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アオサナエヤゴの生態動画 フィールド活動は空振り

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アオサナエヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

今年の秋は秋雨や台風の影響で3週連続週末が雨で活動停止していました。
11月3日の祝日は久々に晴れたので、2015年10月25日と同じ島に行ってきました。オナガアカネやタイリクアキアカネなどの飛来種が目的。

気持ちのいいフェリー旅で20分ほどで島に着きますが、少し時期的に遅いこともあり完全に空振りでした。

いたのはナツアカネが10頭程度。

ナツアカネ
ナツアカネ♂

 

ナツアカネ
ナツアカネ♀

 

他は、マユタテアカネ、タイリクアカネ、ノシメトンボ、カトリヤンマが少々。

何の収穫もないので、福岡市に戻ってから毎秋恒例の飛来種が来る池にも寄ってきました。今年はスナアカネが日本に数多く飛来しているみたいなので。

こちらも空振りでした。スナアカネは例年通り、数頭を見るのみでした。

スナアカネ
スナアカネ♂

 

トリミングして拡大したスナアカネ♂ですが、複眼下半分のライトブルーと胸部のワンポイントがなかなか綺麗です。

5月20日に採取したアオサナエヤゴが終齢になったので、セット内での撮影ですが生態動画を撮ってみました。

アオサナエ
アオサナエヤゴ

 

9月24日に採卵したメガネサナエは、2齢になりました。

メガネサナエ
メガネサナエヤゴ2齢

 

1齢の時にあった背棘横に2列にならぶ突起は脱落しています。まだヤマサナエと同じような紡錘形の体型ですが、どの齢期から特徴的な細長い体型になるんでしょうか?

ちなみに同様の体型のナゴヤサナエヤゴは3齢から細長くなりました。

お知らせ

YAGOPEDIAホームページの、
アオハダトンボ卵~1齢、アサヒナカワトンボ卵~2齢、ムカシトンボ卵~2齢、ムカシヤンマ卵~1齢、アオサナエ1~4齢、ホンサナエ1~4齢を高解像度画像で差し替えました。

一部の若齢ヤゴを、中一光学の4.5倍マクロレンズfree walkerで撮り直ししてみました。

明らかに解像度が増している画像と、あまり違いがはっきりしないのがあります。

1齢ヤゴについて比較してみました。左が従来掲載分で右が新たに差し替えた画像です。

アオサナエ1齢ヤゴ
アオサナエ1齢ヤゴ

 

ホンサナエ
ホンサナエ1齢ヤゴ

 

アオハダトンボ
アオハダトンボ1齢ヤゴ

 

アサヒナカワトンボ
アサヒナカワトンボ1齢ヤゴ

 

ムカシトンボ
ムカシトンボ1齢ヤゴ

 

ムカシヤンマ
ムカシヤンマ1齢ヤゴ

 

アオサナエの産卵動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アオサナエの産卵動画を追加しました。
ヒヌマイトトンボチビサナエのトンボ画像を追加しました。

6月17日と18日の活動で、まず17日。

今年の梅雨は今の所晴れ続きです。
ということで、出かけられてしまうのでアオサナエの産卵動画を狙って今年3回目の山口出張です。
6月10日に地元の川にもアオサナエがいるのを確認したのですが、産卵まで狙うとなると個体数も少なく地元では難しそうです。

5月20日と同じ川ですが、もっと足場がいい別のポイントに張り込むことにしました。

アオサナエ
アオサナエの産卵場所

 

中央左側の岩の上でアオサナエ♂が縄張りを張っていたのですが、産卵♀が現れると確実に連れ去られてしまうので、まず追い払います。
待つことしばし、5:15分頃になり、まさに♂が睨んでいたポイントに産卵♀が現れました。

アオサナエ
アオサナエの産卵

 

産卵時の、動画撮影イメージトレーニングが不十分で、動画の出来が全く駄目でした。
アオサナエは卵塊を腹端に作り落下させるのですが、その様子は確認不可能。打水産卵もしますが、最後に1回打水する所がピンボケで何とか写っています。

