノシメトンボ♀
マユタテアカネ
マユタテアカネ♀

 

ということで、久しぶりに採卵成功の日でした。