「サラサヤンマ」カテゴリーアーカイブ

ヤゴの生態動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アキアカネコノシメトンボサラサヤンマタイリクアカネナツアカネミヤマアカネリスアカネヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

いずれも飼育個体をセットで撮影したものです。上のうち、6種はアカネのヤゴなのでよく見ると側棘などに違いはあるものの、ほぼ同じような動画です。

 

アキアカネ
アキアカネヤゴ

 

コノシメトンボ
コノシメトンボヤゴ

 

サラサヤンマ
サラサヤンマヤゴ

 

タイリクアカネ
タイリクアカネヤゴ

 

ナツアカネ
ナツアカネヤゴ

 

ミヤマアカネ
ミヤマアカネヤゴ

 

リスアカネ
リスアカネヤゴ

真夏のサラサヤンマとオナガサナエの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オナガサナエの産卵動画とトンボ画像を追加しました。

まず7月20日の池に。ここでは最近行くたびに、本命はいなくて想定外のトンボがいるのですが、今日もそうでした。

サラサヤンマ
サラサヤンマ♂

 

真夏のサラサヤンマ。
この池にはサラサヤンマは元々いて、撮影が必要な場合はいつもここに来るのですが、7月22日に見るとは思っていませんでした。
フィールドガイド「日本のトンボ」を見ると、成虫の生存期間は8月までになっていますが、おそらく発生が遅い日本北部のデータだと思います。
福岡で7月22日となるとかなり遅い記録ではないでしょうか?

その後川へ。今が盛りのオナガサナエの産卵動画目的ですが、遅い時間にならないと産卵がスタートしないのが難点です。
夕方7時頃になってから、そろそろ撮影準備といった感じです。
6時50分頃に川に入ってきたトンボがいて、遠目にはホバリングを始めたように見え、産卵かと思いましたが違いました。

オナガサナエ
オナガサナエ♂

 

草の先端に止まっていたまぎらわし姿勢のオナガサナエ♂。岩に止まって縄張りすることが多く、オナガサナエとしては珍しい止まり方です。

ちょうど7時になり産卵♀が1頭現れました。

オナガサナエ
オナガサナエの産卵

 

幸い♂に気付かれなかったので、ゆっくり産卵してくれ、無事動画も撮れました。
最後に1回打水して去った途端に、結局♂に捕まっていました。
空中から卵の落ちる様子が良く分かるように、後の方に拡大した動画も挿入してあります。

ヤクシマトゲオトンボ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ベニイトトンボ
を追加しました。

先週川で左手小指を骨折し、まだ固定中です。とうことで、川は危険すぎるので今日は陸上活動です。場所は福岡市遠方の市です。こんな感じで水が岩壁面をしたたり落ちるような所です。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ環境

 

ムカシヤンマと同様、陸上でヤゴ時代を過ごす変わり者ヤクシマトゲオトンボが狙いです。ホームページ用に一部未記録の画像があるので採卵をしようと思います。
ヤゴは水のしたたり落ちる壁面にはりついて生きています。

 

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボヤゴ(本日撮った写真ではありません)

 

ヤクシマトゲオトンボは枯れた植物や、ゼニゴケなどに産卵しますが、ここでは地面に落ちた杉の枯れ葉に良く産卵します。♂は10頭以上、♀は2頭いました。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボ♀

 

しばらく粘りましたが、産卵活動はまだ始まっていないようで、交尾も全く見ませんでした。あと1~2週したら産卵も始まるでしょうが、梅雨の大雨が降ると、交通規制でちょくちょく来られなくなるんですよね。今日なんとかしたかったのですが、しょうがなくギブアップです。

オオヤマトンボの採卵目的で、帰りに池に寄ってみました。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマため池

 

7-8年前までは、この池に来るとウチワヤンマが多数縄張り、オオヤマトンボは頻繁に産卵という状態でした。一般的に採集がむずかしいオオヤマトンボやウチワヤンマのヤゴも割と簡単に取れていました。しかし、ある年から水中に水草が大量に生えるようになり、段々トンボが減ってきました。そして、遂に今年は両種とも全く見られませんでした。う~ん・・・・。
でも今年は、池を覆い尽くしていた水中の水草の大群が全く消えていました。ここは巨大なため池なので何か対策をしたのでしょうか?
数年したら、またトンボが戻ってくるかもしれません。今日は、コシアキトンボ、シオカラトンボ、ショウジョウトンボ数頭~10頭程度、ギンヤンマ1頭のみという寂しさでした。

5月28日に採卵したサラサヤンマが孵化しました。産卵後37日目です。卵は6月18日にはいつ孵化してもおかしくないくらいの感じになっていたのですが、サラサヤンマの場合はそこから孵化まで長くかかります。

サラサヤンマ
サラサヤンマ前幼虫

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ1齢幼虫

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ卵6月18日

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ卵7月2日

再度サラサヤンマ

本日は、5月28日にサラサヤンマの産卵ビデオが撮れなかったので再トライです。

その前に、9:00頃アオサナエの産卵が撮れないか川に行ってみました。天候も曇りっぽく結局何もいませんでした。以前ここは、河川中流域のサナエは全て、アオサナエ、ホンサナエも少しはいる、という感じでしたが、豪雨で川の様子が一変してしまい、すっかりトンボが減ってしまいました。

アオサナエ
アオサナエのいる(いた?)川

 

