「ネアカヨシヤンマ」カテゴリーアーカイブ

ネカヨシヤンマの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ネアカヨシヤンマの産卵動画とヤゴの生態動画を追加しました。

何カ所か回ってみたのですが、1カ所だけ成果があり動画を撮影しました。

2017年7月13日の池です。
この時にネアカヨシヤンマらしき産卵がありましたが、木片から取り出した卵からは結局寄生蜂が生まれて何の卵だったか不明でした。
まだ産卵シーズンの始まりなので1回のみですがネカヨシヤンマが昨年とほぼ同じスポットの木片に産卵に来ました。昨年のトンボもやはりネアカヨシヤンマだったと思います。

ネカヨシヤンマ
ネカヨシヤンマの産卵

 

また以前撮っていたネアカヨシヤンマヤゴの動画もあるので、それもアップロードしました。

ネカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマヤゴ

ネアカヨシヤンマヤゴの脱皮

飼育中のネアカヨシヤンマヤゴに脱皮直前のサインが現れました。 腹部が伸び、体色が薄く見え、翅芽が斜めに立ってきたら脱皮直前です。

olympus tg-5を水中に沈めて待ち構えていたらやはり脱皮が始まりました。無事水中動画が撮れましたが、完全にヤゴが抜け出す直前で残念ながら撮影終了になっていました(カメラの仕様)。
動画はタイムラプス編集して、5倍速にしています。実際は10分間強かかっています。

ネアカヨシヤンマの若齢ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ネアカヨシヤンマ若齢ヤゴの黒バック画像が欠落していましたので補充しました。

7月16日のネアカヨシヤンマ卵が孵化し2齢になったので、欠落していたホームページの黒バック画像を補充しました。1齢はチョコチョコ動いて無理だったのですが、2齢はolympus tg-5で深度合成して撮影してみました。
下が1齢と2齢です。思ったほどの変化ではありませんでしたが、2齢は脚の先端までピントがあっています。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ1齢ヤゴ

 

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ2齢ヤゴ

 

中一光学の4.5倍マクロレンズfree walkerで1齢のグレーバック画像も撮ってみました。しかし、ヤンマのヤゴくらい大きくなると脚にピントがあわずかえってぼやけた印象の画像になってしまいました。微細なサナエの1齢ヤゴでは4.5倍マクロレンズは威力を発揮しましたが、なかなか難しいものです。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ1齢ヤゴグレーバック画像

ネアカヨシヤンマの採卵

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヤマサナエの産卵動画を追加しました。

7月13日に地元の池でもネアカヨシヤンマが残っているかも?だったのですが、産卵動画は撮れなかったので、可能性が高そうな大分の湿地に出張です。
産卵動画と採卵、さらにエゾトンボの産卵動画も目指します。

まず目的の湿地に着いて目に入ったのがボロボロになったヤマサナエの♀。ヤマサナエというと春の川の印象ですが、猛暑の葉上に止まったりもしています。

ヤマサナエ
猛暑の葉上のヤマサナエ♀

 

産卵活動も行っています。ところが産卵場所はなんと幅30cmくらいのコンクリートの側溝。この側溝で終齢まで育つとは思えないので、下流の小川まで流されていくのでしょうか?
TPOに応じてヤマサナエはたくましく生きています。

ヤマサナエ
側溝へのヤマサナエ産卵

 

さて湿地の方ですが、こんな感じでただの草地?
しかし、踏み込むといたる所に浅く水がたまっています。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマのいる湿地

 

多いのはハラビロトンボ。産卵含め活発に活動しています。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♂
ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♀

 

上が未熟な♂で、下が♀。♂は最初の未熟なうちは♀と同じ色調ですが、その後真っ黒になり、さらにシオカラトンボ様の色調に大幅に外観を変化させます。

エゾトンボも飛んでますが数は少なく、見張っていたこの場所では複数の♂が現れることはありませんでした。

エゾトンボ
エゾトンボ♂

 

2時半頃にエゾトンボの♀も現れました。産卵弁がはっきり見えるくらいまで接近したりもし、湿地の水たまりに何回か降りていこうともしますが、その都度ハラビロトンボに邪魔され、最終的に産卵せずに湿地を去って行きました。
結局、エゾトンボの産卵はこの1回だけでした。もし産卵してくれたとしても草がジャマで産卵動画は難しそうです。残念。

さて、その10分後くらいにネアカヨシヤンマの♀も現れました。ゆっくり飛び回りエゾトンボ同様湿地に降下していきますが、やはり他のトンボの邪魔が気にくわないのか落ち着かず、上昇してきます。 途中で草に止まりましたが、どうもクモを捕食しているようにも見えます。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ♀

 

3-4回林の中に消えたり現れたりしていましたが、一向に産卵しないため採卵に目的を変更し捕獲。湿ったキッチンペーパーを重ねた容器に入れておけば産卵してくれるはずです。
その後は産卵にくるネアカヨシヤンマは見ず、結局大分出張の産卵動画撮影は不発でした。

ネアカヨシヤンマ卵?

