「産卵」カテゴリーアーカイブ

ヒメハネビロトンボなどの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ハラボソトンボヤゴの産卵動画を追加しました。

沖縄最終日です。
飛行機が午後の便でフィールド活動は午前中のみです。
沖縄滞在中のトンボ写真はキャッチしてからのものが多かったので、飛翔写真も撮ろうかということで7月8日と同じダムの人工池に行くことにしました。

ヒメハネビロトンボ♂1頭がパトロール中で、時折もう1頭現れますがすぐに占有トンボに追い払われてしまいます。時々ハネビロトンボ♂も現れますが、こちらには寛大で少し追う程度。また、オオキイロトンボの連結態も時々現れますがすぐにいなくなります。
肝心の飛翔写真はトンボが左右だけでなく前後にも移動するため全くお手上げ状態。ハネビロトンボの方はやや動きが遅いためかろうじて1枚。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボ♂

ヒメハネビロトンボの産卵はなかなか現れず11:00頃に連結態が現れましたが、しばらく池の周りをグルグルして枝先に止まりその後どこかに行ってしまいました。

ヒメハネビロトンボ
枝先に止まったヒメハネビロトンボの連結♂♀

途中でハラボソトンボの産卵があったので動画にしてHPにアップロード。

ハラボソトンボ
ハラボソトンボの産卵

12:00頃に再びヒメハネビロトンボの産卵が現れましたが、7月8日と違って♀の単独産卵で激しく動き回るため撮影が難しく、見にくい動画になってしまいました。

♀の産卵飛翔写真はなんとか1枚ゲット。

ヒメハネビロトンボ
産卵中のヒメハネビロトンボ♀

ということで最終日はあまり成果はありませんでした。

沖縄滞在中を通じると、採卵は順にアカナガイトトンボ、カラスヤンマ、リュキュウカトリヤンマ、リュウキュウハグロトンボ、チビサナエ、ベッコウチョウトンボ、アオビタイトンボ、オオハラビロトンボ、ヒメハネビロトンボ、リュウキュウルリモントンボ、ヤンバルトゲオトンボ、オオキイロトンボ、ウミアカトンボの13種で出来としては上々ですね。
リュウキュウギンヤンマの採卵が出来なかったのちょっと残念。

あと薄暗くならないと活動を始めないオオメトンボ、アメイロトンボ、トビイロヤンマは、居場所の確実な情報がないと採卵は難しそうです。

オオキイロトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
オオキイロトンボの連結産卵動画を追加しました。

沖縄4日目です。沖縄は晴れが続いてます。
まず午前中は、オオキイロトンボの産卵があるはずの7月7日と同じ池に。
朝からオオキイロトンボ♂1が摂食飛翔してるのが目につきました。また、池の周囲の林道をブラブラしてるとリュウキュウギンヤンマ♂も1頭。

リュウキュウギンヤンマ
リュウキュウギンヤンマ♂

実はリュウキュウギンヤンマの採卵は簡単だと思ってましたが、これまで訪れた場所で♂は見かけるものの産卵には出会えていません。
林道の奥の浅めの池(立ち入り禁止になってました)には、オオハラビロトンボもいました。
9:00頃になるとオオキイロトンボの♂♀連結が現れ産卵が始まりました。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボ♂
オオキイロトンボ
オオキイロトンボ♀

7月6日に川で見つけた時は、なかなか近寄れなかったのですが、産卵を始めて数も多めだと容易に近寄らせてくれます。
最初は連結した状態で飛び回り、♀は尾端に卵塊を作ってそれを水草上に産み付けます。
連結して産卵している状態を動画にしてHPにアップロードしました。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボ♂♀連結産卵

そのうち連結を解き、その後は♀の単独産卵開始。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボ♀単独産卵

単独産卵している♀に♂2頭がからむ姿もよく見られました。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボ♂♂♀

卵はトラフトンボ同様ゼリー状物質に閉じ込められた卵紐として、水草上に産み付けられます。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボの卵紐
オオキイロトンボ
オオキイロトンボ卵

