YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
コシブトトンボを追加しました。
「コシブトトンボ」カテゴリーアーカイブ
コシブトトンボの1齢ヤゴ
5月3日に採卵したコシブトトンボの卵が孵化しました。
従来1齢程度の若齢ヤゴをとる時は、ZUIKO DIGITAL 35mm Macro + 2×TELECONVERTER EC-20 + FOUR THIRDS ADAPTER EC-20の組み合わせを使っていました。
しかし、対象は1mm程度で透明に近い連中なので、画質的には到底満足出来るものではありませんでした。
最近、中国のメーカー中一光学(ZHONG YI OPITCS)から4×~4.5×のマクロ撮影が出来るマクロレンズ、FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO 4-4.5:1が発売されました。
価格も手頃なので、購入してみました。
こんな感じでレンズの先端がまるで顕微鏡の様。

上が従来のレンズ組み合わせで、下がfreewalkerでとったコシブトトンボの1齢ヤゴです。
画質的にはかなり改善されました。使えるレンズですが、手ぶれの影響が出るので撮影時の照明をもう少し明るくする工夫が必要そうです。


コシブトトンボの採卵
今年のGWも昨年に続き、沖縄観光&トンボ探索です。
福岡近郊のトンボ&ヤゴはすでに網羅してしまったので、種類が多い沖縄のトンボに進出です。
しかし、残念ながら天気に恵まれませんでした。昨日までは、まあまあの天気予報だったのですが朝起きてみると雨。青の洞窟でのシュノーケリング予定も急遽2日後に延期し、とりあえずあるダムへ向かいます。
こういう生息環境です。


傘を差して雨を避けながらの苦しい作業ですが、コシブトトンボのヤゴを見つけました。日本では、ハッチョウトンボに次ぐ小型トンボです。

天気は悪くても遠くまで飛んでいくようなトンボではなく、草地の狭い範囲に数頭の成虫が集まっているのを見つけました。


草地の中での交尾もあり。

午後になり少し薄日が差す時間帯があり、産卵撮影を狙いましたが、1回だけあった貴重なチャンスは撮り逃してしまいました。しかし、♀からの採卵は成功したので、持って帰って飼育してみます。
他に少しいたのは、ベニトンボ♂未熟、ハラボソトンボ、ショウジョウトンボの沖縄個体群(いわゆるタイリクショウジョウトンボ)などでした。