寄り道した他の川にはミヤマカワトンボがうじゃうじゃいました。ニホンカワトンボ、アサヒナカワトンボはすっかり減っていました。10:30頃に目的のサラサヤンマの池に着きました。今日は♂が3頭縄張りしています。かなり粘って、何とか途中で♀が1頭現れましたが、ヒトがいるのが気にくわなかったみたいで、しばらく飛んだ後林に消えてしまいました。その後は♀は訪れず、結局ギブアップでした。

ここには、サラサヤンマ♂3、♀1,ヨツボシトンボ10頭くらい、シオヤトンボ数頭、ハネビロトンボ2頭、モノサシトンボ3頭、クロスジギンヤンマ♂3-4頭、キイトトンボ1頭、がいました。

昨年採卵してから育てているヤクシマトゲオトンボです。特殊な環境に住むヤゴで、飼育困難かと思いましたが、特別な工夫なく終齢の2つ手前(F-2)まで来ました。色々なヤゴの飼育法については、HPが完成したら解説します。

ヤクシマトゲオトンボ
ヤクシマトゲオトンボF-2

サラサヤンマ採卵

前回のクロサナエは、結局100卵ほど産卵してくれました。
無事終わったので、今回のターゲットはサラサヤンマの採卵です。

場所は福岡市で、サラサヤンマの報告も既にあり、湿地の面積も広く、どう考えてもいるとしか思えない所です。まずサヤサヤンマの♂を探します。下の写真は、最もいそうと感じた場所。

サラサヤンマ
サラサヤンマの湿地

 

しばらく探しますが見あたりません。♂が見つからないことには、♀の産卵場所も特定出来ません。どうにもなりません。ここにいたのはアオイトトンボ系(アオイトトンボ、オオアオイトトンボ両方います)多数で、羽化直後のテネラル、林間にいる未熟な個体、少し色があせてきた個体といっぱいいます。他に採餌しているコシアキトンボ2,オオシオカラトンボ数頭、ハラビロトンボ数頭、クロスジギンヤンマ1でした。

別の場所に向かいます。これまで最高♂1のみで、複数頭を同時に見た事がないのですが、毎年必ずいます。ここは池も小さく、産卵できそうなポイントは2カ所しかないので、まず特に怪しい方に行きます。すぐに縄張りしている♂1が見つかりました。少し水がある場所で、写真のほぼ中央(少し左上)に飛んでいるサラサヤンマも写っています。

サラサヤンマ
サラサヤンマ♂

 

サラサヤンマ
サラサヤンマ♂縄張り場所

 

しばらく写真を撮っていましたが♀が現れないので、3m程隣の完全な乾燥部分に目をやると、♀が♂にも気付かれずにちゃんと産卵していました。こんな場所です。梅雨になると水が出てくると思いますが現時点ではカラカラです。

サラサヤンマ
サラサヤンマの産卵場所

 

産卵ビデオを撮ってから、産卵部分から卵を採取しようとしましたが、♀は少しずつ場所を変え、そのまま逃げてしまいました。♂のいる場所から、聞き慣れた大きな羽音がします。案の定♂♀が連結し、グルグルと飛んでいます。今度は捕獲を試みますが、やっぱり逃げられ着地場所も見つけられませんでした。落胆していると、さっきの場所にすぐに♀が現れました。慎重に捕獲し、いつもの通り、湿らせたキッチンペーパー入りの容器に移します。採卵成功です。産卵ビデオも撮りたいので、その後もしばらく粘りましたが今日は駄目でした。
ここでは、サラサヤンマ♂1,♀2、ヨツボシトンボ20頭程度、シオヤトンボ数頭、ハラビロトンボ数頭、クロスジギンヤンマ1、カワトンボ数頭、モノサシトンボ1でした。

サラサヤンマ
サラサヤンマ産卵直後卵

しつこくクロサナエ採卵

今日のターゲットはサラサヤンマと、またまたクロサナエの採卵です。場所は福岡市です。

サラサヤンマ探しは、4月25日の1番目の池と同じです。湿地状になっている部分が少しあり、2010年には最低5-6頭をみかけました。その時に採卵も終わっているのですが、ホームページ用にOlympus TG2顕微鏡モードで再撮影するためです。作成中のホームページも枠組みはだいぶ出来てきましたので、近日中にプロトタイプは公開出来そうです。

湿地
サラサヤンマが以前いた湿地状部分

サラサヤンマは昨年はいませんでしたが、今年もやっぱりいませんでした。さらに、オツネントンボも探してみましたが駄目、ざっとみた範囲ではオオシオカラトンボ♂1のみで、イトトンボ系すらいませんでした。この池は、もうアウトな感じです。サラサヤンマは別の場所にしましょう。

サラサヤンマ
サラサヤンマ♂(2010年に撮った写真です)

15:00頃になり、こりもせず5月17日と同じ場所に行きます。相変わらず、♂のクロサナエは1頭縄張りしています。

クロサナエ
クロサナエ♂

こういう湿地状の部分もあり、ヒメクロサナエが産卵にこないかと期待させます。

湿地
渓流の湿地部

渓流の途中で、ムカシトンボ♂がクモの糸にかかっていました。捕まえると羽が綺麗で、羽化後あまり日にちがたってない感じです。離してやると弱々しいながら飛んでいきました。クモに捕まって弱ったというより、未熟すぎて飛び方がまだヘタという印象です。

ムカシトンボ
クモの糸にひっかかったムカシトンボ♂

ここで見たのは、クロサナエ♂1、シオヤトンボ♀2、アサヒナカワトンボ10程度、クロスジギンヤンマ1(上空で捕食中、ここの山頂に生息出来る環境があります)、でした。