12:00少し前にこの池を離れましたが、それまでオオキイロトンボの産卵は続いていました。

次の場所はダム。ここにはウミアカトンボがいる可能性があります。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボのいるダム

浅い人工的な川があり、米軍家族を含んだ川遊び客もちらほらいるため邪魔しないように周囲をウロウロ。
そのうちウミアカトンボ♂が見つかりました。高めの木の枝先に止まってるワンパターンなので、慣れてくると探すのは容易になってきました。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボ♂

♀も少し見つかりましたが、かなり高い枝先にいるので手が出せません。しつこく探すうちに、低木に降りてきた♀が1頭。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボ♀

♂♀ともかなり敏感で2m以内に近づくとすぐに枝先を飛び立ちます。遠くには飛んでいかなかったので、何回かトライした末になんとか♀をキャッチ。
尾端を水のカップにつけてみましたが産卵はしません。♂♀干渉せずに高い枝先に止まっているので、産卵タイムが終了して休んでいるのか、まだ産卵前の未熟な個体群なのかはっきりしません。外見上はそこそこ成熟しているので持ち帰ったところ、翌日産卵してくれました。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボ卵

これで沖縄4日目も終了で、明日は最終日になります。

ヤンバルトゲオトンボなどの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
リュウキュウルリモントンボヤンバルトゲオトンボの産卵動画を追加しました。

沖縄3日目です。
朝1番は7月6日午前と同じ川へ。
ベニトンボは相変わらずたくさん活動していましたが、ホソミシオカラトンボ未熟♀が1頭のみですがいました。ホソミシオカラトンボはなかなか見つからず、他には昨日の池で成熟♂を1頭見たのみです。

ホソミシオカラトンボ
ホソミシオカラトンボ♀未熟

前回オオキイロトンボ交尾態をこの川で見たのですが、似た雰囲気のトンボ交尾態が川の上を通過してすぐに消えてしまいました。どうも少し上流にあるダムが怪しいということでダムに移動。

予想はビンゴでダムには人工的な小さな池があり、そこでヒメハネビロトンボ(コモンハネビロトンボ)が産卵してました。

ヒメハネビロトンボ
ヒメハネビロトンボがいた人工の池

ハネビロトンボのように、20~30cm上空から♂が連結を解いて♀が降下、打水産卵、♀を♂が再キャッチという方式で産卵してました。いかにも動画に撮りやすそうな産卵だったのですが、採卵を優先しまず捕獲。

ヒメハネビロトンボ
ヒメハネビロトンボ♂
ヒメハネビロトンボ
ヒメハネビロトンボ♀

簡単に産卵もしてくれました。

ヒメハネビロトンボ
ヒメハネビロトンボ卵

今日もさい先良く採卵出来、次に2016年5月3日と同じ湿地に移動。ここには夕方にまた来る予定なので下見のみです。
2016年5月に来た時と比べ、休耕田の植物の背丈はだいぶ伸びており、簡単にはアプローチ出来なくなってました。
ベッコウチョウトンボの交尾態が葉先に止まってました。通常は飛びながら交尾でなかなか写真を撮りづらいので、すかさずパチッと1枚。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボの交尾

すぐに次の目的地である山奥に移動。国定公園内で、特に林道など特別保護区では動植物の採集は禁止で、採集する場合はポイントに注意が必要です。

ヤンバルトゲオトンボ
ヤンバルトゲオトンボがいる場所

目的は、リュウキュウルリモントンボとヤンバルトゲオトンボ。2種とも薄暗い所にいて目が慣れないとなかなか見えてきません。また少々近寄っても飛ばないので、普通のトンボと逆で探す場合はそーっとではなく、草むらをガサガサと揺らして刺激する必要があります。
まずリュウキュウルリモントンボが段々見えてきました。最低♂4、♀2がいて、そのうち交尾や産卵も見つかりました。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボの交尾
リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボの産卵