もうしばらく待ったところ、5:50分くらいにすぐ近くの浅瀬に打水産卵に現れました。トンボの日の当たりも良く絶好の撮影チャンスだったのですが、別の作業をやっていてカメラのセットにジタバタしているうちに、トンボは行ってしまいアウト。以後は現れずじまいでした。
また来年の課題ということにして、とりあえずいまいちの産卵動画をホームページにアップしました。

18日はヒヌマイトトンボの産卵があるかもということで、まずヒヌマイトトンボの場所へ。5月21日に羽化を確認しており、羽化後2週間くらいで生殖活動を始めるトンボが多いので、そろそろかなということです。
しかし、ヒヌマイトトンボはもう少し遅いようです。♀は確認した範囲でオレンジ色の未熟なものしか見つからず、交尾態も見つかりませんでした。
とりあえず、♂に外観が似ている♂型の♀がいたので、その撮影を。

ヒヌマイトトンボ
♂型♀のヒヌマイトトンボ

 

最後は筑後川に足を伸ばしました。ナゴヤサナエヤゴの生態動画を撮ろうかな~と。
2015年8月23日の場所で、その時はあっさりゲット出来たのですが、今回はかなり探しましたが駄目でした。そう甘いもんではないですね。
いたのはコヤマトンボヤゴが数頭と、あとはオオヤマトンボ2頭。
川なのですが、ここでは毎年オオヤマトンボがパトロールしています。

オーヤマトンボ
オオヤマトンボヤゴ→キイロヤマトンボのヤゴ
オーヤマトンボ
オオヤマトンボヤゴの下顎→キイロヤマトンボヤゴの下顎

 

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2017年6月22日追記

上記ヤゴの下顎の特徴は、キイロヤマトンボのヤゴですね。オオヤマトンボの下顎は平坦でギザギザです。どこかの時点で、特徴に関する記憶がすり替わってました。キイロヤマトンボヤゴに訂正します。最低2頭はいたので、支流から流れ込んできた以外に、実際に大河のこの部分で産卵があった可能性もあると思います。

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5月20日のアオサナエの産卵を見張っていた場所の砂を少し持ち帰っていたのですが、帰宅するとその砂にアオサナエとホンサナエの1齢ヤゴ(アオサナエは2齢も)が孵化しているのが確認出来ました。
4.5倍撮影が出来る中一光学のfree walkerレンズで撮影してみました。今、少しずつですが孵化後ヤゴの4.5倍レンズでの撮影を進めています。

アオサナエ
アオサナエ1齢ヤゴ 4.5倍レンズで撮影
アオサナエ
アオサナエ1齢ヤゴ 従来レンズでの撮影

 

上がfree walkerレンズで撮った画像で、下が従来の画像です。
アオサナエは孵化後すぐの時期は5日くらいの間隔で脱皮を繰り返しますが、腹腔内の卵黄も目立たたなくなっており、腹部も伸びているので、2齢になる直前くらいの状態のヤゴだと思います。

なおホームページにアップしたチビサナエ♀は、飼育ヤゴから羽化したトンボを、セット上に置いて撮影したやらせ画像です。

地元の川のアオサナエ

今でも地元でアオサナエに出会えるか?をテーマとして、出かけてきました。

行き先の川は、福岡市街地から車で30分程度にもかかわらず、かつては流水性のトンボがたくさん見られた場所です。しかし、2009年のゲリラ豪雨で川砂も砂州の植生もゴッソリ流され、さらに護岸工事の追い討ちもあり、今ではトンボ相は貧弱になってしまいました。

まず第一地点。以前はアオサナエがヤゴも含めて普通に見られ、ホンサナエも少しいました。双眼鏡で探しますが、・・いません。

アオサナエ
アオサナエの場所1

 

