「コフキトンボ」カテゴリーアーカイブ

お知らせとセスジイトトンボ

セスジイトトンボのトンボ画像と、産卵動画をホームページに追加しました。
コフキトンボの産卵動画を追加しました。

今日は梅雨の合間の貴重な晴れで出動ですが、最優先のキイロヤマトンボ採卵は雨で川が増水しており、まず無理と諦め池に行きます。
オオヤマトンボの採卵と、セスジイトトンボのトンボ画像がないので撮影目的です。

まず昨年6月7日の池に行きますが、全然ダメです。オオヤマトンボ♂のパトロールが数回来ただけでした。他には、コシアキトンボ、チョウトンボ、コフキトンボ、ギンヤンマが主に見られ、すっかりトンボは夏に向かってます。

次に行った池です。セスジイトトンボがたくさんいます。こういう池でオオヤマトンボが当然いそうな雰囲気です。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボの池

 

いかにもこの辺にオオヤマトンボが産卵に来そうと写真の岸部分に向かった途端に♀がフラ~とした感じで上から産卵に降りてきました(普通は一直線に斜めに入ってくることが多い)。しかも岸のすぐ側で打水産卵速度のスピードも遅めで捕獲の大チャンスです。
しかし、ありがちな事ですがパトロール♂にやられてしまいました。網を降る前に♀をさらっていかれ、そのまま樹上高くに去ってしまいました。

オオヤマトンボは1回採卵に成功したのですが、その後は5~6回のニアミスはあるものの成功してません。何とかしようと、その後かなり粘りましたが産卵に訪れたのはその1回のみでした。
ちなみに、同じヤマトンボ科のコヤマトンボは産卵♀を捕まえても産卵してくれませんが、オオヤマトンボは尾端をカップにつける方法で成功してます。

セスジイトトンボはたくさんいて産卵もあり、産卵動画もホームページにアップしました。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ♂
セスジイトトンボ
セスジイトトンボの連結産卵

 

ムスジイトトンボとセスジイトトンボはそっくりですが、セスジイトトンボの♂の眼後紋は三角状で間を結ぶ後頭条が普通あり、腹端の上付属器が「ハの字」に開くのが鑑別点になります。

セスジイトトンボ
セスジイトトンボ頭部
セスジイトトンボ
セスジイトトンボの上付属器

 

コフキトンボもかなりいて産卵あり、ホームページに産卵動画をアップしました。
短時間のしょぼい動画しか撮れず、「とりあえずバージョン」です。

ナゴヤサナエのヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オナガサナエと、
コフキトンボ
を追加しました。

今日もメインターゲットはミヤマサナエですが、8月15日の場所でナゴヤサナエの採卵がかなり期待出来そうなので、初めにそちらにむかいます。

過去の経験では、ここでは8~9時に産卵や交尾を見る事が多かったので、早めの7時半頃に到着。前回と同じ場所です。

 

ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエのいる場所

 

まず、木に止まってお休み中の♀がいないか探しますが、そんな都合のいい話はなくもちろん見つかりません。
♂のパトロールもまだなので、とりあえずヤゴがいないか探してみる事にしました。ざっと探した範囲内で、亜終齢が1頭と終齢の2つ手前(F-2)が2頭いました。

ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエ亜終齢
ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエF-2

 

さらっと流してしまいましたが、そこまで多産地でない福岡では、実はナゴヤサナエのヤゴを探すのは大変で、おそらくこれまで報告はないと思います。私は、2012年に筑後川のごく小さな支流で1回見つけ、今回は2回目です。
ただ、ここのポイントはもう絶対にいると断言します!というような環境なので、感想としてやっぱりいたなー程度でした。
ナゴヤサナエは、こういう粘土質に近いような泥底が好きです。

 

ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエの好むドロ底

 

サナエトンボのヤゴの中にはジェット噴射で泳ぎ続けるヤゴがいて、ナゴヤサナエ、ウチワヤンマ、アオサナエ、オナガサナエがトップ4です。動画も撮ってみましたが、思ったほど勢いよく泳いでくれませんでした。

 

 

この手のヤゴはほとんど止まってくれず、ホームページ用にきれいに撮影しようとすると大変なのですが、秘策があります。冷却です。ヤゴの水の中に氷をいれて冷却すると、段々動きが鈍くなり、ついには止まってしまうのでその隙に撮影してしまいます。今回ホームページにアップしたオナガサナエの終齢は、そうやって撮影しました。冷やすのを止めると、また元気に泳ぎ出します。
さて、ナゴヤサナエヤゴは顕微鏡モード(黒バックの写真ですね)以外はホームページ素材の撮影は全て終了しているので、リリースします。
そうこうしている内に♂のパトロールも始まり、近くにも止まってくれるようになりました。パトロール中の写真も撮ってみましたが、私の腕前ではこの程度の写真しか撮れません。

ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエ♂
尾部の裏側が黄色
ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエ♂パトロール中

 

交尾もナゴヤサナエ確実が2回、あやしいのが2回ありましたが、思惑がはずれ網が届く範囲の木には止まってくれず、いずれも木を飛び越して行ってしまいました。
産卵は気付いた範囲では1回もありませんでしたが、川が大きすぎて川の中央部で産卵されると分からない状態です。このポイントで粘りすぎて時間を使いすぎてしまい、ミヤマサナエの探索時間がなくなってしまいました。
帰りに筑後川の支流に寄ってみました。2-3mくらの川幅しかありませんが、ここで2012年にナゴヤサナエのヤゴを見つけました。

ナゴヤサナエ
ナゴヤサナエヤゴがいた支流

 

そこから少し下流部で、ミヤマサナエのヤゴがいるポイントです。

ミヤマサナエ
ミヤマサナエヤゴのいるポイント

 

あまり期待はしませんでしたが、やはりミヤマサナエの成虫は見つかりませんでした。ナゴヤサナエでは少し成果がありましたが、ミヤマサナエは相変わらずトンボも見てない状態を更新中です。

それから今日は川で、数少ないトンボ愛好家の方ともお会いしました。最初、筑後川でよく見る釣りをされる方かと思っていましたが、話してみるとこのブログもご存じで、他県から3時間かけてナゴヤサナエの撮影にいらっしゃったそうです。私も、その方が運営されているブログを拝見した事があります。

撮影も無事成功されたとのことで安心しました。

実は、トンボ&ヤゴ道では、メチャクチャがんばった割に何の成果もないなんてこともよくある話なのです。