産卵した枯れ葉を持って帰り採卵。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ卵

ヤンバルトゲオトンボも最低♂3,♀1。こちらは、かなり時間がかかりましたが交尾と産卵も発見。

ヤンバルトゲオトンボ
ヤンバルトゲオトンボの交尾
ヤンバルトゲオトンボ
ヤンバルトゲオトンボの産卵

やはり、産卵した枯れ葉を持って帰り採卵。トゲオトンボ卵は少しバナナ型をしています。

ヤンバルトゲオトンボ
ヤンバルトゲオトンボ卵

大量の蚊や、時にブヨに刺されながらも何とか目的を達成し、昼に訪れた湿地に戻りました。
ここで夕立に遭遇してしまいましたが、寝不足がたまっていたので車の中で仮眠。目が覚めたら5時頃過ぎで天候は曇り時々小雨。ヤンマの黄昏飛翔を期待してましたがどうも無理そうです。しかし、せっかく来たので粘ることに。
18:30頃になりカラスヤンマ♀4頭の飛翔のみが見られました。

カラスヤンマ
カラスヤンマの黄昏飛翔

さらに、19:20頃になり畑の上やあぜ道上を飛ぶヤンマが2頭見えました。すでに少し暗いのではっきりしませんが、時折なんとなく見える胸部の黒条や、夕方から活動するパターンから考えるとトビイロヤンマ♂でいいのではと思います。
秋になったら明るい時間帯から活動するようなので、秋に再度来縄して探す予定です。

そろそろ疲れがたまって来ましたが、沖縄3日目終了です。

ベッコウチョウトンボなどの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
リュウキュウハグロトンボの産卵動画を追加しました。

沖縄2日目です。
午前中は昨日と別の渓流へ。

チビサナエ
2日目に行った渓流

こちらでもカラスヤンマのヤゴ自体は見つかるのですが、渓流にいた時間内はカラスヤンマは出てきませんでした。
リュウキュウハグロトンボがいますが数は少なめ。産卵♀は見つかったので動画を撮りHPにアップロードしました。動画の後半は潜水産卵です。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボの産卵

産卵した葉も持ち帰って採卵しました。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボ卵

他には、チビサナエの♂が渓流にちらほら。10:30頃になり交尾した♂♀が頭の高さくらいの葉上に乗っかりました。

チビサナエ
チビサナエの交尾態

捕獲し♀の尾端をカップにつけたら簡単に産卵してくれました。

チビサナエ
チビサナエ卵

リュウキュウルリモントンボもいることにはいますが♂2のみ。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ♂

この場所を去る時に少し開けた場所の森を見上げると、オオキイロトンボ8頭が葉上をフワフワ、グルグルと飛んでいました。

2番目の場所は、ダム湖に隣接している植生の豊かな池で昼過ぎに到着しました。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボがいる池

まず目に飛び込んできたのがベッコウチョウトンボ。
先ほどのオオキイロトンボもそうですが、亜熱帯の日差しが似合う色彩のトンボです。
これがヒラヒラ飛んでいるのを見ていると、沖縄だな~と。
本土のチョウトンボより少し大型。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボ♂

産卵もあったので動画にしました。

もちろん採卵も。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボ卵

他には、ベニトンボ、アオビタイトンボが多かったのですが、産卵は行った時間帯には見られませんでした。アオビタイトンボは、水面上の葉に産卵して卵を貼り付けるのですがいくつか見つかったので採卵してきました。もう、かなり発生が進んでいて今にも孵化が始まりそうです。

アオビタイトンボ
アオビタイトンボ♂
アオビタイトンボ
葉上のアオビタイトンボ卵集合
アオビタイトンボ
アオビタイトンボ卵、孵化直前

オオキイロトンボもここにいるはずなのですが見当たらずで、また午前中に再訪する予定です。

最後の場所は、昨日の3番目の場所と同じ。
オオハラビロトンボの採卵が出来なかったので何とかしようと再訪しました。産卵は現れませんでしたが、池の周りをグルッとしてみると奥の方に♂といっしょに枝先に止まっている♀を発見。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ♀(背後にいるのは♂)

