「コシボソヤンマ」カテゴリーアーカイブ

コシボソヤンマヤゴの生態動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コシボソヤンマヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

そこそこ珍しい種を追いかけているので、最近のフィールド活動は低調を極めています。2-3年前は狙いの種がいたはずなのに行ってみると全くいなかったり、草地に足を踏み入れた瞬間にサラサヤンマ♀が飛び上がって、産卵してたことに気づくものの後の祭り、なんてことの繰り返しです。

今日も、キイロサナエの産卵ムービーを撮り直そうと、2015年6月14日の場所に行ってみたのですが♂の姿すら全く見ません。ここの場所のピークはもう少し遅い気がするので、一応再トライしてみるか・・・。

気を取り直して昨年7月30日の場所へヤマサナエの採卵でもと移動。
川の岸にヤマサナエ♂が点々と縄張りを張っているはず・・・。
・・・ここも、やはりいません。何とか♂が1頭いるのみ。
しばらく待ってみましたが♀は来ません。すべて空振りは空しいので、何とかコシボソヤンマヤゴを探し出して生態動画を撮ってみました。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマヤゴ

 

他にいたのは、ついさっき羽化したばかりのオジロサナエ♂など。

オジロサナエ
オジロサナエ♂テネラル

 

こんなことの繰り返しなので、せめて普通種のトンボ写真を撮りためて整理していたところ、過去のブログ記事でトンボの同定間違いをしていたことに気づきました。
昨年7月17日の記事でコシアキトンボ未熟♂としていたのは、オオシオカラトンボ未熟♂の間違いです。加筆訂正しました。

この画像。

オオシオカラトンボ
オオシオカラトンボ未熟♂

 

確かにフィールドガイド「日本のとんぼ」には、コシアキトンボ♀の注釈にオオシオカラトンボ♀と似ると書いてはあります。しかし、トンボのサイズも違うし”普通間違えないよね~”と思っていました。

でも、しっかり間違えてしまいました。思い込みで画像をよく見ていなかったんですね。

なお、オオシオカラトンボ未熟♂とオオシオカラトンボ♀は、腹部末端の側方へのでっぱりをよく見ないと(♀は広がっている)間違えやすいです。

コシボソヤンマの産卵とミヤマサナエ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コシボソヤンマの産卵動画を差し替えました。

コシボソヤンマの産卵動画の出来が今ひとつで、撮り直そうということで8月6日と同じ川へ。
最近は特定のトンボがいるはずと思って出かけても空振りすることが多いのですが、ここに来るとコシボソヤンマ、コオニヤンマ、オジロサナエは必ず見られます。安心と信頼の場所です。

天候は曇りで時に薄日が差す程度ですが、産卵は数回見られました。落ち着いて産卵してくれるので、三脚にカメラをセットして撮影する余裕もあり手ぶれなしの動画です。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマの産卵

 

さて、お盆中は霧島と指宿に旅行していましたが、何かトンボもいないかと色々ネットを調べてみました。検索結果を総合すると霧島近くの、とある山頂で避暑中のミヤマサナエに確実に出会えそうです。ミヤマサナエはろくに見ることも出来ず採卵も成功していないトンボです。山頂での交尾態も記録されており採卵もうまくいくかもしれません。
ということで旅行の途中で山頂にアタックしました。しかし、山頂の天候は読めませんね~。地上は上天気なのですが、悪路を苦労してたどり着いた山頂は霧に覆われ雲っています。1頭ミヤマサナエ♂がいましたが、止まっている木の角度が悪く証拠写真もままなりませんでした。とりあえずゲットしてモデルになってもらいました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ♂

 

他に2-3頭あやしいのが飛びましたが、着地地点は特定出来ませんでした。

コオニヤンマの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コオニヤンマの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

7月30日と同じ場所です。
目的はコオニヤンマの産卵動画。
前回8:00以降で産卵が見られなかったので、もっと早い時間かも?と6:30頃に来てみました。
コシボソヤンマは早くも縄張りしています。いかにも産卵に良さそうな流木がある場所の回りを、5カ所ほどに分かれて水面すれすれにグルグル回っています。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ♂

 

コオニヤンマは交尾は見られるものの、産卵は結局9:00頃になりようやく1頭現れました。

コオニヤンマ
コオニヤンマ交尾

 

座っていた場所の1mくらい手前に突然♀が現れたのですが、カメラについていたのは最短焦点距離1.5mの300mmズームレンズ。ヘタに動くと逃げられるので、体を反らしてなるべくカメラを離してようやく焦点が来ました。結構長く産卵してくれたのですが、焦点が何とか合ったのは撮影時間の半分くらいでした。
時々あるレンズトラブルですが、結局産卵に来たのはこの1回のみで何とか撮影出来たものの残念な結果でした。

