「リュウキュウハグロトンボ」カテゴリーアーカイブ

その他の沖縄産ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
カラスヤンマの卵~2齢、チビサナエの卵~2齢、リュウキュウハグロトンボの卵~3齢を追加しました。

7月6日~10日に採卵した沖縄産ヤゴのうち、カラスヤンマチビサナエリュウキュウハグロトンボの3種は2~3齢までしかうまく育ちませんでした。

いずれもヤゴがうまく餌を捕獲出来ず、成長しなかったと思われます。カラスヤンマやチビサナエは、そもそも砂の中に潜っているので採餌できてるかどうかの確認も出来ません。イトミミズを砂の中に入れてはいますが、1mm程度の極小ヤゴにとっては1cm程度のイトミミズでも巨大な相手になります。

一方、巨大な相手にも平気にかぶりついて成長するヤゴもいます。ウチワヤンマやメガネサナエでは、自分の10倍もあるような巨大なイトミミズにかぶりついて、ブンブンふりまわされているのを観察した事があります。
下図は、砂+イトミミズの容器に孵化したアオサナエを入れて、後はエアレーションするのみでほったらかしておいたのですが、ほとんどの1齢幼虫が無事に成長していました(ざっと200頭います)。

アオサナエヤゴ
アオサナエヤゴ

沖縄産ヤゴの脱皮

沖縄産のヤゴが順調に脱皮を重ねています。

アオビタイトンボが、7月11日に孵化し現在6齢で体長約4.3mm。

アオビタイトンボ
アオビタイトンボ6齢ヤゴ

チビサナエは、7月22日(産卵後15日)に孵化し現在2齢で体長約1mm。

チビサナエ
チビサナエ2齢ヤゴ

リュウキュウハグロトンボは、7月23日(産卵後16日)孵化で現在3齢で体長約2.3mm。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボ3齢ヤゴ

リュウキュウルリモントンボが、7月25日(産卵後16日)孵化で現在4齢で体長約2.4mm。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ4齢ヤゴ

リュウキュウカトリヤンマが、7月27日(産卵後20日)孵化で現在4齢で体長約6.5mm。

リュウキュウカトリヤンマ
リュウキュウカトリヤンマ4齢ヤゴ

ウミアカトンボは現在4齢で、体長約2.1mm。

ウミアカトンボ
ウミアカトンボ4齢ヤゴ

オオキイロトンボは現在5齢で、体長約3.6mm。オオキイロトンボは終齢になると複眼が後側方に突き出しますが少しその片鱗が出てきました。

オオキイロトンボ
オオキイロトンボ5齢ヤゴ

オオハラビロトンボは現在6齢で、体長約4mm。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ6齢ヤゴ

カラスヤンマは現在2齢で、体長約1.4mm。

カラスヤンマ
カラスヤンマ2齢ヤゴ

ヒメハネビロトンボは現在7齢で、体長約5.2mm。

ヒメハネビロトンボ
ヒメハネビロトンボ7齢ヤゴ

ベッコウチョウトンボは現在5齢で、体長約2.8mm。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボ5齢ヤゴ

ベッコウチョウトンボなどの産卵

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
リュウキュウハグロトンボの産卵動画を追加しました。

沖縄2日目です。
午前中は昨日と別の渓流へ。

チビサナエ
2日目に行った渓流

こちらでもカラスヤンマのヤゴ自体は見つかるのですが、渓流にいた時間内はカラスヤンマは出てきませんでした。
リュウキュウハグロトンボがいますが数は少なめ。産卵♀は見つかったので動画を撮りHPにアップロードしました。動画の後半は潜水産卵です。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボの産卵

産卵した葉も持ち帰って採卵しました。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボ卵

他には、チビサナエの♂が渓流にちらほら。10:30頃になり交尾した♂♀が頭の高さくらいの葉上に乗っかりました。

チビサナエ
チビサナエの交尾態

捕獲し♀の尾端をカップにつけたら簡単に産卵してくれました。

チビサナエ
チビサナエ卵

リュウキュウルリモントンボもいることにはいますが♂2のみ。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ♂

この場所を去る時に少し開けた場所の森を見上げると、オオキイロトンボ8頭が葉上をフワフワ、グルグルと飛んでいました。

2番目の場所は、ダム湖に隣接している植生の豊かな池で昼過ぎに到着しました。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボがいる池

まず目に飛び込んできたのがベッコウチョウトンボ。
先ほどのオオキイロトンボもそうですが、亜熱帯の日差しが似合う色彩のトンボです。
これがヒラヒラ飛んでいるのを見ていると、沖縄だな~と。
本土のチョウトンボより少し大型。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボ♂