第2地点。ここもいません。昔たくさん飛んでいたアオハダトンボも、全くいません。

アオサナエ
アオサナエの場所2

 

第3地点。うーん、いません。川岸に座れる場所なので、30分ほど待ってみましたが、その間コヤマトンボ♂が1頭横切ったのみ。普通種のコヤマトンボですら、わずかしか見られなくなりました。

アオサナエ
アオサナエの場所3

 

第4地点。以前はこの時期キイロヤマトンボ♂がここをグルグル回っていましたが、それもいません。

アオサナエ
アオサナエの場所4

 

もし、アオサナエが縄張りを張るなら、流れが少し急で、産卵に適したこのポイントに違いない・・と、ここでかなり粘りますが来ません。

アオサナエ
アオサナエの場所4

 

5時近くなりあきらめて帰ろうとした時に、ようやく上流側から川面スレスレを飛んできて見張っていた場所に着地するトンボが現れました。

アオサナエ
アオサナエ♂

 

ようやく見つけました。アオサナエ♂です。なんとか生き残っていたようです。
もう1頭、岩の上にも現れました。こちらは1mくらいしか離れていなかったので、ズームアップし一部切り出してみました。フォーサーズ規格のGH5ですが、体毛の1本1本まで解像されていて、今年発売のカメラは本当にすごいです。

アオサナエ
アオサナエズームアップ

 

何とかアオサナエを確認でき、帰り道に若齢キイロヤマトンボヤゴがかなりいた昨年12月18日の場所に寄ってみました。
今年はここでキイロヤマトンボが期待出来るのではないかと思っていましたが、見事に裏切られました。
新たな護岸工事と川岸に何か建造されるようで、左側の竹藪もゴッソリとなくなっており、完全にこの場所はアウトです。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボの場所

 

さて、5月5日のオキナワコヤマトンボヤゴが亜終齢になりました。成虫はコヤマトンボに較べてかなり小さい印象でしたが、ヤゴは個体差にもよると思いますがあまり大きさは違っていませんでした。上がオキナワコヤマトンボ亜終齢、下がコヤマトンボ亜終齢です。

オキナワコヤマトンボ
オキナワコヤマトンボヤゴとコヤマトンボヤゴ

しつこくアオサナエ

今週も先週同様、山口県行きでほぼ同じルートです。
狙いはやはりアオサナエとうまくいけばホンサナエの産卵動画です。

午後3時頃に着いてすぐに同じ場所でアオサナエ3頭、ホンサナエ2頭の縄張りが♂が見つかりました。
今日はアオサナエ♂もやる気があるようで、ずっと縄張りを維持しています。
しかし、いつまで待っても産卵♀は両者とも現れず。

しょうがなく撮ったのはお食事中のアオサナエ♂。食べているのはカゲロウかカワゲラ類だと思います。

アオサナエ
摂食中のアオサナエ

 

そして、飛翔写真。簡単に撮れてうれしいというだけで特に意味はありません。

アオサナエ
アオサナエ飛翔1
アオサナエ
アオサナエ飛翔2
アオサナエ
アオサナエ飛翔3
アオサナエ
アオサナエ飛翔4

 

あとは、ハグロトンボヤゴの生態動画。

ハグロトンボ
ハグロトンボヤゴの生態

 

ハグロトンボとアオハダトンボヤゴの鑑別は不可能ですが、♀の終齢だけは区別がつきます。
アオハダトンボヤゴは偽斑紋にあたる部分の翅芽先端部の気管が少し蛇行しますが、ハグロトンボヤゴはまっすぐです。このヤゴの気管の脈枝はまっすぐです。

ハグロトンボ
ハグロトンボ♀ヤゴの翅芽拡大

 

ということで先週から進歩なしの半日でした。

再びアオサナエとホンサナエ

YAGOPEDIAホームページの、
アオサナエホンサナエオグマサナエのトンボ画像を更新しました。

今日も朝の6時から昨日と同じ場所です。

アオサナエ
アオサナエの場所

 