コオニヤンマ
コオニヤンマの産卵

 

オジロサナエの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オジロサナエの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

オジロサナエの産卵動画目的で川に行ってきました。
こういう場所で平地にあり、岩がゴロゴロした何の変哲もない浅い流れです。
普通オジロサナエは渓流のトンボという印象があるのですが、ここにはオジロサナエが生息しています。

オジロサナエ
オジロサナエの場所

 

8時頃に川に着きましたが流れに入るなり、私の腕に止まって産卵しようとするコシボソヤンマ♀の洗礼を受けました。結構痛いということなのであわてて追い払います。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ♀→コシボソヤンマ♂

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2017年8月7日追記

上記画像は腕に産卵にきたのと別のコシボソヤンマですが、よく見ると上付属器の間に下付属器がはっきりと写っており♂の間違いですね。川面の草影から舞い上がって枝に懸垂したので先入観で♀と決めつけていました。

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川を移動するとコオニヤンマが多くざっと10頭くらいはいます。

コオニヤンマ
コオニヤンマ♂

 

コオニヤンマは枝に止まる時は、いつも長い脚をもてあましているように見えます。不格好に長い脚を折り曲げて枝を挟んで止まるのですが、この個体は左前脚がジャマみたいで上によいしょと持ち上げていました。
コオニヤンマは大食漢のトンボとしても有名ですが、チョウやトンボの獲物を、この棘だらけの長い脚で捕獲します。

オニヤンマも1-2頭飛んでいます。枝に止まる時はこんな感じで、サイズ的はコオニヤンマと同じく大型種ですが、こちらが普通のトンボの止まり方です。

オニヤンマ
オニヤンマ♂

 

最近久しぶりに訪れると目的のトンボが激減していることが良くあるのですが、オジロサナエは健在でした。何カ所かに分かれて2-3頭づつ♂が縄張りを張っています。

オジロサナエ
オジロサナエ♂

 

♀の産卵も4回ありました。動画のような感じで、岩に止まって尾端を振るわせて卵塊を作り、それを打水産卵していく方法です。

オジロサナエ
オジロサナエ♀の産卵

 

渓流であれば涼めるのですが、ここは平地の川。
猛暑に参ってしまい、昼には引き上げました。

コヤマトンボ採卵

予定していたお盆の旅行が急にキャンセルになりました。今年旅行がつぶれるのは、もう2回目です。

という訳で世間様はお盆休みだというのに、本日もヤゴ活動です。場所は、6月28日に転倒して小指を骨折した川です。両手に棒を持って川を歩き、めちゃくちゃ慎重に移動です。

目的は今日もミヤマサナエで、7年前にはヤゴを確認しています。着いてまず目についたのはコシボソヤンマです。川に木が倒れた所があり、最低2♂がしつこく倒木の回りをパトロールしています。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ産卵木

 

途中で休止中の♂。

コシボソヤンマ
コシボソヤンマ♂

 

♀も1回産卵に来ましたがすぐに行ってしまいました。

ターゲットのミヤマサナエがいないか注意をはらいますが、サナエでいるのはコオニヤンマのみです。

6月28日と全く同じポイントにコヤマトンボが産卵に来たのでゲットしました。

コヤマトンボ
コヤマトンボ♀

 

腹端をカップの水につけてみますが、もちろん産卵はしてくれず。持って帰って産卵箱に入れて採卵を試してみようと思いますが、失敗の可能性が高いです。コヤマトンボの採卵は難しいです。そういう訳で、頻繁に産卵があるあたりの砂も持って返って調べてみる事にします。
こちらは1卵だけですが見つかりました。おそらくコヤマトンボの卵だと思います。他に可能性があるのはコオニヤンマ卵くらいですが明らかにそれとは違います。

コヤマトンボ
コヤマトンボ卵?

 

コオニヤンマ
コオニヤンマ卵(本日撮った写真ではありません)

 

同時に砂の中にいた、コヤマトンボ1齢ヤゴ。中腸の卵黄は緑色です。

コヤマトンボ
コヤマトンボ1齢幼虫

 

8月3日のオナガサナエも今日孵化しました。

オナガサナエ
オナガサナエ孵化直前卵

 

オナガサナエ
オナガサナエ1齢幼虫

 

1番の目的のミヤマサナエは今日も見つからず、採卵どころか成虫も1回も見ていません。