「採卵」カテゴリーアーカイブ

ミヤマサナエの産卵動画と採卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ミヤマサナエの産卵動画を追加しました。

何度も言ってるような気もしますが、何が何でも採卵する当ブログで未採卵の種が二つあります。
ひとつがキイロヤマトンボで、もうひとつがミヤマサナエ。
キイロヤマトンボは産卵に出会うチャンスが少なかったのと、採卵が難しい種であるのが原因でしたが、採卵方法は見いだしたのであと一息になってきました。
ミヤマサナエは単純にトンボ自体を中々見つけられないのが理由でした。
しかし、先日川で出会ったトンボ愛好家の方から、あるポイントで昨年ミヤマサナエの産卵を観察し、しかもそこではキイロヤマトンボもパトロールするとの情報を得ました。
ということで今日は両方の採卵を狙って、このポイントへ。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエがいた場所

10時頃に着いたのですが、到着するなりいきなり岸から葉上に舞い上がるトンボが。さらに遠くに飛んでいってしまって見失ないましたが、一瞬見えた尾端黄斑と体型とサイズ感から、ほぼミヤマサナエ♀で間違いないでしょう。こんなに簡単に会えるとは思っていなかったので、心の中で一言。”マジすか?”。
少し離れた場所で待っていると、水際に再度現れました。まず、写真を撮ろうと接近したところ、岸辺でポシャッと打水産卵していずこへか。ちょっと落胆したものの、また産卵に来るだろうということで、その後は待ち体勢に。しばらく待ちましたが、今度は11:20に出現。採卵を優先してまず捕獲し、無事採卵も成功しました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ卵

午後に、同じ場所に来た時に産卵動画も撮れたのでホームページにアップロードしました。最後の方のアップ画面では、ミヤマサナエが尾端に卵塊を作っているのが確認できます。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエの産卵

ミヤマサナエに関して有益な情報を教えていただいたU(T?)さん、どうもありがとうございました。

さて、ミヤマサナエは未熟なうちは遠く離れた高山に移動し、成熟したら水場に戻って活動をするトンボとして知られています。当ブログでは、標高1000mの背振山山頂で7~8月にミヤマサナエを見つけています
しかし、この時期に産卵となると、羽化水域を離れずそのまま成熟していくというパターンもあるのかもしれないですね。
残念ながらもうひとつのターゲット、キイロヤマトンボは15:30から10分程度♂のパトロールはありましたが、今日も産卵♀は現れませんでした。明日からは梅雨空が戻ってくるので、こちらは今年中に採卵できるか微妙になってきました。

コヤマトンボの採卵

ヤマトンボ科のコヤマトンボとキイロヤマトンボは採卵困難種で、これまではコヤマトンボ卵を川砂の中から見つけた経験があるのみでした。
キイロヤマトンボに関しては昨年色々と試しましたが全て撃沈。
しかし、今年は極めてシンプルな力業で、しかもうまくいきそうな方法を思いつきました。
そこでキイロヤマトンボの採卵を目指して6月10日と同じ場所へ。
まずコヤマトンボの産卵がきたので試したところ、あっさり採卵をクリアー。
卵の比重を考えるとすぐには沈下するとは思えず、しばらくは打水産卵した波紋近くに浮いて流れているはずです。そこで下のように波紋の下から熱帯魚ネットですくいあげるという作戦。ただ、卵の径は0.6mm程度なのですり抜けないような目の細かいネットが必要です。

コヤマトンボ
コヤマトンボ卵採集方法

コヤマトンボは産卵を始めると少々近づいても逃げないので、簡単に目的が達成できました。予想外だったのはコヤマトンボ卵の粘着性が意外に強く、卵がネットから剥がれずはりついたままだった事。

コヤマトンボ
ネットに貼りついたコヤマトンボ卵

ネットから剥がす時にかなりの卵が壊れてしまいましたが、とりあえずこれまでの採卵困難種から11卵を採集出来ました。こんな単純な方法、もっと早く思いつけよ!俺!ですね。

コヤマトンボ
コヤマトンボ卵

さあ、あとはキイロヤマトンボの産卵さえ来てくれれば採卵はほぼ確実です。キイロヤマトンボは結構な距離間を往復打水産卵するので、今度は柄の着いた捕虫網を使います(目の細かい本絹ネット)。
しかし、残念ながら肝心な産卵自体が現れず駄目でした。♂のパトロールも15:40から20分程度の1回のみ。

キイロヤマトンボ
パトロールするキイロヤマトンボ♂

はたして、今年はキイロヤマトンボの採卵はうまくいくのでしょうか?