シーズン真っ盛りになると、少し薄暗い時間から♂の縄張りや♀の産卵があるのですが、どうも空振りのようです。
何もいません。

8時半くらいになり、少し暑いくらいになってからようやく出始めました。
やはり産卵動画を狙うには、もう少し先の時期がよさそうです。

お食事中のホンサナエ。

ホンサナエ
摂食中のホンサナエ♂

 

今シーズンから使い始めた、Lumix GH5にはシャッターを押す何秒か前からすでに内部的に記録が始まっているという機能があります。

ホンサナエ
飛び立つ瞬間のホンサナエ♂

 

上の写真はホンサナエが飛び立った瞬間です。
人の反射神経では飛び立った瞬間にシャッターを押してもタイミングはあわず、トンボは画面から大きくはずれてしまいます。
新機能を使えば、こういう写真が簡単にとれてしまします。

下は、逆にアオサナエが着地する瞬間。

アオサナエ
着地する瞬間のアオサナエ♂

 

9時半まで粘りましたが、結局目的の産卵動画は撮れませんでした。

次の場所に移動し、ヒヌマイトトンボの観察。
まだ未熟ですが、そろそろ羽化が始まってました。

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボの未熟♂

 

ヒヌマイトトンボ
ヒヌマイトトンボの未熟♀

 

オグマサナエのトンボ画像が少ししかないので、さらに次の場所に移動し撮影。

オグマサナエ
オグマサナエ♂

 

アオヤンマも何頭か飛んでいました。
連写してたまたまピントがあった画像ですが、葦原をフラフラ飛んでいて♂かと思っていたら、腹端に産卵管がありそう。

どうも♀のようです。もしかしたら産卵動画のチャンスだったかもしれません。

アオヤンマ
アオヤンマの飛翔

アオサナエとホンサナエ

ホームページの材料さがしで、山口県まで出張してきました。
目的はアオサナエの産卵動画。

福岡市近郊にも昔はアオサナエはいたのですが、2009年のゲリラ豪雨で川の様相が一変し、ヤゴも下流や海まで流されてしまったようで激減してしまいました。確実に見ようとすると出張が必要です。

山口県のこの場所も、以前は存在した植生の多い中州が豪雨の影響で消滅してしまっており、環境的には悪くなっています。

しかし、ここには今でもアオサナエがいます。
午後3時くらいに着いたのですが、さっそくアオサナエ♂の縄張りが3-4頭いました。

アオサナエ
アオサナエ♂の縄張り

 

緩やか流れが少し急になる場所で産卵することが多いので、こういう場所を見張ります。

アオサナエ
アオサナエが産卵しそうな場所

 

残念ながら♂たちは、まだあまりやる気がなさげですねー。
30分くらいで全部いなくなってしまいました。結局産卵も見られず、1~2週先が時期的にはよさそうです。

ホンサナエ♂も2頭縄張りを張っていました。

ホンサナエ
ホンサナエ♂の縄張り

 

ずんぐりしたトンボで、客観的に見るとアオサナエと違い魅力はないのですが、九州では希少価値があり、何となくありがたみを感じてしまいます。

ホンサナエ
ホンサナエ♂背面

 

5時くらいまでホンサナエたちは縄張りを張ってましたが、こちらも産卵はありませんでした。
明日の朝も来ることにします。

オナガサナエ採卵

7月30日のオナガサナエが産卵しました。
オナガサナエとアオサナエはヤゴが似ていますが、卵も砂に付着する粘着部分の形状がよく似ています。

オナガサナエ
オナガサナエ卵

 

アオサナエ
アオサナエ卵

 

こちらは終齢のヤゴです。写真だとかなり違って見えますが、フィールドでは色彩も含め紛らわしい場合があります。触角で鑑別し、オナガサナエが平たいのに対しアオサナエは棍棒状です。

オナガサナエ
オナガサナエ終齢ヤゴ

 

アオサナエ
アオサナエ終齢ヤゴ