♂はこの♀に軽くちょっかいを出すものの、すぐに2頭とも同じ枝先に戻ってしまいます。♀をキャッチして採卵。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ卵

これで沖縄2日目は終わりです。沖縄は天気がいいのですが、九州は相変わらず大雨のようです。

カラスヤンマなどの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
カラスヤンマ♂のパトロール飛翔と♀の産卵動画を追加しました。

沖縄も遂に梅雨が開けただろう(沖縄は今年、記録的に早く梅雨明け宣言がありましたが外れたみたいです・・・)ということで、今日から家族を残し単独で沖縄入り。
ところが、地元福岡は記録的豪雨になってしまいました。幸い我が家には問題ないみたいですが、最近の梅雨にはシトシト降る季節という印象は全くなくなってしまいました。

さて、時間的余裕はたいしてないので南にも北にも移動しやすい中央部の名護市に宿泊し、知ってるところを回り出来れば採卵もしようという日程です。

朝1番はダム湖の直下でこんな所。

アカナガイトトンボ
ベニトンボとアカナガイトトンボの川

ベニトンボがうじゃうじゃいます。朝8:00頃に着きましたが、その後交尾・産卵も頻繁にあります。ベニトンボは温暖化に伴い北上中のトンボですが、繁殖力が強いみたいで九州北部でもいる場所では多産してます。

ベニトンボ
ベニトンボの交尾態

あとはアカナガイトトンボ。こちらは目についた範囲で♂が10頭程度、♀が数頭。こちらは採卵もしました。

アカナガイトトンボ
アカナガイトトンボ卵

オオキイロオンボの交尾態も何度か横切り、1回は産卵もしたのですが警戒心が強く近寄らせてくれませんでした。

2番目の場所は山の頂上付近の渓流。

カラスヤンマ
カラスヤンマが産卵していた渓流

カラスヤンマ♂のパトロール飛翔がすぐに見つかりました。オニヤンマとは異なり2~3mの狭い範囲を行ったり来たりせわしなくパトロールしています。動画にしてHPにアップロードしました。

カラスヤンマ
カラスヤンマ♂のパトロール飛翔

14:00頃になり♀の産卵が現れこちらも動画に。産卵は流れのほとんどない湿った砂礫上に尾端を垂直に打ち付ける方法で行ってました(HP動画の最後の方にその様子が映ってます)。

カラスヤンマ
カラスヤンマ♀の産卵

尾端を打ち付けたあたりの砂礫を採集し卵もゲット。大型のトンボですが卵はあまり大きくありませんでした。なお卵は全て4.5倍で撮影してますので、他の卵と大きさを比較できます。

カラスヤンマ
カラスヤンマ卵

他には、チビサナエが♂3♀1いて1回は交尾もありましたが産卵は見られませんでした。

3番目の場所は公園内の小さな池。

リュウキュウカトリヤンマ
3番目の小さな池

目につくのはオオハラビロトンボで♂5頭がバトルしながら縄張ってます。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ♂

16:00頃に♀が1回産卵に来て、迫り来る♂たちをかわしながら何回か打水産卵して去っていきました。
あと、この池はリュウキュウギンヤンマの産卵場所でもあるようで、♂が近くを頻繁に横切ります。飛翔写真を撮る時間的余裕はないので、捕まえてモデルになってもらいました。沖縄滞在中のトンボ写真はキャッチ写真が増えると思います。

リュウキュウギンヤンマ
リュウキュウギンヤンマ♂

通常のギンヤンマよりかなり大きめのヤンマです。♂で全長83~99mm(日本のトンボより引用)。

17:00頃になり大型の黒い影が池面を横切りました。2018年にこの池でオオメトンボのヤゴを採集してたのですが、オオメトンボにしては大きすぎる気がします。まもなく、正体が分かりました。
池の奥の部分は水がほとんどなく湿った地面になっており、その部分でリュウキュウカトリヤンマ♀3頭が産卵を始めました。
通常のカトリヤンマに比べかなり褐色味が強く、暗い場所でみると黒っぽいトンボに見えます。

