YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
アオモンイトトンボ卵~2齢、アジアイトトンボ卵~2齢、ハラボソトンボ卵~3齢、ヒメクロサナエ卵~2齢、マイコアカネ卵~2齢、モノサシトンボ卵~2齢を高倍率撮影画像で差し替えました。






モノサシトンボ卵は先端に突起があるのが特徴です。
従来の卵画像でははっきりしていませんでしたが、差し替え画像ではよく見えるようになりました。

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑の、
アオモンイトトンボ卵~2齢、アジアイトトンボ卵~2齢、ハラボソトンボ卵~3齢、ヒメクロサナエ卵~2齢、マイコアカネ卵~2齢、モノサシトンボ卵~2齢を高倍率撮影画像で差し替えました。
モノサシトンボ卵は先端に突起があるのが特徴です。
従来の卵画像でははっきりしていませんでしたが、差し替え画像ではよく見えるようになりました。
YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヒヌマイトトンボの産卵動画を追加しました。
セスジイトトンボの産卵動画を差し替えました。
最近近場のフィールドではずすことが多いので、絶対にはずさない(だろう)フィールドめぐりしてきました。
まあ、それでも時々はずしてしまう昨今の状況ですが。
まず山口のヒヌマイトトンボの産地へ。産卵動画撮影が目的です。とりあえずそのフィールドは無事で、一安心。
8:30頃に着いたのですが、♂、♀ともかなりいました。♂の画像。olympus tg-5の顕微鏡モードで深度合成してみました。
イトトンボの中でも小型種ですが、全くその雰囲気のない迫力のトンボ画像になってしまいました。
♀の画像。こちらは顕微鏡モードで深度合成なし。♀は未熟なうちはオレンジで、成熟すると褐色に変わりますが、大部分の♀はまだオレンジの色合いでした。
羽化中や、羽化直後も結構いました。
まだ産卵シーズンには早かったかもしれませんが、そのうち交尾態を見つけることが出来ました。
トンボはフィールドに分散して点在しており、ここのポイントで産卵がないか見張ることに。密集した葦原の中で活動するトンボなので見つけたり、写真撮影が大変なので、ポイントをしぼる方が効率がいいでしょう。
フィールドガイド「日本のトンボ」によると、午後の暑い時間帯に産卵があるとのことで待つことしばし。10:50頃に褐色の成熟した♀が1頭現れ、11時過ぎになり産卵を始めました。
産卵動画を撮影しミッション終了で、今度は福岡に戻りセスジイトトンボがいる2016年6月26日と同じ池に。
最近近場では、ザ・普通種と思っていたクロイトトンボやコシアキトンボも少なくなっていますが、この池は安泰でした。
セスジイトトンボ、クロイトトンボ、アオモンイトトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ多数、ギンヤンマ系時々といったところです。
アオモンイトトンボの♀はどう猛とされ、他種のイトトンボをよく捕食しています。
逆に、セスジイトトンボやクロイトトンボの♂縄張りに侵入したアオモンイトトンボ産卵♀が、♂に交尾をせまられ捕まってしまい、ふりほどいている姿もよく見かけました。
さて目的は、セスジイトトンボの産卵動画の撮り直しです。ホームページの既掲載分が手ぶれがありいまいちなので。
産卵ペアがいくつかいて、今回はカメラを三脚にセットして動画撮影しました。しかし、微妙に手ぶれが入ります。300mm望遠(フォーサーズ規格なので600mm相当)の望遠端なので、しょうがないか。
撮影も終わり最後にコシアキトンボを撮っていると、やはり手ぶれが入り気になります。もしやとチェックするとレンズ側の手ぶれ防止スイッチがoffになっていました。onにするとトンボが見事にピタッと止まります。
セスジイトトンボのポイントに戻るも産卵見つからずギブアップ。前の産卵動画より解像感は上なので、結局ソフトで手ぶれ補正したものをアップし動画を差し替えました。
カメラやレンズのことは詳しくないのですが、レンズに手ぶれ補正切り替えスイッチがついているのは、offにするニーズがあるのでしょうか?それとも何か、別の理由があるのでしょうか?
