お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヒメサナエの産卵動画を追加しました。
今日は大分からの帰りですが、途中でヒメサナエがいる場所に立ち寄りました。
ヒメサナエの渓流
4回産卵がありましたが、動画が撮れたのはこの1回のみ。
ヒメサナエの産卵
ヒメサナエはヒメクロサナエ同様石に止まって腹端だけを水に浸して放卵する静止接水産卵も行います。
最初岩に止まっており、10cm四方くらいの狭くて浅いこの場所ではその可能性もありかと思いましたが、普通の打水産卵だけで去って行きました。
コシアキトンボの未熟な♂もいました。
コシアキトンボ未熟♂
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2018年6月10日追記
上記画像はオオシオカラトンボ未熟♂の間違いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コシアキトンボは池の暗い部分が主な活動場所ですが、川でも見ますし、近くに水場がなさそうな町のど真ん中でも見たりします。ここは源流に近い場所なのですが、どこかに水場があるのでしょうか?
さて地元に帰り、7月13日の池でネアカヨシヤンマの産卵動画が撮れないかリベンジ。
こういう湿地状になった池の暗い部分が狙い目です。
ネアカヨシヤンマの産卵場所
池に踏み込むなり、ヤンマが飛んで枝に懸垂したので期待しましたが、ミルンヤンマ♂でした。
ミルンヤンマ♂
この池は山の麓にあり、以前は渓流が流れこんでいました。かっては流されてきたと思われる流水性のオジロサナエヤゴをこの池で見たことがあります。
しかし、今では年々水量が減っており、渓流からの流れは途中で地面に吸い込まれ消えてしまっています。
こちらの池の明るい部分にはクロスジギンヤンマが1回現れました。
クロスジギンヤンマのいた部分
もう終盤だと思いますががんばってますねー。ただ、近年の温暖化で秋に2化目のクロスジギンヤンマが出現する可能性もあると思います。
今日は、ヤンマはこの2種類だけで結局ミッションならずでした。