「ベニトンボ」カテゴリーアーカイブ

チビサナエヤゴの生態動画など

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ベニトンボハラボソトンボの産卵動画を追加しました。
チビサナエヤゴの動きを記録した動画を追加しました。
アカナガイトトンボのトンボ画像を追加しました。

沖縄で更新出来なかった分です。

まず、5月3日の場所で記録したハラボソトンボの産卵動画。

ハラボソトンボ
ハラボソトンボの産卵

 

次は、5月4日の2番目の渓流で撮ったチビサナエヤゴの動き。

チビサナエ
チビサナエヤゴの動き 砂への潜り込み

 

5月6日の池での、ベニトンボの産卵。

ベニトンボ
ベニトンボの産卵

 

下は、オオキイロトンボとコシブトトンボヤゴの立体画像です。トンボ科で最も大きいヤゴひとつと、最も小さいヤゴのひとつです。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボのヤゴ トンボ科で最も大きいヤゴのひとつ
コシブトトンボ
コシブトトンボのヤゴ トンボ科で最も小さいヤゴのひとつ

コシブトトンボの採卵

今年のGWも昨年に続き、沖縄観光&トンボ探索です。
福岡近郊のトンボ&ヤゴはすでに網羅してしまったので、種類が多い沖縄のトンボに進出です。

しかし、残念ながら天気に恵まれませんでした。昨日までは、まあまあの天気予報だったのですが朝起きてみると雨。青の洞窟でのシュノーケリング予定も急遽2日後に延期し、とりあえずあるダムへ向かいます。
こういう生息環境です。

コシブトトンボ
コシブトトンボヤゴのいた場所
コシブトトンボ
コシブトトンボヤゴと成虫がいた場所

 

傘を差して雨を避けながらの苦しい作業ですが、コシブトトンボのヤゴを見つけました。日本では、ハッチョウトンボに次ぐ小型トンボです。

コシブトトンボ
コシブトトンボヤゴ

 

天気は悪くても遠くまで飛んでいくようなトンボではなく、草地の狭い範囲に数頭の成虫が集まっているのを見つけました。

コシブトトンボ
コシブトトンボ♂
コシブトトンボ
コシブトトンボ♀

草地の中での交尾もあり。

コシブトトンボ
コシブトトンボの交尾

 

午後になり少し薄日が差す時間帯があり、産卵撮影を狙いましたが、1回だけあった貴重なチャンスは撮り逃してしまいました。しかし、♀からの採卵は成功したので、持って帰って飼育してみます。

他に少しいたのは、ベニトンボ♂未熟、ハラボソトンボ、ショウジョウトンボの沖縄個体群(いわゆるタイリクショウジョウトンボ)などでした。

ベニトンボ
ベニトンボの♂未熟

オニヤンマ採卵

7月18日と同じ池に同じ目的でまず出かけました。やはりネアカヨシヤンマはいません。これで3年連続目撃なしです。ヤブヤンマも以前は頻繁に産卵があり、昨年も何とか産卵があったのですが、今年はまだ見ていません。
下の写真は、池から流れ出る細い流れで、オニヤンマが最低3頭パトロールで行き来しています。流れのさらに先は草地の湿地になっており、昔はエゾトンボでもいたんじゃないかという雰囲気たっぷりの場所です。木陰に、すでに腹部が赤くなり始めたマユタテアカネの♂がいて、次のシーズンの出番を待っています。

オニヤンマ
オニヤンマがパトロールする細流
オニヤンマ
細流の先の湿地
マユタテアカネ
マユタテアカネ♂

 

オニヤンマの産卵は時間の問題だろうと待っているとやはり来ました。写真の部分にしつこく産卵しています。

オニヤンマ
オニヤンマ産卵

 

オニヤンマは、縦方向に上下しながら長い産卵管を砂や泥にブスッブスッと突き刺しながら産卵します。

 

採卵は、産卵部を泥や砂ごとすくってきて、卵を見つける方法で行います。すくった泥から9卵採卵出来ました。顕微鏡モードでの撮影が終われば、オニヤンマもホームページ用画像撮影全終了となります。実は、福岡県で記録のあるトンボのうち3-4種類以外は、ほぼヤゴの撮影は済んでいるのですが、画像処理に手こずっており、ヤゴ図鑑がなかなか進みません。まあ、少しずつがんばります。

オニヤンマ
オニヤンマ産卵直後卵

 

次に福岡市近郊の川に、オナガサナエの採卵目的で出かけます。オナガサナエでやっかいなのは、通常夜7時頃にならないと産卵が始まらない事で、少し暗くなるまで川で粘る必要があります。こういう流れの速い部分の岩の上で縄張りをはります。ヤゴも流れの速い岩のそばの砂によくひそんでいます。

オナガサナエ
オナガサナエ環境

 