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の
ヒメサナエ産卵動画を差し替えました。

昨年7月21日に ”また、ひとつ池が死んだ” 宣言をした、かって複眼ブルーヤンマ3種類がそろい踏みしていた池に、行ってきました(一応)。

池に着くなり池面を少し飛んだ後、暗い湿地部に突き出た枯れ木に着地するヤンマがいました。産卵の様子が良く確認出来きず、5mくらい離れていることもあり不用意に動いたところ、飛んで行ってしまい、証拠写真は撮れませんでした。
黒っぽく腰も太くネアカヨシヤンマと思いましたが、目が悪く池面も暗くはっきりしません。産卵しているように見えた枯れ木を取ってきたところ、3卵が回収出来ました。
その後3-4回ヤンマが飛び、こちらはヤブヤンマだと思います。
ヤブヤンマとネアカヨシヤンマは何とか生き残っているようです。
卵の段階ではどちらか分かりませんが、ヤブヤンマはこれまで土に産卵する場面しか見た事がなく、卵はネアカヨシヤンマでしょうか?
順調にいけば2週間後くらいに孵化すると思うので確かめます。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ卵?
ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ卵?

 

ちなみに黒バック画像の方は、olympus tg-5で深度合成した画像です。圧縮した画像ではっきりしませんが、分裂が始まった細胞がよく解像されています(7月13日に回収した卵を、14日に撮影したものです)。

その後、ヒメサナエの渓流に行ってきましたが、今日も産卵動画は撮れませんでした。7月1日に撮った産卵動画をアップしました。ピントが動いて出来はいまひとつですが、以前の掲載分よりはマシです。動画の後半部分は以前の掲載分です。

ヒメサナエ
ヒメサナエ♀産卵

オナガサナエ

海の日に予定していた旅行が急にキャンセルになったため、コースを少しアレンジして相変わらずのヤゴ行脚決行です。
まず4月29日の池に寄ってから、佐賀→長崎と出かけます。この池で可能性があるのは、ネアカヨシヤンマ採卵(顕微鏡モード撮影が未、黒バックの分ですね)、マルタンヤンマ産卵ビデオ、オニヤンマ採卵です。ネアカヨシヤンマは、2012年は産卵があったのですが、昨年、一昨年は見ませんでした。時期的にはちょうどいいはずですが今年もいません。もう少し通ってみよう。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ終齢

 

マルタンヤンマも今日は産卵を見ませんでした。通常トンボは、産卵場所で縄張りをはる♂は楽に発見でき、産卵の時のみ現れる♀は見るのが難しいです。マルタンヤンマは逆で、産卵に来る♀は羽が黒く目立つ事もありちょくちょく見るのですが、産卵場所に現れない♂は発見困難です。マルタンヤンマ♂は青い色彩が美しいヤンマとして有名ですが、一回も見た事がありません。周辺の下枝にぶらさがって休んでいるはずの♂を探しますが、やはり見つかりません。

マルタンヤンマ
マルタンヤンマ産卵(本日撮った写真ではありません)

 

日本最大種、ご存じオニヤンマは♂のパトロールはありますが産卵は来ませんでした。オニヤンマは大きな体と裏腹に、小さな流れに産卵するのが大好きです。この池へのこんな小さな流れ込みに産卵に来ます。

オニヤンマ
オニヤンマ産卵場所

 

さて佐賀に移動します。ここから先はこのシーズンの最大の目標、ミヤマサナエの採卵です。ミヤマサナエはやっかいです。ヤゴはそこそこ見かけるのですが、トンボはなかなかお目にかかれません。この場所は7-8年前はヤゴはかなりいました。♂は川堰のそばに縄張りをはるのが好きみたいなので絶好の条件ですがいません。

 

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ生息環境

 

ここの上流方向も少し調べます。この辺は、オナガサナエがいかにも好きそうな流れが速くなる場所で、実際縄張り♂がいますがミヤマサナエはいません。

オナガサナエ
オナガサナエ環境

 

オナガサナエ
オナガサナエ♂縄張り

 

オナガサナエ卵の顕微鏡モードも未撮影ですが、普通にいるので気合いをいれれば何とかなるでしょう。気合いがいるというのは、オナガサナエは産卵が遅目の時間だからです。7時過ぎまで川で粘る必要があります。今日は時間がないので、もうあきらめ長崎方向に向かう事にします。