ヤゴの生態動画

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アキアカネコノシメトンボサラサヤンマタイリクアカネナツアカネミヤマアカネリスアカネヤゴの動きを記録した動画を追加しました。

いずれも飼育個体をセットで撮影したものです。上のうち、6種はアカネのヤゴなのでよく見ると側棘などに違いはあるものの、ほぼ同じような動画です。

 

アキアカネ
アキアカネヤゴ

 

コノシメトンボ
コノシメトンボヤゴ

 

サラサヤンマ
サラサヤンマヤゴ

 

タイリクアカネ
タイリクアカネヤゴ

 

ナツアカネ
ナツアカネヤゴ

 

ミヤマアカネ
ミヤマアカネヤゴ

 

リスアカネ
リスアカネヤゴ

ネアカヨシヤンマヤゴの脱皮

飼育中のネアカヨシヤンマヤゴに脱皮直前のサインが現れました。 腹部が伸び、体色が薄く見え、翅芽が斜めに立ってきたら脱皮直前です。

olympus tg-5を水中に沈めて待ち構えていたらやはり脱皮が始まりました。無事水中動画が撮れましたが、完全にヤゴが抜け出す直前で残念ながら撮影終了になっていました(カメラの仕様)。
動画はタイムラプス編集して、5倍速にしています。実際は10分間強かかっています。

メガネサナエ4齢ヤゴ

昨年11月18日に3齢まで育ったメガネサナエヤゴですが、その後は越冬態勢に入ってしまいました。
冬期が近づくとヤゴはほとんど摂食しなくなり、脱皮して齢期を進めることもなくなります。飼育ヤゴの経験では、九州北部だと11月になると越冬態勢に入ってしまうヤゴが多いようです。

ある程度齢期が進むと冬を生き残る可能性が高くなるのですが、若齢ヤゴは越冬能力が低く、はたして3齢メガネサナエヤゴは冬を乗り切れるのか?という状況でした。

予想はされましたが、100頭以上いた若齢ヤゴはほぼ死に絶えてしまいました。
しかし、数頭はなんとか生き残り一部4齢になりました。

メガネサナエ
メガネサナエ若齢ヤゴ。左が4齢、右が3齢

 

さて、暖かくなっては来ましたが生き残ったわずかのヤゴは終齢まで育つでしょうか?

若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページヤゴ図鑑の、
ミヤマアカネ卵~4齢、ナツアカネ卵~2齢、ノシメトンボ卵~2齢、オオルリボシヤンマ卵~2齢を、高倍率撮影画像で差し替えました。

中一光学のFreeWalker 4~4.5倍レンズ(一部はOlympus tg-5の顕微鏡モード深度合成)で撮影した画像で、若齢ヤゴ画像を差し替えました。左が従来の画像で、右が差し替えた画像です。

ミヤマアカネ
ミヤマアカネ1齢

 

ナツアカネ
ナツアカネ1齢

 

ノシメトンボ
ノシメトンボ1齢

 

下のオオルリボシヤンマ1齢はOlympus tg-5の3.0倍顕微鏡モード深度合成で撮った画像です。複眼を拡大していますが明らかに解像度が違います。

オオルリボシヤンマ
オオルリボシヤンマ1齢

 

tg-5の顕微鏡モードは最高で4.0倍まで拡大出来ますが、ヤンマの1齢くらいの大型ヤゴになると4.0倍で撮ると画面からはみ出してしまいます。
昔はマクロレンズとテレコンバーターでなんとか倍率をかせいて撮影していたのが、今はコンパクトカメラで更にいい画像が撮れてしまうのでデジカメの進歩はすごいです。

ただし、最高倍率で撮る場合は被写体がレンズのごく直前になるため、正規品のFD-1などのディフューザーでは近寄り切れないため、どうしても照明セットを自作する必要があります。

オツネントンボ

暖かくなってきました。フィールド活動再開です。
といっても、この時期成虫は越年する種に限られるので、オツネントンボの採卵を目的としました。福岡では、確実に見られる場所を知りませんので大分まで出張です。

昨年3月19日と同じ場所で、トンボ愛好家にとっては(他の種で)有名な池です。

オツネントンボ
オツネントンボの池

 

10時くらいに着きましたが、ホソミオツネントンボは多数いて産卵も活発です。
写真は、片腕を伸ばしてOlympus-TG5を近づけ、顕微鏡モードで液晶も見ずに適当にシャッターを切ったものです。ピントもばっちりで、♂の尾部付属器が♀の前胸をがっちりとつかんでいるのが写っていました。イトトンボ系は、♂♀の交尾態を捕獲してもなかなか連結が解けませんが、これを見ると納得です。

ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボの連結産卵

 

オツネントンボは残念ながら昨年と同じく、一定の場所で縄張る♂1頭のみでした。細々と生き延びているのか、時期によってはもう少し見られるのか、遠方なので確認しようがありません。オツネントンボ♂の本能を信じて、ここに♀が現れるかもとしばらく粘りましたが来ませんでした。
写真はOlympus-TG5で同様の撮り方をしたものです。

オツネントンボ
オツネントンボ♂

お知らせ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
アマミサナエを追加しました。
総齢期数はヤマサナエから推定した数値で、変更される可能性があります。

昨年5月4日のアマミサナエヤゴ(沖縄で採取したので亜種のオキナワサナエ)が羽化しました。

セットで撮影したヤゴの動き。

アマミサナエ
アマミサナエヤゴの生態。砂への潜り込み。

 