サラサヤンマの採卵

5月11日と同じ北九州の池まで遠征。
サラサヤンマが飛んでましたが、見つけることが出来たのは♂最大2,♀最大1~2頭と少しのみでした。ただ、近隣のいつもの場所ではまだ見つけらておらず、今年の初物です。
サラサヤンマは警戒心低めで、けっこう人の側でもホバリングしてくれるので飛びものが撮りやすいトンボのひとつです。

サラサヤンマ
ホバリングするサラサヤンマの♂

交尾は2回ありましたが1回は運良く近くで、写真も撮ることが出来ました。

サラサヤンマ
サラサヤンマの交尾

採卵も行いました。

サラサヤンマ
サラサヤンマの卵

オオキトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オオキトンボの産卵動画を追加しました。

昨年10月28日と同じ場所にオオキトンボの採卵に行ってきました。

オオキトンボ
オオキトンボのいる池

10月半ばとはいえ、まだ日光に照らされると暑いくらいで半袖で十分OKな日です。オオキトンボといえばいつも寒い中で見ている印象があり、いるかどうか半信半疑で出かけてきましたが、活発に活動してました。

オオキトンボ
ホバリングするオオキトンボ♂

11:00頃に最初の産卵があり、11:40までに気づいた範囲内で連結産卵が最低6回、単独産卵が1回ありました。ホームページにアップロードした動画は前半が連結産卵、後半が単独産卵です。

オオキトンボ
オオキトンボの連結産卵

採卵も成功しました。

オオキトンボ
オオキトンボ卵

この場所にはマイコアカネも多くいるのですが、まだ暑すぎるせいか少数はいるものの産卵は見かけませんでした。昨年はキトンボの産卵も見ましたが、今日は♂が1頭いるだけでした。

キトンボ
キトンボ♂

10月半ばですが、まだオオヤマトンボ♂のパトロールもあり、タイワンウチワヤンマも♀1頭のみでしたがいました。 温暖化進んでますね。

タイワンウチワヤンマ
摂食中のタイワンウチワヤンマ♀

オオヤマトンボの採卵

九州も梅雨明けし、猛暑の季節がやってきました。
今日は7月7日と同じ池で、再度オオヤマトンボの採卵にチャレンジすることにしました。
夏真っ盛りで色々なトンボの♂がバトルを繰り広げています。

コシアキトンボ
コシアキトンボ♂のバトル
ウチワヤンマ
ウチワヤンマ♂のバトル

9:00くらいになりオオヤマトンボの産卵♀が現れました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ♀

他のヤマトンボ科のコヤマトンボやキイロヤマトンボとは異なり、やはりオオヤマトンボでは尾端をカップの水にチョンチョンするだけで簡単に採卵出来ました。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ卵

成虫のオオヤマトンボは、他のヤマトンボよりも大型ですが、卵や1齢幼虫は逆に他のヤマトンボより小さめです。
以前の経験では、オオヤマトンボは孵化までが早く5日程度だったので、8月2~3日には1齢幼虫に孵化すると思います。

さて、ここからは追跡しているミヤマサナエ過剰終齢幼虫の話題。
6月26日に過剰脱皮してから32日後になりますが、本日7月28日に死んでいるのが分かりました。
定期的に撮影していたのですが、下は7月25日に撮影したヤゴの複眼の切り出し画像。成虫の複眼を思わせるような構造が現れてきています。

ミヤマサナエ
7月25日のミヤマサナエ過剰終齢ヤゴの複眼

これは、もしかしたら羽化までいけるかもと思いましたが、本日撮影しようとしたらすでに死んでいました。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエ過剰終齢ヤゴ、7月28日に死亡

ミヤマサナエのヤゴはずっと泥の中に潜っているので、十分に採餌して栄養がとれているかどうか分からないところがあります。
単に餌不足でエネルギー切れで死んでしまったのか、それとも過剰脱皮するような個体は遺伝子に異常があり羽化まではいけないのか?
う~ん、どうなのでしょうか?