下のコシアキトンボの写真ですが両者とも♂の画像です。♂は未熟な内は腰の白い部分が黄色でそれが成熟すると白く変わりますが、上の♂の白帯はまだ黄色みが残っています(ちなみに♀は黄色)。
YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
シオヤトンボ、アオモンイトトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。
寒すぎてフィールド活動停止中でしたが、あまり家でゴロゴロしてるのもなんなのでヤゴの生態動画を撮ってきました。
といっても、屋外での撮影はきつすぎるので、ヤゴをつかまえて家のセットで撮影しました。
普通種ですがシオヤトンボ。
シオカラトンボ属のヤゴは似ていて、正確には背棘や側刺毛の数などを検討しないと分からないのですが、シオヤトンボの終齢成り立てヤゴは外観の見た目だけで区別がつきます。
腹部が寸詰まりなので、体長に較べて頭部が大きめに見え、肢芽も腹部第7節まで達します。また、シオカラトンボやオオシオカラトンボヤゴに較べて小さめです。
左がシオヤトンボで右がシオカラトンボ。
これが羽化直前になり腹部が伸びてくると。見た目ではなかなか区別がつきません。
同じく、左がシオヤトンボで右がシオカラトンボ。
こちらも普通種ですがアオモンイトトンボ。
YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アオモンイトトンボと、
マルタンヤンマ
を追加しました。
今日はヤゴの下見第2弾です。
11月23日と同じく佐賀探索で、目的は前回と同様キイロヤマトンボとミヤマサナエヤゴです。
まず1カ所目。7月18日の1カ所目と同じK川のポイントです。
以前はミヤマサナエのヤゴがたくさんいましたが、全くいません。いたのは、やっぱりねーのダビドサナエ。
少し上流に移動し、7月18日の2カ所目と同じポイントに移動します。
ここもダビドサナエのみ。川のヤゴは通常ドロ底とか礫底とか砂底の好みがあるものですが、ダビドサナエは全く節操なしです。ドロ底~粗い礫底、コオニヤンマが好む落ち葉の堆積部まで、どこからでも見つかります。これぐらい生活力が強くないと、環境悪化が進んでいるこの頃では、普通種になれないということでしょうね。
石の上にマユタテアカネ♂が2頭いました。さすがに九州北部も寒波がきており全く元気がありません。マクロモードで1cm手前から撮影しても飛ぶ気配なしです。日が照って温度が上がれば飛ぶと思いますが、今日はあいにく曇りです。
さらに50mほど下流のポイント。
7月18日にキイロヤマトンボ様の飛び方をするヤマトンボ♂がいたので念のため調べてみました。観察した限りでは、コヤマトンボ♂は草が覆いかぶさる川岸を往復パトロールし、キイロヤマトンボは流れが少し緩くなる川面をグルグルとパトロールします。そして、これは♀が産卵を好む環境と同じです。
残念ながらキイロヤマトンボヤゴはいません。10年くらい前もこのあたりのポイントでは、ミヤマサナエのみでキイロヤマトンボは見ていません。
さらに4Kmほど下流に移動します。ここでもダビドサナエのみ。以前はミヤマサナエがそこそこいました。
最後に、最初の場所から10Km程度下流部です。ここでは以前、ホンサナエも記録されていますが、4年前に調べた時には見つかりませんでした。その際、キイロヤマトンボとミヤマサナエが少しいました。
いるにはいましたが、それぞれ1頭ずつでした。
ミヤマサナエの若齢は、脱皮直前の腹部が伸張した状態ではホンサナエヤゴとかなり似てきますが、このヤゴはミヤマサナエでいいと思います。
結局、今日も来年に結びつくようなヤゴ多めのポイントは見つけられませんでした。来年も両種の採卵はきびしそうです。
かなり寒くなってきたので今年のフィールド活動は、これできっと終了です。