産卵もあったので動画にしました。

もちろん採卵も。

ベッコウチョウトンボ
ベッコウチョウトンボ卵

他には、ベニトンボ、アオビタイトンボが多かったのですが、産卵は行った時間帯には見られませんでした。アオビタイトンボは、水面上の葉に産卵して卵を貼り付けるのですがいくつか見つかったので採卵してきました。もう、かなり発生が進んでいて今にも孵化が始まりそうです。

アオビタイトンボ
アオビタイトンボ♂
アオビタイトンボ
葉上のアオビタイトンボ卵集合
アオビタイトンボ
アオビタイトンボ卵、孵化直前

オオキイロトンボもここにいるはずなのですが見当たらずで、また午前中に再訪する予定です。

最後の場所は、昨日の3番目の場所と同じ。
オオハラビロトンボの採卵が出来なかったので何とかしようと再訪しました。産卵は現れませんでしたが、池の周りをグルッとしてみると奥の方に♂といっしょに枝先に止まっている♀を発見。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ♀(背後にいるのは♂)

♂はこの♀に軽くちょっかいを出すものの、すぐに2頭とも同じ枝先に戻ってしまいます。♀をキャッチして採卵。

オオハラビロトンボ
オオハラビロトンボ卵

これで沖縄2日目は終わりです。沖縄は天気がいいのですが、九州は相変わらず大雨のようです。

沖縄2日目。リュウキュウルリモントンボなど。

沖縄2日目です。今日は終日快晴でした。
まず、こういった渓流へ。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボの場所

 

いるのはリュウキュウハグロトンボ。緑色の金属光沢を持つ美しいトンボです。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボ♂

 

モノサシトンボ科のリュウキュウルリモントンボ。

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボ♂

 

リュウキュウベニイトトンボも少しいました。

リュウキュウベニイトトンボ
リュウキュウベニイトトンボの交尾態

 

他に、リュウキュウトンボが1回空中に現れ、オキナワコヤマトンボも1回産卵に現れました。急に現れて飛びまわるトンボを撮影する技術は持ち合わせず、両者とも写真はありません。アマミサナエ(オキナワサナエ)も縄張りを張っていますが、気づくと同時に飛び去るため、これも写真なし。

ヤゴはリュウキュウハグロトンボ、リュウキュウルリモントンボ、チビサナエが少し。あとアマミサナエも1頭いました。リュウキュウトンボとオキナワコヤマトンボヤゴもいるだろうと、枯れ葉の沈下物もしつこく探しましたがこちらは見つかりませんでした。

リュウキュウハグロトンボ
リュウキュウハグロトンボのヤゴ

リュウキュウルリモントンボ
リュウキュウルリモントンボのヤゴ

アマミサナエ
アマミサナエのヤゴ

 

次に行ったのは、ダムから流れ出る川でこういう所。

アカナガイトトンボ
アカナガイトトンボの場所

 

昨年は、アカナガイトトンボの産卵がありましたが、見つかったのは♂2頭のみでした。ホームページの写真がないので、とりあえず何枚か撮影。

アカナガイトトンボ
アカナガイトトンボ♂

 

他にはベニトンボが非常に多数。
環境写真の後ろの草むらにホソミシオカラトンボが1頭だけいました。

ホソミシオカラトンボ
ホソミシオカラトンボ♂

 

流れが淀んだ所には、コフキヒメイトトンボも。

コフキヒメイトトンボ
コフキヒメイトトンボ♂

 

次は昨年カラスヤンマヤゴがいた渓流へ。

カラスヤンマ
カラスヤンマの場所

昨年は終齢と亜終齢ヤゴが見つかりましたが、今年は終齢より4-5齢くらい前と思われる小さなのが見つかりました。あとはチビサナエが少々。

カラスヤンマ
カラスヤンマの若齢ヤゴ

ここでもオキナワコヤマトンボが現れ目の前で産卵を始めました。しかし、写真を撮る技術も捕獲する網もなくお手上げ。目の前70~80cmくらいを往復打水産卵しているのですがなすすべがありません。
産卵方法自体はコヤマトンボと同じですが、もっと小型で、産卵法もスケールが小さく、比較的流れが速い渓流をチョコマカと動いて打水しています。

最後の場所は湿地状の田園地帯。

ヒメトンボ
ヒメトンボの場所

 

午後の遅い時間だったので、見つかったのはヒメトンボ、コフキヒメイトトンボ、ショウジョウトンボ、コシボソトンボ、コシブトトンボ少々のみでした。

ヒメトンボ
ヒメトンボ♀

ハラボソトンボ
ハラボソトンボの交尾態