ヒメイトトンボ、コフキヒメイトトンボ卵

沖縄で4月30日にヒメイトトンボとコフキヒメイトトンボの交尾・産卵は見られなかったのですが、持ち帰った♀が産卵してくれました。

普通イトトンボは、湿らしたキッチンペーパーを敷いた百均の小容器に入れておくだけで簡単に産卵してくれます。
しかし、モートンイトトンボや本種などの超小型種は失敗することが多く、擬似的な産卵環境を作りました。

ヒメイトトンボ
ヒメイトトンボ産卵容器

 

玉ジャリと水を入れた小容器に、植物に見立てたキッチンペーパーの棒を立てています。芯には加工しやすいアルミ製の1mm程度の針金が入っています。
植物を植えてもいいのですが、卵を撮影するケースでは植物から卵の分離は至難の業なのです。
これをさらに百均の容器に格納して、内壁にも一部少し湿らせたキッチンペーパーをくっつけて出来上がり。約15分の作業行程です。

内壁と疑似植物キッチンペーパーの両者に産卵してくれました。

コフキヒメイトトンボ
コフキヒメイトトンボ卵

 

ヒメイトトンボ
ヒメイトトンボ卵

 

コフキヒメイトトンボの方が3-4日産卵後日がたっています。

ちなみに撮影セットは下のようになります。

撮影装置
Fee Waker用撮影装置

 

照明にはAmazonで購入した5000ルーメンの超高輝度LEDライトを4灯使用しています。

撮影容器
撮影容器

 

撮影卵を入れる容器は、楽天で購入したグラスアートベベル直径38mm。厚いガラスなので被写体の下に影が出来ない利点があります。その上に水を張らないといけないので、まわりに百均で買ったプラスチックボトルから高さ2~3mmを切り出して貼り付けています。接着はガラスにもくっつくウルトラ多用途ボンドで乾くと透明になるタイプ。

撮影装置
撮影装置

 

撮影カメラとレンズが入るとこんな感じになります。4.5倍率撮影ともなるわずかの動きが影響するので、左右に手を固定する台も置いています。

レンズ
Free Walkerレンズ

 

中一光学の4~4.5倍レンズFree Walkerは、先端が顕微鏡のようになっています。

olympus tg-5の顕微鏡モードで撮影する場合は、レンズから被写体までのワーキングスペースが数mmしかありませんので、さらにもうひと工夫必要です。
横のわずかの隙間からLEDライトで光を入れると同時に、背景を明るくするため下からも照明を入れる必要があります。

撮影装置
背景発光用撮影台

 

下に置く照明台は発泡塩ビ板を加工して作ってあり、中に光反射用のアルミ版を45℃の角度で固定しています。台の上は、透明のプラスチックシートに乳白色のビニールをかぶせたもので光が散乱します。

撮影装置
背景発光用撮影台

 

撮影台の横からライトをあてると、台の上が明るくなります。

撮影装置
撮影装置

 

カメラの隙間の横からライト2灯、下からライト1灯くらいでちょうどいい明暗差が生じ、透明の若齢ヤゴも背景からよく分離されます。

メガネサナエ
メガネサナエ5齢ヤゴ

 

上はこのシステムで顕微鏡モード3.0倍で撮影した、5齢になったメガネサナエヤゴ。

トラフトンボ

GW後半は近場をプラプラしてます。
まずこういう池。

トラフトンボ
トラフトンボの池

 

ホームページのトラフトンボ画像がやらせ画像なので、自然の状態のトンボを撮影しようという目的です。
2~3頭の♂が飛んでおり、一瞬ホバリングするのですがすぐに動き出すので撮影が難しいです。
これが一番ピントがあっていた飛翔画像。

トラフトンボ
トラフトンボ♂

 

♀は見ませんでしたが、トラフトンボの卵紐はありました。水中から撮った画像です。

トラフトンボ
トラフトンボの卵紐

 

次にフタスジサナエを狙ってこんな池。

フタスジサナエ
フタスジサナエの池

 

