「ミヤマカワトンボ」カテゴリーアーカイブ

ダビドサナエの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
ダビドサナエの産卵動画を差し替えました。

ダビドサナエの掲載済み産卵動画は、暗い動画をムリヤリ明るく露光補正した無理があるものだったので、撮り直しに。川のやや上流部といった場所です。

ダビドサナエの産卵は打空産卵で、空中から卵を1卵ずつ葉上やコケなどに落下させていきます。
最初は♂1頭が縄張りしていたここで待機。

ダビドサナエ
ダビドサナエの産卵予測場所

ここの葉上に♀が卵をばらまくはずです。しかし、しばらく粘っても♀の姿は現れませんでした。
途中、少し離れた場所で大型の羽化直後のトンボが葉上に舞上がるのが見え、確認に行くと羽化直後のミヤマカワトンボでした。もう羽化が始まったんですね。

ミヤマカワトンボ
羽化直後のミヤマカワトンボ

場所を移動。ここで♂3頭が縄張りしてました。もう産卵に来る予感しかしないような場所です。

ダビドサナエ
ダビドサナエの産卵地点

♂がいると産卵に来た♀がすぐに連れ去られてしまうので追い払います。本当は、この場所で縄張りしたいのに仕方なく対岸で縄張りしている♂の図。

ダビドサナエ
かわいそうなダビドサナエ♂の図

最終的に12:40~13:40の間に計6回の産卵が見られ、途中2♀同時産卵もありました(全て上図の赤矢印あたりで産卵してました。川に半分つかった岩のコケ上を予想してたので、予想は見事にハズレ)。
一応落下する卵も写ってますが、動画からの切り出しなので縦に伸びた白い線になってます。

ダビドサナエ
ダビドサナエ♀の打空産卵

採卵もしてきました。縦にヒダがあるのがダビドサナエ卵の特徴です。

ダビドサナエ
ダビドサナエ卵

ハッチョウトンボ

本日のメインターゲットはオオヤマトンボの採卵でしたが、あっさりはずれでした。その後は福岡市内を色々と回ってきました。

まず、最初はオオヤマトンボねらいの池です。当然のようにこういう大きな池です。

オオヤマトンボ
オオヤマトンボ池

 

全くいません。ウチワヤンマは♂3頭がいて、まだ朝方なので池をグルグル回っています。産卵の痕跡はありました。浮遊物にごちゃごちゃと小物がまとわりつき、持ち上げると頑丈な糸でグルグル巻き状態になっているので、慣れればすぐに分かります。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ卵

 

ここではウチワヤンマ♂3、コシアキトンボ♂数頭、羽化直後のアオイトトンボ系数頭のみでした。近くの草むらでたむろしているウチワヤンマです。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ♂

 

次に5月31日の川の別の場所です。はたしてキイロヤマトンボがいるかの確認です。急流から流れが少しゆっくりになる場所で、キイロヤマトンボを含む一部のトンボが産卵を好む状況です。

中流
河川中流域

 

キイロヤマトンボは×で、それどころが普通種のコヤマトンボすら見られません。2013年には♂1と♀の産卵をなんとか見ましたが、ついにいなくなってしまったかもしれません。ここのトンボ減少は、明らかに数年前のゲリラ豪雨の氾濫と、引き続く河川改修が原因ですが、オナガサナエはあまり減ってない印象をうけます。オナガサナエの羽化殻です。縄張り♂はまだいませんでした。

オナガサナエ
オナガサナエ脱皮殻

 

次に、ハッチョウトンボがもう出ているはずなので見に行きました。福岡県にはほとんど産地がなく、2カ所?だと思います。ちゃんと安定していて、♂15くらい、♀は3頭いました。他にはキイトトンボ数頭、ハラビロトンボ数頭といったところでした。

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ♂

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ♀

 

さらに5月24日の場所に行き、ヒメサナエの産卵がないか見てきました。まず食事中のクロサナエの♀が目に入りました。5月に採卵でさんざん手こずりましたが、期待していない時にばったり出会うのは良くあることです。ヒメサナエは1頭のみ♂の縄張りがありました。近くを探せばもう少しいい場所があるかもしれません。他には、アサヒナカワトンボが数頭いました。

クロサナエ
クロサナエ♀摂食中

 

ヒメサナエ
ヒメサナエ♂縄張り

 

最後の場所では、ミヤマカワトンボの採卵とコヤマトンボの採卵目的です。ミヤマカワトンボはたくさんいて産卵もありました。全て潜水産卵ばかりでした。コヤマトンボは、なんとか♂1のパトロールが見られました。ということで、今日はミヤマカワトンボの卵をゲットしたのみでした。

ミヤマカワトンボ
ミヤマカワトンボ潜水産卵