リュウキュウカトリヤンマ
リュウキュウカトリヤンマ♀

産卵を動画にしてみました。

産卵用の容器を持ち合わせていなかったので、1頭はキャッチして持ち帰ったところ、翌日キッチンペーパーに産卵してくれました。

リュウキュウカトリヤンマ
リュウキュウカトリヤンマの卵

1日を目一杯使って沖縄のフィールドを駆け巡り、これでようやく初日終了です。

ヒロシマサナエ♀が写ってました

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
アオサナエの産卵動画を差し替えました。オオイトトンボの産卵動画を追加しました。

6月4日6月5日の広島遠征の続きです。
初日の6月4日の写真の中に、見ることが出来なかったと思っていたヒロシマサナエ♀が紛れ込んでました。

ヒロシマサナエ
摂食中のヒロシマサナエ♀

コサナエたちがいた池岸際の林道で見つけたので、てっきりコサナエ♀の摂食中だと思って撮っていましたが、胸部側面の黒条が変です。ぎりぎり写っている胸部前面の黄斑を見ると明らかにコサナエではないですね。
この2種はサイズといい、外見といいよく似ているので、写真をとったら思い込みで種を決めつけないで、ちゃんと確認しないといけないですね。とりあえずこれで、ヒロシマサナエは♂、♀とも確認出来ました。

6月5日は午前中のみ広島で、午後は2017年6月18日と同じ山口の川に移動。
ホンサナエが♂、♀とも1頭ずつですがいました。

ホンサナエ
ホンサナエ♀

午前中コサナエばかり見ていたので、ホンサナエがやたら巨大に見え、最初はヤンマサイズの大きなトンボがいるけど何だろう?と錯覚を起こしてしまいました。
写真の手前の砂上にアオサナエ♂が1頭いたのでアオサナエの産卵がこないか少し待ちましたが、天気がいまいちで産卵は見られませんでした。

アオサナエ
アオサナエが縄張りしてた場所

何日か前にアオサナエの産卵動画をここで撮っていたので、ホームページの産卵動画を鮮明なものと差し替えました。

アオサナエ
アオサナエの産卵

なお動画はHD画質でアップしてますので、youtubeで見る場合は図のギアマークの設定をクリックして画質をHDに変更すれば、きれいな画質で見ることが出来ます。

youtube
youtubeの設定

6月4日に撮影していた、オオイトトンボの産卵動画もホームページに追加しました。

オオイトトンボ
オオイトトンボの連結産卵

ニホンカワトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
ニホンカワトンボヤゴの産卵動画を差し替えました。

ニホンカワトンボの産卵動画既掲載分が短すぎたので撮り直しに行ってきました。
やや上流部で、川幅5m程度の川堰の部分です。

今年もちゃんとニホンカワトンボは無事で、♂♀とも20頭以上はいました。♀はややくすんで老熟した個体は少く、後はグリーンメタリックの若い個体が多かったです。本格的産卵はもうちょっと先みたいで産卵は時々ある程度でした。

ニホンカワトンボ
ニホンカワトンボの産卵

5月13日になかなか見つからなかったタベサナエ♂が、1頭のみですがここにもちゃっかりといました。

タベサナエ
タベサナエ♂

タベサナエは狭い池、やや大きめの池、細い川、やや幅広の川と結構色々な場所に生息出来る気がします。

トラフトンボの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
トラフトンボの産卵動画を追加しました。

ムカシトンボが見つからなかった4月28日と同じ北九州の場所へ行ってきました。
見つからなかったのは時期的な問題かもと思いましたが、13:40頃に♂のパトロールを1頭見たのみで今日も撃沈しました。やはりここのムカシトンボは激減してしまったようです。
さらにこの時期はヒメクロサナエの産卵も良く見られたのですが、こちらも同様に減っており13:10頃に♂1と♀1が現れたのみ。♀は気づいたら流れの方から現れて岩に張り付いたので、おそらく産卵してたと思います。

