「トラフトンボ」カテゴリーアーカイブ

広島遠征 コサナエ

2~3月は手間のかかる案件にかかりっきり、4月になるとすぐに白内障手術、その後仕事用に開発したプログラムを自力で”令和”に対応させる作業と色々大変で・・・。全て終わって、ようやく暇になりました。

さてGWの連休ということで、ヒロシマサナエを探しに広島まで。
現地に近づくにつれどんどん高度があがっていきスキー場も現れます。うーん嫌な予感、寒すぎてまだ発生してないかも。
前夜は近くの無料のキャンプ場に宿泊。いずれバイクで出かけてソロキャンプもしたいので、今回は軽量のキャンプ用具を揃えてその予行演習も兼ねてます。中央下の炭火台なんて横幅わずか20cmで全てがチマチマとしたキャンプですが、それはそれで楽しいもの。

ソロキャンプ
ソロキャンプの道具

翌日は朝から快晴で、向かったのはこういう所。

コサナエ
コサナエのいる湿原の池

一見何の変哲もない池のように見えますが、周りには湿地がありチョロチョロとした細流がたくさん流れ込むすばらしい環境でした。
ヒロシマサナエは見つけられませんでしたが、発生しているトンボは何とかいました。下は羽化したばかりのコサナエ♀で、福岡にはいないトンボです。

コサナエ
羽化直後のコサナエ♀

他にいたのは、ホソミオツネントンボとやはり羽化したばかりのヨツボシトンボくらいでした。

長居していても何も起こりそうにないので、午後は山口に移動して海浜公園に。
種の保存法により保護されている、ベッコウトンボ。

ベッコウトンボ
ベッコウトンボ♂

下のような広い芦原に少し空が開けた場所が必要と環境の選択性が狭いため、全国でも何カ所にしか生息していない激減したトンボです。

ベッコウトンボ
ベッコウトンボの生息環境

午後遅い時間だったため、縄張りしている♂が十頭程度と♀が少しいた程度で、産卵などの活動は特に見られませんでした。
他には羽の模様が少し似ているヨツボシトンボが少し。

ヨツボシトンボ
ヨツボシトンボ♂

水路をパトロールしているトラフトンボ♂が1頭。

トラフトンボ
トラフトンボ♂

ムスジイトトンボはたくさんいました。

ムスジイトトンボ
ムスジイトトンボ♀

オツネントンボもいるようなのですが、見つけることは出来ませんでした。
ということで大遠征の割には収穫の少ない1日でした。

トラフトンボ

GW後半は近場をプラプラしてます。
まずこういう池。

トラフトンボ
トラフトンボの池

 

ホームページのトラフトンボ画像がやらせ画像なので、自然の状態のトンボを撮影しようという目的です。
2~3頭の♂が飛んでおり、一瞬ホバリングするのですがすぐに動き出すので撮影が難しいです。
これが一番ピントがあっていた飛翔画像。

トラフトンボ
トラフトンボ♂

 

♀は見ませんでしたが、トラフトンボの卵紐はありました。水中から撮った画像です。

トラフトンボ
トラフトンボの卵紐

 

次にフタスジサナエを狙ってこんな池。

フタスジサナエ
フタスジサナエの池

 

昨年までコンスタントにフタスジサナエがたくさんいたのに、今年は1頭も見つかりません。なぜ???
池の別の一角にタベサナエがいるのでそちらを見に行ったら、タベサナエは6~7頭の♂がいました。

タベサナエ
タベサナエ♂

 

近くの小規模な池も覗いてみました。

フタスジサナエ
フタスジサナエの池

 

こちらの方は何とかフタスジサナエ♂が1頭のみいました。

フタスジサナエ
フタスジサナエ♂

 

なお、トンボ画像は両方ともolympus tg-5の顕微鏡モードで、ごく近くからアップで撮ったものです(最近のマイブーム)。

こちらは帰ってから撮影した、トラフトンボ卵。

トラフトンボ
トラフトンボ卵

 

すでに細胞分裂が始まっており、産卵後何日かを経過した卵でした。

ヤゴの生態動画 ヒメサナエ、トラフトンボなど

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ヒメサナエクロイトトンボシオカラトンボトラフトンボハネビロトンボヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

家族が正月にインフルエンザになってしまい予定がキャンセルです。福岡の正月としては珍しく天気もいいのでフィールドにお出かけです。

まず1月1日の活動。昨年12月18日の渓流のずっと下流で、中流域にさしかかってはいるけれど、まだ流れはそこそこ早いといった場所です。ヒメサナエは最上流域で産卵しますが、ヤゴはどんどん流下していき主に中流域にさしかかる場所で見つかります。
部分的に平坦になった、早い流れ込みがいったん遅くなる石の下などが、良く見つかるポイントです。網を下にセットして岩を足でゴロゴロ動かしていくと見つかります。

ヒメサナエ
ヒメサナエが潜む石

 

ヒメサナエのヤゴの擬死は、足を開き、背中を反らし、長時間続くタイプです。黒褐色のヤゴなので、動きを止めて流れ落ちていくと木片にしか見えません。じっとしているのが一番安全ということです。

ヒメサナエ
ヒメサナエヤゴの擬死

 

次に1月3日の活動で、昨年12月25日と同じ池です。以前であれば、タイワンウチワヤンマ、ショウジョウトンボ、ネキトンボ、クロイトトンボ、ムスジイトトンボ、オオヤマトンボ、ギンヤンマ類、シオカラトンボ類のヤゴは簡単に、チョウトンボ、トラフトンボはがんばれば見つかるといった感じでした。2年前から夏に完全に水を落とすようになってしまいトンボが激減です。
クロイトトンボは多数いますが、がんばっても他にはシオカラトンボが4-5頭、ショウジョウトンボ1頭(脚が1本欠損しており撮影には不向き)。
しかし、たいして期待していなかったのですがトラフトンボヤゴが2頭見つかりました。

トラフトンボ
トラフトンボヤゴ

 

現地での撮影は大変だったので、シオカラトンボ、クロイトトンボは持って帰り自宅で撮影しました。

シオカラトンボ
シオカラトンボヤゴ

クロイトトンボ
クロイトトンボヤゴ

 

あと飼育中のハネビロトンボヤゴも撮影しました。

ハネビロトンボ
ハネビロトンボヤゴ