昨年までコンスタントにフタスジサナエがたくさんいたのに、今年は1頭も見つかりません。なぜ???
池の別の一角にタベサナエがいるのでそちらを見に行ったら、タベサナエは6~7頭の♂がいました。

タベサナエ
タベサナエ♂

 

近くの小規模な池も覗いてみました。

フタスジサナエ
フタスジサナエの池

 

こちらの方は何とかフタスジサナエ♂が1頭のみいました。

フタスジサナエ
フタスジサナエ♂

 

なお、トンボ画像は両方ともolympus tg-5の顕微鏡モードで、ごく近くからアップで撮ったものです(最近のマイブーム)。

こちらは帰ってから撮影した、トラフトンボ卵。

トラフトンボ
トラフトンボ卵

 

すでに細胞分裂が始まっており、産卵後何日かを経過した卵でした。

メガネサナエの採卵

9月23日、24日の連休は琵琶湖に遠征していました。
一般の方には、「何でわざわざ遠方の琵琶湖まで!」でしょうが、トンボに詳しい方にとってはいわずもがな、「はは~ん、あれか」のメガネサナエ、オオサカサナエ狙いです。
そして勿論、採卵も目的。

さて、こんな場所です。

琵琶湖
琵琶湖

 

湖とはいっても、方向によっては対岸はろくに見えないし、波はうちつけるしで、海みたいなもんです。
メガネサナエは普通に湖岸沿いの砂浜にいっぱいいました。♂のバトルも頻繁にあります。
下はPanasonic GH5のプリ記録で撮影した、メガネサナエ♂の飛び立ち直後の飛翔写真。

メガネサナエ
メガネサナエ♂飛翔

 

♀の産卵も7-8回はありました。湖岸沿いに産卵可能な場所が多くあり、広範囲をウロウロとうろつきまわって探すことになるのですが、だんだん産卵♀探しのコツが見えてきました。
波が打ち付け湿った部分の湖岸に止まって、翅をブルブル動かしているのがいたら産卵♀といった感じです。一方、♂は湖岸から若干離れた白い砂の上に止まって縄張りを張っていることが多かったです。
目撃した産卵は全て、(1)波打ち際で翅をブルブルさせながら卵塊を形成、(2)50cm以内くらいのすぐ近くに1~2回打水産卵、(3)また波打ち際に戻って再び卵塊を形成、(4)これを数回繰り返す。下は4K動画から切り出した画像です。

メガネサナエ
メガネサナエ♀の打水産卵

 

波打ち際すぐそばに止まっているので、波に巻き込まれることも。

メガネサナエ
メガネサナエ♀。波をかぶって直後に飛んで脱出

 

採卵も成功しました。
周囲に強力にくっつく粘着物を伴う卵でした。

メガネサナエ
メガネサナエ卵。tg-5の深度合成機能で撮影。

 

オオサカサナエはメガネサナエと外見上なかなか見分けをつけづらいのですが、鑑別点としては、腹部の黄色の斑紋がオオサカサナエは環状、メガネサナエは上下に分かれる、腹部第7節の黄斑がオオサカサナエは伸びず、メガネサナエは後方に伸びる、などです。
怪しいのは3-4頭捕獲して確認しましたが、オオサカサナエはいませんでした。

この個体は主にうろついていた所からかなり離れた場所にぽつんといたトンボで、腹部第7節の黄斑の後方への伸びが目立たず、オオサカサナエかも?と一応捕獲して確認しました。しかし、尾端、副性器の形状ともメガネサナエでした。

メガネサナエ
第7節の黄斑の伸びが目立たないメガネサナエ♂

 

メガネサナエ
尾端の形状

 

メガネサナエ
副性器の形状

 

こちらは通常のメガネサナエの腹部第7節。

メガネサナエ
メガネサナエ腹部第7節の黄斑

 

慣れれば印象から見分けがつくかもしれませんが、1回行ったくらいでは難しく、今回はオオサカサナエといえる個体の記録は出来ませんでした。

ネアカヨシヤンマの採卵

お知らせ:YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヤマサナエの産卵動画を追加しました。

7月13日に地元の池でもネアカヨシヤンマが残っているかも?だったのですが、産卵動画は撮れなかったので、可能性が高そうな大分の湿地に出張です。
産卵動画と採卵、さらにエゾトンボの産卵動画も目指します。