ヒメクロサナエ
水面から現れて岩に止まったヒメクロサナエ♀

ここに来る途中に寄った池で、本来目的にしていたトンボはやはり激減していて見られなかったのですが、トラフトンボの産卵が見られたので動画に撮ってみました。
この時期の福岡では、環境のいい池に行くとたいていトラフトンボは少数ではあるものの見られます。
トラフトンボの♀は植生に止まってジリジリを大きな卵塊を尾端に作り、これをチョンと水面に放つことで産卵します。卵は卵紐と呼ばれるゼリー状の紐に展開されます。

トラフトンボ
卵塊を作っているトラフトンボ♀
トラフトンボ
トラフトンボの卵紐(本日撮った画像ではありません)

ダビドサナエの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
ダビドサナエの産卵動画を差し替えました。

ダビドサナエの掲載済み産卵動画は、暗い動画をムリヤリ明るく露光補正した無理があるものだったので、撮り直しに。川のやや上流部といった場所です。

ダビドサナエの産卵は打空産卵で、空中から卵を1卵ずつ葉上やコケなどに落下させていきます。
最初は♂1頭が縄張りしていたここで待機。

ダビドサナエ
ダビドサナエの産卵予測場所

ここの葉上に♀が卵をばらまくはずです。しかし、しばらく粘っても♀の姿は現れませんでした。
途中、少し離れた場所で大型の羽化直後のトンボが葉上に舞上がるのが見え、確認に行くと羽化直後のミヤマカワトンボでした。もう羽化が始まったんですね。

ミヤマカワトンボ
羽化直後のミヤマカワトンボ

場所を移動。ここで♂3頭が縄張りしてました。もう産卵に来る予感しかしないような場所です。

ダビドサナエ
ダビドサナエの産卵地点

♂がいると産卵に来た♀がすぐに連れ去られてしまうので追い払います。本当は、この場所で縄張りしたいのに仕方なく対岸で縄張りしている♂の図。

ダビドサナエ
かわいそうなダビドサナエ♂の図

最終的に12:40~13:40の間に計6回の産卵が見られ、途中2♀同時産卵もありました(全て上図の赤矢印あたりで産卵してました。川に半分つかった岩のコケ上を予想してたので、予想は見事にハズレ)。
一応落下する卵も写ってますが、動画からの切り出しなので縦に伸びた白い線になってます。

ダビドサナエ
ダビドサナエ♀の打空産卵

採卵もしてきました。縦にヒダがあるのがダビドサナエ卵の特徴です。

ダビドサナエ
ダビドサナエ卵

アジアイトトンボの産卵動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アジアイトトンボの産卵動画を追加しました。

4月6日と同じ池に、またまた出動。
こんな感じの場所です。

オツネントンボ
オツネントンボがいる環境

前回撮れなかった写真を撮るのが目的ですが、そのひとつのオツネントンボ♀の単独ショット。olympus tg-5の顕微鏡モードで寄り寄りの食事中の一コマを撮ってみました。
多くのトンボでは、摂食中はかなり寄ることが出来ます。

オツネントンボ
摂食中のオツネントンボ♀

♂も接写で深度合成。上の写真と比べると尾端まではっきり写っています。

オツネントンボ
オツネントンボ♂

ホソミオツネントンボは福岡でもいる所にはかなりいますが、この池ではこの1ペアのみでした。

ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボの連結産卵

今日はアジアイトトンボの産卵もありました。

アジアイトトンボ
アジアイトトンボ♀の単独産卵

池を1周しても、ヒトの目で探す限りは♂2♀1しか見つからないのですが、ちゃんとこの広い池で出会って交尾して産卵している不思議。ただ、そういう仕組みがないと、この池ではとっくに絶滅しているでしょうね。
トンボの産卵行動を見ていると親の記憶が引き継がれているとしか思えないことがよくあります。遺伝子には環境によって遺伝子の発現を変える仕組みがあるので(エピジェネティクス)、実際に引き継いでるんじゃないかな~と妄想中。