ここは、たまにミヤマサナエの縄張りもありますが、4頭いた中(小)型サナエはすべてオナガサナエでした。コオニヤンマも1頭いました。

オナガサナエ
オナガサナエ♂縄張り
コオニヤンマ
コオニヤンマ♂縄張り

 

6時頃と7時少し前に、人間の目では全く発見不可能な♀をゲットした♂が、交尾態となって川から上空に飛び去っていきました。7時を過ぎると♂に落ち着きがなくなってきました。頻繁に川面低くをパトロールしたり、少しホバリングして♀の産卵とまぎらわしい行動もします。7時20分頃に交尾態がすぐそばを通過し、♂♀両方キャッチ出来ました。腹端を水につける方法では産卵してくれませんでしたが、水を入れた産卵ボックスに入れておけばきっと産卵してくれるでしょう。持ち帰る事にします。

7月19日のベニトンボが孵化しました。産卵後6日です。孵化には気温が関係してかなり違って来ますが、6日は全種の中でも割と早いほうです。終齢までの成長も含めて、最も早いのはウスバキトンボで3~4日であっという間に孵化します。意外に早かったのはオオヤマトンボで3日で孵化しました(今採卵を試みているのは顕微鏡モード用で、すでに1回採卵は終わっているのです)。

 

ベニトンボ
ベニトンボ孵化直前卵
ベニトンボ
ベニトンボ1齢幼虫

ベニトンボ、コフキヒメイトトンボ

今日は長崎にいます。目的は、福岡にはほぼいない北上中のトンボです。ひとつはベニトンボ。福岡でも目撃例はありますが、長崎には安定した産地があります。もうひとつはコフキヒメイトトンボ。大牟田にもいるみたいですが、私は見つけることができませんでした。こちらはヤゴは全ステージ撮影済みなので、成虫の撮影です。アオビタイトンボも北上中ですが、福岡でも結構見かけるようになってきました。私が見ただけで少なくとも3カ所にはいます。
まず、コフキヒメイトトンボの場所に行きますが、まだ朝早すぎて入れませんでした。某有名施設に併設されたビオトープなのです。仕方なくベニトンボの方に向かいます。
最初は曇っていたせいもあり、全くいません。

ベニトンボ
ベニトンボ環境

 

いるのは徐々に増え始めて至る所で見かけるウスバキトンボのみ。きっと近くの草地や木で休んでいるんだろうと周辺も探します。しかし、いない。まずい。長崎まで遠征してボウズに終わるのでしょうか。少し日差しが出てきました。
少し高い枝先に小型のトンボが現れました。間違いないでしょう。撮影してみると♀でした。

ベニトンボ
ベニトンボ♀

 

慎重に捕獲し、腹端をカップにつけるとすぐに産卵してくれました。トンボ科の採卵はいつも簡単です。とりあえず遠征の第一目標は達成です。♂も現れないかとしばらく待ってみましたが、1頭しか現れませんでした。この状況で採卵出来たのはラッキーです。

次に近くにある池に向かいます。

ベニトンボ
ベニトンボ池

 

オオヤマトンボの採卵目的ですが、なんとこっちにはベニトンボはいっぱいいました。ちょっと拍子抜けです。

 

ベニトンボ
ベニトンボ♂

 

ベニトンボ
ベニトンボ♂未熟

 

さてオオヤマトンボの方ですが、♂は最低3が岸のそばをパトロールしています。ただ、池があまりに大きすぎ、産卵ポイントが全くしぼれません。今まで観察した範囲内では中央部で産卵する事はなく、岸寄りや岸のすぐそばの浅瀬、木の枝で影になっている場所での産卵を見ています。浅瀬があり、木の枝で影になっているこのポイントで粘る事にしました。

 

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ産卵場所

 

ビンゴで10時頃になり産卵に現れました。しかし、捕獲に手間取っている間に、パトロール中の♂に連れ去られてしまいました。まあ、これは良くある事です。逆に連結した直後に少しスピードが落ちるので、捕獲出来ることもありますので・・・。その後もう一度産卵に現れましたが、少し離れていて捕獲は無理。かなり粘りましたが、結局ギブアップで次の目的地に向かいます。

 

コフキヒメイトトンボ
コフキヒメイトトンボがいるビオトープ

 

小規模なビオトープで、最初はコフキヒメイトトンボは見つかりませんでしたが、目がなれてくると♂7-8頭、♀1頭がいました。右下の草が池に覆いかぶっさっている部分に、ひっそりと隠れています。イトトンボの中でも小型種ですが、さすがは肉食、アップすると捕食中です。

コフキヒメイトトンボ
コフキヒメイトトンボ♂

 

コフキヒメイトトンボ
コフキヒメイトトンボ♀

 

コフキヒメイトトンボ
コフキヒメイトトンボ♂捕食中

 

さて撮影も終わり、これで遠征のメインの目的は全て達成です。

 

ベニトンボ
ベニトンボ卵