まず目的の湿地に着いて目に入ったのがボロボロになったヤマサナエの♀。ヤマサナエというと春の川の印象ですが、猛暑の葉上に止まったりもしています。

ヤマサナエ
猛暑の葉上のヤマサナエ♀

 

産卵活動も行っています。ところが産卵場所はなんと幅30cmくらいのコンクリートの側溝。この側溝で終齢まで育つとは思えないので、下流の小川まで流されていくのでしょうか?
TPOに応じてヤマサナエはたくましく生きています。

ヤマサナエ
側溝へのヤマサナエ産卵

 

さて湿地の方ですが、こんな感じでただの草地?
しかし、踏み込むといたる所に浅く水がたまっています。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマのいる湿地

 

多いのはハラビロトンボ。産卵含め活発に活動しています。

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♂

ハラビロトンボ
ハラビロトンボ♀

 

上が未熟な♂で、下が♀。♂は最初の未熟なうちは♀と同じ色調ですが、その後真っ黒になり、さらにシオカラトンボ様の色調に大幅に外観を変化させます。

エゾトンボも飛んでますが数は少なく、見張っていたこの場所では複数の♂が現れることはありませんでした。

エゾトンボ
エゾトンボ♂

 

2時半頃にエゾトンボの♀も現れました。産卵弁がはっきり見えるくらいまで接近したりもし、湿地の水たまりに何回か降りていこうともしますが、その都度ハラビロトンボに邪魔され、最終的に産卵せずに湿地を去って行きました。
結局、エゾトンボの産卵はこの1回だけでした。もし産卵してくれたとしても草がジャマで産卵動画は難しそうです。残念。

さて、その10分後くらいにネアカヨシヤンマの♀も現れました。ゆっくり飛び回りエゾトンボ同様湿地に降下していきますが、やはり他のトンボの邪魔が気にくわないのか落ち着かず、上昇してきます。 途中で草に止まりましたが、どうもクモを捕食しているようにも見えます。

ネアカヨシヤンマ
ネアカヨシヤンマ♀

 

3-4回林の中に消えたり現れたりしていましたが、一向に産卵しないため採卵に目的を変更し捕獲。湿ったキッチンペーパーを重ねた容器に入れておけば産卵してくれるはずです。
その後は産卵にくるネアカヨシヤンマは見ず、結局大分出張の産卵動画撮影は不発でした。

コシブトトンボの採卵

今年のGWも昨年に続き、沖縄観光&トンボ探索です。
福岡近郊のトンボ&ヤゴはすでに網羅してしまったので、種類が多い沖縄のトンボに進出です。

しかし、残念ながら天気に恵まれませんでした。昨日までは、まあまあの天気予報だったのですが朝起きてみると雨。青の洞窟でのシュノーケリング予定も急遽2日後に延期し、とりあえずあるダムへ向かいます。
こういう生息環境です。

コシブトトンボ
コシブトトンボヤゴのいた場所

コシブトトンボ
コシブトトンボヤゴと成虫がいた場所

 

傘を差して雨を避けながらの苦しい作業ですが、コシブトトンボのヤゴを見つけました。日本では、ハッチョウトンボに次ぐ小型トンボです。

コシブトトンボ
コシブトトンボヤゴ

 

天気は悪くても遠くまで飛んでいくようなトンボではなく、草地の狭い範囲に数頭の成虫が集まっているのを見つけました。

コシブトトンボ
コシブトトンボ♂

コシブトトンボ
コシブトトンボ♀

草地の中での交尾もあり。

コシブトトンボ
コシブトトンボの交尾

 

午後になり少し薄日が差す時間帯があり、産卵撮影を狙いましたが、1回だけあった貴重なチャンスは撮り逃してしまいました。しかし、♀からの採卵は成功したので、持って帰って飼育してみます。

他に少しいたのは、ベニトンボ♂未熟、ハラボソトンボ、ショウジョウトンボの沖縄個体群(いわゆるタイリクショウジョウトンボ)などでした。

ベニトンボ
ベニトンボの♂未熟