アマミサナエヤゴ2頭持ち帰ったのですが、♂と♀が羽化しました。

アマミサナエ
アマミサナエ♂

 

アマミサナエ
アマミサナエ♀

 

ホームページの方はセットの上で、それっぽく見えるようなトンボやらせ写真を撮って掲載しました。

ムカシトンボの上陸ヤゴ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
ムカシトンボ上陸ヤゴの動画を追加しました。

今年の寒かった冬もようやく終わりました。
久々に天気のよい日曜で出かけてきました。

目的は、ムカシトンボの上陸ヤゴが潜んでいる環境を動画で撮ることです。動画の方がどういう所にいるか分かりやすいと思うので・・・

昨年3月9日と同じ渓流ですが、今年もわりと簡単にみつかりました。
渓流の流れから始めて、潜んでいる所のアップまでを動画にしてみました。

若齢ヤゴ高倍率撮影

YAGOPEDIAホームページヤゴ図鑑の、
アキアカネ卵~4齢、コノシメトンボ卵~2齢、タイリクアカネ卵~1齢、リスアカネ卵~2齢を、高倍率撮影画像で差し替えました。

中一光学のFreeWalker 4~4.5倍レンズ(一部はOlympus tg-5の顕微鏡モード深度合成)で撮影した画像で、若齢ヤゴ画像を差し替えました。

その際に気付いたのですが、従来掲載していたアキアカネ1齢画像は、2016年7月31日オオヤマトンボ1齢画像と同様で腹面画像でした。またしても、やらかしていたんですねー。

従来の画像は、Olympus35mmMacro+2×TELE CONVERTERで撮影しており約2.4倍程度ですが、アカネの1齢くらいになると小さすぎて勘違いが起こってしまいます。

アキアカネの従来画像をよくよく見ると、複眼は下方からの形になってますし、下顎が頭部を下から覆っているのがぼんやりと写っていました。

アキアカネ
アキアカネ1齢。左が従来掲載分。右が差し替え分。

 

コノシメトンボ
コノシメトンボ1齢

 

タイリクアカネ
タイリクアカネ1齢

 

リスアカネ
リスアカネ1齢

お知らせ

YAGOPEDIAホームページのヤゴ図鑑に、
生息環境の説明と写真に加えて、ヤゴの生息様式の説明と、実際にヤゴがいる微環境の写真を追加しました。

 

キイロヤマトンボのヤゴ調査

YAGOPEDIAホームページに、
モノサシトンボタイワンウチワヤンマオニヤンマベニイトトンボミヤマサナエヒメクロサナエリスアカネマユタテアカネのトンボ画像を追加・更新しました。

ひとつ前の投稿にあるように、web上のヤゴやトンボフォルダーを種別に変更して更新作業が楽になったので、何種類かのトンボ画像を追加・更新してみました。

さて、採卵が成功していない2種、キイロヤマトンボとミヤマサナエは、今年も結局駄目でした。ということで、本日は毎年恒例の来年にそなえてのヤゴ調査。

まず近場の川から始めました。昨年の12月18日より少し上流の場所です。12月18日の場所はキイロヤマトンボの復活をかなり期待させたのですが、6月10日に記載したように護岸工事が始まってしまい結局アウトに。そこから直線距離にして800mほど上流です。

川
川1カ所目

 

こういう感じの場所で、10年くらい前はキイロヤマトンボ、アオサナエ、ミヤマサナエのヤゴが割と見つかり、稀にホンサナエもいるという状況でした。しかし、もう過去形になってしまいました。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴ若齢

 

それでも、キイロヤマトンボヤゴは何とかいました。若齢が2頭。これは今年に産卵され孵化したヤゴだと思われます。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴ終齢

 

終齢も3頭いました。ここ4年ほど♂のパトロールにすら出会えないのですが、ひっそりと生き残っていて子孫もちゃんと残してますね。ミヤマサナエヤゴは見つかりませんでした。

更に少し上流の支流。

川
川の支流

 

こんな感じで川底の感じはキイロヤマトンボヤゴに最適で、以前からとっても気になっていた場所です。ただ支流で幅も狭く、何段か途中に堰があり、また、これまで見かけた成虫はコオニヤンマとハグロトンボのみ。

特定のヤゴを狙う時は、直感的に一番怪しい場所から網を入れるので1網目から目的のヤゴが入ることも結構あります。1網目。駄目。2網目。駄目。
これは駄目かなー。やっぱり、駄目でした。

ダビドサナエ
ダビドサナエヤゴ亜終齢

 

わずかにダビドサナエの亜終齢が1頭いたのみ。

さらに、本流の上流側に移動。

川
川3カ所目

 

こんな感じで夏はオナガサナエが多く、ここより少し上流側に水が若干よどんで砂・泥がたまる場所があります。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴ終齢

 

キイロヤマトンボヤゴはここにも少しいました。終齢が4頭と若齢が2頭。

キイロヤマトンボ
キイロヤマトンボヤゴが潜んでいた場所

 

いた場所はこんな感じで、泥もたまって淀み、どちらかというとコヤマトンボヤゴがいそうな環境ですが、コヤマトンボヤゴは今回は見つかりませんでした。ミヤマサナエヤゴも、ここでも見つかりませんでした。

本日の調査結果はイマイチでしたが、キイロヤマトンボヤゴは2カ所で7頭終齢がいましたが、実際はもっといっぱいいると思います。

来年は何とかして♂のパトロールぐらいには出会いたいものです。

yagopedia blog版(ヤゴペディアブログ)